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2024年3月14日

シリコン塗料について詳しく知ろう!

外壁塗装を検討中の方でシリコン塗料をおすすめされた方は多いのではないでしょうか。塗料は建物の耐久性や塗り替えサイクルに応じて選ぶことができます。

そのうち、シリコン塗料は最も定番な塗料です。なぜシリコン塗料は人気なのか、ほかの塗料と比較しながらご紹介したいと思います。

シリコン塗料の性質

シリコン塗料は塗膜が親水性を持っています。汚れが付着した際に汚れと塗膜の間に水が入り込み、汚れを洗い流してくれるため、汚れが付着しづらい低汚染の外壁にすることができます。

また、耐熱性にも優れており、塗装時の塗料は液体状になっていますが、壁面に塗って乾燥させると、酸性や強風に負けない丈夫な塗膜になります。

シリコン塗料は、この乾燥後に形成する塗膜が、熱に非常に強く、成分によっては250℃から600℃近くの高熱に耐えることができます。

既存製品のシリコン含有率は、低いもので20%以下ほど、高いもので40~65%程度です。シリコン含有率は塗料の性能に影響し、含有率が高いほど防汚性や耐久性などが高くなり、高価になる傾向があります。

各塗料との対比

シリコン塗料は、およそ8~15年程度が耐用年数で、アクリル塗料やウレタン塗料よりも長持ちします。一方で、施工単価はアクリル塗料やウレタン塗料よりも高くなりますが、そのぶんメンテナンスの頻度を抑えることができます。

シリコン塗料で塗るべき箇所

外壁

シリコン塗料は耐候性が高く、低汚染性の特徴を持つ塗料です。そのため、汚れが目立ちやすく、耐久性が問われる外壁に使用することをおすすめします。

付帯部

外壁塗装を行う際は付帯部も同時に行います。外壁にシリコン塗料を使用して、付帯部で別の種類の塗料を使用すると、外壁と付帯部で耐用年数が違ってくるため、メンテナンスのタイミングも違ってきます。

そうなると余計な費用がかかってくるため、外壁をシリコン塗料にするのであれば、付帯部も同じシリコン塗料を使用したほうが良いでしょう。

屋根

屋根は外壁よりも紫外線や雨の影響を大きく受けます。そのため、屋根は外壁よりも早く劣化してしまいます。そこで耐久性に強いシリコン塗料を使用することをおすすめします。

また、一般的な塗料ではなく高耐久のシリコン塗料を使用すると良いでしょう。

まとめ

シリコン塗料は性能と価格のバランスが取れた非常に優秀な塗料です。外壁や屋根の塗装は、建物の見た目・耐久性、どちらを改善するためにも非常に大切な工事です。

シリコン塗料に限らず、ご自身の住宅に最適な塗料を選んで、満足できる塗装工事を行いましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

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