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2024年4月4日

雨漏りはベランダが一番多い?!

雨漏りの原因は、実はベランダやバルコニーが多いってご存じでしたか?屋根が劣化して雨漏りするイメージが多いので意外に思われる方が多いかもしれません。

ベランダは紫外線や雨の影響を直接受けて劣化しやすいため、メンテナンスを怠っていると雨漏りが起こりやすい場所となっています。そこで今回は、ベランダ雨漏りの原因や修理方法をご紹介します。

ベランダが雨漏りする原因

・排水溝にゴミが詰まっている

ベランダの排水溝に落ち葉や砂などのゴミが溜まっていると、雨水が流れてきてもうまく排水できません。

この状態が長く続くと雨水は行き場を失い、ベランダにできたひびなどに入り込んでしまいます。そのひびから建物内部に侵入し、最終的には雨漏りを引き起こします。

・劣化箇所から雨水が侵入

ベランダに施されている防水加工が劣化し、経年劣化などでひび割れるとそこから雨水が侵入します。

その隙間から雨水が侵入することによって内部が侵食、雨漏りとなってしまうことがあります。

・腰壁から雨水が侵入

腰壁とはベランダからの落下防止のためにある手すり壁です。主にこの腰壁の上に固定されている笠木の隙間が原因で雨漏りしてしまうケースも少なくありません。

素材は金属でできており、耐久性は高いのですが、笠木同士の継ぎ目部分に隙間があります。この隙間から水が入り込み、最終的には雨漏りになるケースがあります。

対策

ベランダの掃除

ベランダのゴミを掃除しないままにしていると、ゴミが排水管に入り込み、外部から取り除くことが難しくなります。

ベランダの排水溝にはゴミ受けがないため、ゴミがどこかで詰まってしまうと自力で解消することができなくなってしまいます。

そのため、ベランダや排水溝にゴミが溜まっていたら、こまめに取り除くようにしましょう。

10年に一度は防水メンテナンスを行う

ベランダに施してある防水施工は時が経つにつれて劣化してしまいます。防水施工は10年に1度は塗り直しなどのメンテナンスをするのが理想とされています。

もしもう10年以上何もしていない、ベランダの防水面にヒビが入っているなどの現象が見られるという場合は早めに対処しましょう。

メンテナンス方法

シーリング

ベランダのひび割れはシーリングで補修します。しかし笠木と外壁材の間までシーリング材で埋めてしまうと、かえって外壁材の腐食を引き起こしてしまいます。

住宅には確保しなければならない隙間が存在しますので、補修方法に不安を感じる方は DIY で行わず、必ず専門の工事業者に相談しましょう。

防水塗装

シーリング補修後に塗装メンテナンスを行います。ウレタン樹脂塗料を使用したウレタン防水塗装を行うのがほとんどです。

外壁材に部分的な黒ずみ、腐食がある場合は内部から浸水している可能性もありますので、笠木の劣化・水切り板金の確認を同時に行いましょう。

鉄製手摺の交換

錆びて穴が開いてしまったスチール手摺は、補修するよりもアルミ手摺への交換をお奨めします。今後何度もメンテナンスや修理を繰り返すよりも、結果的にお得になります。

まとめ

今回は代表的なベランダからの雨漏りの対処法をご紹介しましたが、雨漏りの原因は様々で、他にもたくさんの原因があります。

大切なことはきちんと雨漏りの原因を調べて、適切な修繕を行うことです。そのためには、雨漏り修理の経験豊富な業者に依頼して、詳細な調査を行うことが不可欠です。

きちんとした調査を行わない業者に依頼してしまうと、雨漏りを何度も修理を繰り返すばかりで、時間とお金の無駄になることにもなりかねません。そのため、信頼できる業者にできるだけ早く相談するようにしましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

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