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2021年10月28日
素人でも塗装工事はできる??
屋根や外壁塗装の剥がれが気になり、そろそろ塗替えの時期かな。
でも業者に頼むと費用がかかるし、自分で塗装してみようかなと考えたことはありませんか?
では実際に自分で塗装を行うことは可能なのでしょうか。
今回は、素人が行う塗装工事について解説したいと思います。
塗装工事を自分で行うメリット
メリット①費用を抑えることができる
DIYをする最大のメリットは、業者に依頼するより費用を安く抑えることができることです。
塗装に使用する道具は揃える必要がありますが、近年のDIYブームでホームセンターなどで気軽に道具を購入することが可能になっています。
メリット②好きな時期に施工ができる
施工業者に依頼をする場合、ご自身の希望日程と業者側のスケジュールを調整する必要がありますが、DIYで塗装工事を行うと自分の都合で好きなタイミングで始めることができ、無理のないスケジュールで施工することが可能になります。
また現場調査や契約時など、施工業者との打ち合わせなども省くことができます。
塗装工事を自分で行うデメリット
デメリット①ケガをする危険性がある
高所での作業が多い屋根・外壁塗装では、足場の設置が必要になります。
これは高い場所で作業する作業者を墜落などの危険から守るためであるのはもちろんのこと、足元を安定させ作業の効率を上げたり、近隣の住宅へ塗料の飛散を防ぐという目的もあります。
また、作業時には命綱を付けて行います。普段から高所での作業に慣れている職人でもこれを怠るとケガをしたり、命の危険に繋がります。
デメリット②塗りムラや塗り残しが起こる
塗料を塗ることに慣れていない場合、厚く塗ってしまったり、塗りが足りない場合などに発生する塗りムラや、細部まで塗れていない塗り残しが生じる可能性があります。
塗りムラや塗り残しは見た目があまり美しくなく、塗装の持続性にも影響を及ぼします。
デメリット③知識が必要
家具のペンキ塗りとは違い、住宅用の塗料には様々な種類があります。
ご自宅の外壁材にはどの塗料が適しているのかを判断する必要があります。
万が一、不向きな塗料で塗装した場合、早い段階で塗装の剥がれが発生したり、塗膜の防水機能が低下する可能性も考えられます。
デメリット④時間がかかる
長年にわたり外の環境にさらされている屋根や外壁は想像以上に劣化をしています。まず高圧洗浄を使って汚れを落とし、ひび割れや剥離で劣化している箇所の補修をする必要があります。
このような下地処理を経て、ようやく塗装の工程に入ります。通常、施工業者に依頼しても2週間前後かかる工事ですが、DIYとなると数カ月はかかることも考えられます。休日毎に塗装をしても天候も影響するため、かなり時間がかかるということが言えます。
まとめ
自分で行う塗装工事にはメリットとデメリットが存在します。
極力費用をかけたくないという方も、DIY で塗装を行った結果うまくいかず、結局業者にお願いするケースもあります。そうなってしまっては、かかった費用と時間が無駄になってしまいます。
熟練された職人に依頼した場合は、安定した質の高い塗装が期待できます。
まずは施工業者に見積り依頼をされることをおすすめします。