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2022年6月27日
塗装後のチェックポイント
せっかく外壁塗装をしたのに塗り残しやムラ、傷や汚れを発見すると気分を害してしまいます。気持ちよく外壁塗装が終われるように、塗り残しやムラが発生する原因を知り、トラブルに遭わないようにしましょう。
塗り残し・ムラの原因
最も多い塗り残しの原因は、職人が施工箇所を忘れていたことによるものです。溝や木地などの細かい箇所は塗り残しが起きやすくなります。
雨や湿気などで工事が中断した際も、どこまで施工したか分からなくなることがあり、塗り残しが発生してしまいます。
また、塗りムラは下塗りが不十分であったり職人の技術不足、乾燥時間の不足などが原因で起こります。
チェックポイント
塗装後に塗り残しやムラがないかチェックしましょう。優良な業者であれば完了検査があり、お客様立ち会いの下、不備がないか検査を行います。
塗り残しがないか
塗装された部分と色が明らかに違う場合、それは塗り残しです。
塗り残しがあると見た目が悪くなるだけではなく、塗り残し部分の外壁も保護機能が発揮されなくなります。
また塗り残しが発生しやすい箇所には、室外機や配管の裏、雨樋の裏、軒天、窓枠などがあり、これらの部分に気を付けると塗り残しを見逃さずにチェックできます。
塗りムラがないか
塗装した箇所は見る角度によってムラがあるように見える場合もあります。光の反射でそう言える場合は問題ありませんが、上記でも紹介したように明らかにムラがある場合は業者によるミスです。その場合は業者に相談して、対応してもらう必要があります。
傷や汚れがないか
業者が施工中に外壁に傷をつけていないか、ペンキが飛び散り、外壁または窓や床、手すりなどが汚れていないかチェックしましょう。
塗ってはいけない部分にしっかりと養生をしますが、塗料を何度も塗っているとマスキングテープなどに塗料が染み込み、養生を剥がしたときに汚れてしまっている場合もあります。そういった細かい所もチェックしておきましょう。
不備が見つかった時
上記の完了検査で不備が見つかった場合はどうすればよいのでしょうか。
業者に手直ししてもらう
塗り残し、ムラ、汚れや傷などがあれば業者に報告してしっかりと手直ししてもらいましょう。工事終了から時間が経つと、傷や汚れなどは業者のものか判断できなくなってしまい、対応してもらえないケースもあります。完了検査の際に気づいた場合はすぐに報告し、不備の工事をどう行うか、相談しましょう。
保証書を確認
クリア塗装など完了検査時に発見しにくい不備もあります。数カ月すると塗装の色褪せや剥がれが発生する場合があります。優良な業者であれば保証書を発行してくれるので、保証条件を満たしていれば、こういった不備にも対応してもらえます。
第三者機関へ相談
保証書を交わしていたり、明らかに業者の不備であるにも関わらず対応してくれない悪徳業者も中には存在します。
業者に連絡しても解決しない場合は、消費者生活センターや住宅リフォーム・紛争処理支援センターなどの第三者機関へ連絡することをおすすめします。
まとめ
塗り残しや塗りムラ、傷や汚れなどは本来起こってはならないことですが、職人が手作業で行うのでミスが発生する可能性があります。万が一、ミスが起こった時にどうするのかが重要です。
最終チェックを業者に任せっきりにするのではなく、しっかりと自分の目でチェックを行って下さい。また、不備を見つけた場合は焦らずに適切に対処をして綺麗な外観を手に入れましょう。