ブログ
2021年7月21日
太陽光パネルが載ってるけど、屋根塗装は必要?
皆さんのお家の屋根の上には太陽光パネルが設置されてますか?屋根材の保護や美観を目的として屋根塗装リフォームを行いますが、太陽光パネル下の部分は紫外線も雨も直接はほとんど当たらない為、劣化速度は落ちます。そうなると、メンテナンスを兼ねた塗り替え塗装リフォームは必要なのでしょうか?
今回は、太陽光パネルが屋根に設置されている家の屋根塗装リフォームについてご紹介します。
屋根塗装は必要です!
一般的な住宅では、屋根の全面に太陽光パネルが搭載されているのは稀です。太陽光パネルが設置されている部分はパネルがあることで、その下の屋根材の劣化はパネルが無い部分よりも軽減されています。つまり、太陽光パネルが設置されてない面は、通常の屋根塗装の周期で塗装メンテナンスは必要というわけです。
それでは、どのようにして塗装を行うのでしょうか…。
太陽光パネルはそのままで取り外さないで施工
この場合は、新築時にパネルが取付られていた場合です。新築から13~15年で1回目の屋根塗装メンテナンスの時期を迎えます。太陽光パネルが載っている部分は直接、紫外線や風雨に当たることがなく、パネルが無い部分と比べると屋根材の劣化は、それほどでもありません。
パネルの取り外しを行わずに、その他の部分の塗り替えを行います。太陽光パネルの部分は、その他の部分を塗る際のペンキが飛んでパネル表面を汚すことを防ぐためにビニール養生をします。
また、太陽光パネルの取り外し、塗装後の取付費用がかからないので費用面でもお財布に優しくなります。ただし、次回の2回目の塗り替えリフォームの際にはパネル下の屋根材の寿命を考慮して、パネルは取り外したうえで塗装をしなければなりません。
太陽光パネルを取り外して施工
パネルを取り外して施工するのは、新築時にはパネルの取付はなく築後10年以上経ちパネルを取り付けた場合です。
築後10年で太陽光を取り付ける際に塗装を施してから取り付ければ問題はありませんが、屋根の塗装を行わずに10年経過した屋根の上に太陽光パネルを取り付けると、当然ながら13~15年で屋根の塗り替えリフォーム時期は迎えます。そうなると太陽光パネル下の屋根材もパネル取付前の10年間は直接、紫外線や雨風を受けており屋根材の劣化は否定できません。不安を取り除くためにも、塗り替えリフォームの際は、太陽光パネルを一旦取外し、塗装後に再度取付という施工になります。費用も塗装のみと比べパネルの施工費用がかかることになります。一般的に塗装費用+20万円程は予算をみておきましょう。
太陽光パネルが載っている屋根塗装はどこに依頼すればいい?
実際に塗装リフォームを検討する場合は、塗装はどこへ依頼すればよいのでしょうか。太陽光パネル設置会社?それとも塗装会社?
太陽光パネル設置会社へ依頼するのがベスト
太陽光パネルを取り外さずに、その他の部分のみの塗り替えの場合は塗装会社へ依頼でも大丈夫ですが、パネルを取り外して、再度塗り替え後に元の場所へ戻すという作業では太陽光パネルを設置した会社へ依頼をするのが一番です。なぜなら、施工後に不具合が起きた場合の保証問題があるからです。これはよくあるトラブルでもあります。まずは、パネル施工会社へ連絡をして見積りを取りましょう。塗装部分については、数社で相見積もりを取りパネル会社が提示する見積り価格が妥当なものか見極めましょう。
まとめ
太陽光パネルが取り付けてある屋根の塗装は、塗装業者がソーラーパネルを破損させ保証が切れてしまうというトラブルの心配があることから、まずは太陽光パネルを設置した業者に相談することをおススメします。また地元の塗装業者であれば、太陽光パネルが搭載された屋根塗装の実績の有無を必ず確認しておきましょう。せっかくの屋根の塗り替えリフォームです。満足のいく屋根に仕上げられると良いですね。
カテゴリ:屋根