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2021年10月14日
塗装工事中のストレスを和らげる方法
塗装工事中は様々なストレスの要因があることをご存じでしょうか?
施工する会社もお客様に配慮し、注意しながら工事を行っていますが、作業内容から実現が難しいのが現状です。
そこで今回は塗装工事中にどのようなことがストレスになるのか、その対策についてご紹介していきたいと思います。
ストレスの要因
騒音
まずストレスの1つの大きな要因として騒音があります。
足場仮設・解体時や高圧洗浄など大きな音がしてしまう作業があるほか、職人さんの話し声や足場を歩く音、トラックの出入りなどがあるため騒音が発生してしまいます。
また、足場仮設や高圧洗浄の工程では近所の方にもご迷惑をかけてしまいます。
臭い
塗料には有機溶剤が含まれているため、独特の刺激臭が発生してしまいます。
そのため、臭いに敏感な方には非常にストレスになります。
窓が開けられない
塗装工事中は塗料の飛散を防ぐため窓を養生します。その際に、窓が開かないように養生するため部屋の換気が十分に行えず臭いが部屋にこもってしまいます。
そして工事中はネットや養生で室内に太陽光が入りづらくなります。いつもより暗く閉塞感を感じる方もいるなど、人によってはかなりストレスになります。
洗濯物が干せない
塗装工事中は塗料の飛散、臭い移りを防ぐため室内で洗濯物を干していただくようになります。快晴の日に外干しできないのは主婦の方にとってはストレスかもしれません。
塗装業者のマナーが悪い
数ある塗装業者の中には、質の悪い業者も存在します。
ゴミやたばこのポイ捨てなどのマナーの問題や近隣の住民に威圧的な態度をとるなど重大なクレームに繋がる可能性があります。
トイレに行きづらい
職人は家のあちこちで作業を行います。トイレ付近で作業をすることも当然あります。
自宅のトイレの外で職人が作業をしているとトイレに行きづらくストレスを感じるかもしれません。
ストレスを緩和するには
騒音
自分で手軽にできる対策としては、耳栓をする・イヤホンやヘッドホンをつけて、音楽を聴くなどが有効です。
近年、周囲の音が聞こえにくくなるノイズキャンセリングの機能がついたイヤホン・ヘッドホンなどもあるので、こうしたものを使用すれば気になる工事音をよりシャットアウトできるかもしれません。
足場仮設や高圧洗浄など、どうしても大きい音が出てしまう作業の時は外出するのも一つの方法です。
その際は窓やドアをしっかりと施錠して業者に外出する旨を伝えてから外出するようにしましょう。
またトラックや職人の話し声などは業者と相談し、最小限に抑えてもらうことでストレスを軽減することができます。
臭い
使用する塗料を臭いのきつくない水性塗料にしましょう。
臭いが全くなくなるわけではありませんが、油性塗料に比べるとかなり臭いを抑えることができます。また、施工前にこの窓を開けたいと指定しておくと特殊な養生などで対応してもらえる場合があります。
外壁塗装中は完全に臭いをシャットアウトすることはできませんが、効率よく換気を行うようにしましょう。
洗濯物
施工前になるべく早く洗濯物を干せるよう業者に相談してみましょう。例えば、ベランダ面だけ優先して工事を終わらせてもらうといった対応をしてもらえるかもしれません。
また、部屋干しでも塗料の臭いが気になるという方はコインランドリーを使用すると良いでしょう。
塗装業者のマナー
早めに担当者に相談し、注意してもらうようにしましょう。
モラルのない業者は施主だけでなく近隣に対しても迷惑ですし、隣家との関係を壊す原因にもなりかねないため、事前にきちんと調べて優良な業者を選びましょう。
トイレ
職人さんの休憩に合わせて行くようにしましょう。事前にいつごろ休憩するのか聞いておくとトイレに行きやすくなり、ストレスは緩和されるでしょう。
まとめ
工事中のストレスは少なからずあります。
ストレスを軽減するには、事前に業者にしっかりと塗装工事の内容を確認し、理解することが大切です。各工程の内容や期間などを把握しておくと心構えができ、対策をとることもできます。
近所の方に対してはクレームに繋がりそうな事案はすべて事前に周知することも重要です。音や臭いで大きなストレスを与え、感じ方次第ではトラブルにも発展しかねないため、挨拶回りは十分に行いましょう。
また少しでも不安な要素がある場合は業者に相談することをおすすめします。