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2023年3月9日
雨戸・シャッターの塗装
外壁や屋根と同じようにシャッターや雨戸も時間が経つと錆や色褪せなどの劣化症状が出てきます。見た目も良くなく、機能性も低下してくるため、塗装をしたいという方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は雨戸やシャッターのメンテナンス方法についてご紹介したいと思います。
劣化症状
シャッターや雨戸の劣化症状には以下のようなものがあります。
・塗装の剥がれ
・錆の発生
・触ると手に粉が付く
・変色・色褪せ
触ると手に粉が付くようなチョーキング現象は劣化のサインです。この段階で塗装を検討してみても良いでしょう。また、見た目では錆や塗膜の剥がれが出てきます。塗装が剥がれ、防水性がなくなると錆が発生します。
錆がひどくなるとシャッターや雨戸自体を交換しなければいけなくなるので、錆を見つけたらなるべく早く塗装の検討をしましょう。
塗装方法
①ケレン作業
ワイヤーブラシやサンドペーパーなどを使用して、旧塗膜や錆を落としていきます。このケレン作業をせずに塗装をしてしまうと塗膜が早期に剥がれてしまいます。また、あえて表面に傷をつけることで塗料との密着性を高めるといった効果もあります。
②洗浄
ケレン作業で除去した塗膜やサビ、ほこりやカビ、コケなどを洗い流します。
③下塗り
下塗り剤を塗布します。シャッターや雨戸を劣化させる最大の原因は錆です。下塗り剤は錆止め効果のある塗料を選択しましょう。
④中塗り・上塗り
下塗りが乾燥したら次は中塗り・上塗りを行って完成です。
注意点
シャッターや雨戸の塗装は、外壁塗装ほど大掛かりなものではないので、DIYできそうなイメージがあると思います。しかし、外壁塗装と比べて塗装技術が必要なうえ、素材によって合う塗料が違うため、塗料選びも難しいです。
また、シャッター塗装をDIYで行うと、壊れてしまう原因になります。塗りムラによる美化の問題もありますが、厚く塗りすぎてシャッターが閉まらなくなる可能性があります。
DIYで失敗してから業者を呼んでも手遅れの場合があるのでなるべくDIYはせず、業者に頼るようにしましょう。
シャッター・雨戸の塗装のタイミング
シャッターや雨戸を塗装する際は、外壁塗装と同じタイミングで行いましょう。現地調査の際に、外壁部分だけでなく雨戸や雨樋といった、付帯部も見積で出してくれることが多いです。
こうした付帯部を除いて外壁塗装だけを行うと、逆にシャッターや雨戸の汚れが目立ってしまい、お家全体のメンテナンスができていないように見えてしまいます。
まとめ
雨戸やシャッターは経年劣化により錆や塗膜の剥がれが発生するため、定期的な塗り替えが必要になります。シャッターや雨戸の劣化は私たちの生活に不安と不便をもたらすと言っても過言ではないのでしょうか。だからこそ定期的なメンテナンスによる美観の維持と機能性の維持を心掛けるようにしましょう。
カテゴリ:塗装工事