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2022年2月7日
空き家の外壁塗装は資産価値を上げる!?
近年よく耳にする『空き家』ですが、年々増えてきて深刻な問題になっています。空き家といえば人の気配もなくひっそりと佇んでいる暗いイメージですよね。
そもそも空き家は誰も住んでいないし、放置していたらいけないの?と思う方も多いと思います。しかし、空き家を所有していながら放置していると、さまざまなリスクが発生してしまいます。
今回は空き家のメンテナンスの中でも重要な外壁塗装についてご説明します。
空き家とは
国土交通省では1年以上住んでいない、または使われていない家を「空き家」と定義しています。
人工が少ない田舎に多いと思われがちですが、都会でも空き家が増加していると言われています。
空き家と言っても、誰も住んでいない老朽化した家ばかりではなく、定期的にメンテナンスを行い綺麗な状態を維持している家もたくさんあります。
空き家が劣化してしまう原因とは
空き家は誰も住んでいない状態なので、通常より劣化のスピードが速くなるというのを聞いたことはありませんか?
ではその原因を見てみましょう。
△住宅内の風通しの悪さ
毎日生活しているのと違い人が出入りすることがないため、室内の換気も行われず空気の入れ替えができません。
そのため長期にわたり湿気が滞留することでカビが発生し、建物内部の劣化生じます。
△紫外線や雨風による劣化
家は毎日強い紫外線と雨風に晒されています。
住まいとして生活していると外壁の変化に気付きやすいですが、空き家の場合は劣化に気付かず長期間放置してしまい、その結果台風や大雪により建物が大きなダメージを受けてしまったというケースもあります。
空き家は塗膜の劣化を加速してしまいます。
△水廻りの不具合
長期間使用していない水道の蛇口から通水した時に赤水が出る場合があります。
水廻りは使用していないと排水管が破損したり、給水管が腐食してしまいます。
これは、給水管や給湯器の配水管といった水が通る部分に使用されている鉄部分が徐々に錆びて、一定期間通水しなかったときに鉄部分から錆が剥がれたために起こる現象です。
空き家の資産価値を維持するための注意点💡
空き家で一番気になることは家の維持についてです。
実際に住んでいる家でも定期的なメンテナンスが必要ですが、誰も住んでいない空き家はよりメンテナンスが疎かになってしまうため維持するための注意がかかせません。
老朽化した住宅は資産価値を下げてしまうので、売却を検討している場合は特に定期的なメンテナンスを行い、住宅の劣化を防ぎましょう。
定期的に空き家を訪れる
空き家は日々の換気が行われないため、室内に湿気がこもりカビや苔が繁殖したり、シロアリによって劣化が進行する場合もあります。
定期的に空き家を訪れ、家の内部に劣化が無いかを確認します。
定期的なメンテナンス
屋根や外壁は経年劣化によって劣化が生じます。これはどの住まいにも起こることで、避けられません。
いかに劣化に早く気付き、対処するかが重要です。
外部の劣化は家の内部にまで影響を及ぼしかねません。現在、どのような劣化が生じていて、どのような対処が必要なのか、専門の知識を持った業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
空き家で誰も住んでいない建物にはお金を掛けたくない、と思われる方も多いようですが、それは大きな間違いです。空き家の期間が長くなればなるほど、劣化に注意すべきです。
外壁塗装をすれば家の外観がきれいになり買い手が見つかりやすくなるなど、多くのメリットが考えられます。
空き家を取り壊さずに売買や賃貸にすることを検討されている方は特に外壁塗装など定期的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。