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2024年8月29日
外壁塗装でよくある近隣トラブル
外壁塗装はトラブルが起こりやすいです。「工事車両が邪魔」「塗料の飛散」「塗料の臭い」「騒音」「業者のマナーの悪さ」などが原因で近隣とのトラブルが発生する可能性があります。
近隣の関係性を損なわないためにも、万一トラブルが起きたらしっかりと対応することが大切です。
今回は外壁塗装で近隣とトラブルが発生した際に、どのように対応すればよいか、未然に防ぐ方法などをご紹介していきます。
トラブルになりやすい原因
水や塗料が飛散
外壁塗装では、塗装工程に入る前に、高圧洗浄機を使って外壁の汚れを落とす作業が行われます。
その際、飛散した汚水が近隣の住宅や植木鉢や車に飛んでしまう、といったことも、隣家とのトラブルでよくあるケースです。
塗装作業を屋外で行う以上は、汚れた水や塗料の飛散を防げません。
塗料の匂いが気になる
外壁塗装では、塗料の臭いがトラブルの原因となることもあります。
外壁塗装で使用される塗料には、有機溶剤を含むものもあり、刺激の強い臭いを発します。
そのため、臭いが気になる方は窓を閉め切って生活してもらうなどの対策をしてもらう必要があり、ストレスをかけてしまうことになり、トラブルに発展しやすいです。
騒音
外壁塗装工事では、騒音に関するトラブルも起こりがちです。とくに大きな音が出やすいのは、足場の組み立てと解体、外壁洗浄です。
これらの作業による騒音レベルは80〜90dbと言われており、犬の鳴き声やパチンコの店内と同等レベルとされています。
一時的であるとはいえ、家で過ごす時間が多い方にとっては、大きなストレスとなってしまいます。
業者のマナーが悪い
外壁塗装を行う業者のマナーが悪いと、近隣トラブルの原因になります。たとえば、業者の車両が道を塞ぐように置かれていたり、タバコのポイ捨てがあったりして、近隣住民からクレームが寄せられるケースがあります。
さらに、無許可で近隣の住宅の敷地内に入る、休憩時間などに大声で話すといったことで、クレームとなることもあるでしょう。
トラブルの予防
外壁塗装の工事で起こり得る隣家とのトラブルは、挨拶や事前の説明で防げるものが大半です。周到に準備して挨拶や事前の説明に臨み、塗装工事に入りましょう。
近隣の住宅に挨拶を行う
工事前の近隣挨拶は必要不可欠です。
事前に外壁塗装工事をすることを伝えておくことで、さまざまなトラブルを防ぐことができます。
足場の組み立てが始まる1週間~3日前までには挨拶を行いましょう。
不在時に備え挨拶の手紙を用意すると安心です。
養生作業に立ち会う
塗装を行う際には基本的に養生を行います。塗装の飛散によって起こるトラブルを未然に防ぎたい方は養生の工程に立ち会いましょう。
特にトラブルの火種になるのは隣家と自宅との境目です。他にも家の構造が特殊で、業者が見逃してしまう可能性があるような箇所がある場合は、塗装に入る前に養生が足りていないか自分の目でチェックしてください。
近隣に配慮できる業者を選ぶ
外壁塗装工事の近隣トラブルは、業者の協力も必要です。工事が始まる前から終わるまで、十分な配慮やマナーを守ってくれる優良業者を選ぶことが大切です。
優良業者は塗装に関する知識や技術が高いだけではなく、マナーへの意識も非常に高いです。教育の一環としてマナーの指導を徹底している業者も多くいます。
トラブルが起こった場合…
業者に対応してもらう
「塗料の飛散」「騒音」「塗料の臭い」など工事が原因のトラブルについては、すべて業者に対応してもらいましょう。
外壁塗装工事中に塗料が飛び散り、近隣の建物や車などに付着してしまった場合は、業者が近隣住民に直接話をして、賠償などの対応を行うのが一般的です。
また、工事中の騒音については、過度な騒音が発生している場合、施工者側が配慮をする必要があります。
自分で対応する
DIYで外壁塗装をする場合はトラブルの対応は、すべてご自身で対応しなければいけません。
ただし、すべての外壁塗装作業を業者に依頼している場合は、自分で対応する必要はなく、基本的には業者にすべての対応を任せるのがいいでしょう。
まとめ
外壁塗装の近隣トラブルの原因はたくさんあります。
不適切な対応で損害賠償に発展する可能性もあるため、挨拶回りによる外壁塗装の事前周知が大切です。
隣家にも細かく配慮できる業者を選び、トラブルを回避しましょう。
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