ブログ
2024年9月9日
塗料の匂い、いつまで続くの?
塗装工事が始まり、養生の関係で窓が開けられなくなると臭いや空気がこもってしまいます。
これがストレスになり、塗料の匂いはいつまで続くんだろう、と不便に感じる方が多くいらっしゃると思います。
今回は塗装工事中の換気問題についてご紹介していきます。
工事中の塗料の匂いはいつまで続く?
工事が始まってしまうと多くの方が埃や臭いが気になります。塗装作業は、3回塗りでワンセットの工程です。
下塗り・中塗り・上塗りを、それぞれ1日ずつかけて行います。つまり、塗装作業が行われる最低3日間は臭いが続いてしまいます。
しかし、塗装工事中でも、場合により換気は可能です。窓が開けられない状況を避けるための事前準備として、作業員への事前確認、換気扇の利用、養生タイミングの調整などが必要です。
換気をするためのポイント
業者に伝える
工事開始前に、作業員に窓を開けたいことを伝えることが大切です。
たとえば、換気のために窓を少しでも開けておきたい場合や、特定の時間帯に自然の風を入れたいという希望を伝えます。
事前にこのような要望を伝えることで、作業員は養生の方法を調整し、窓の開閉が可能な状態を作ってくれます。
換気扇を使用する
外壁塗装の工事中、窓が開けられない状況でも、換気扇の使用は可能な場合があります。
業者と事前に相談し、換気扇の養生方法を工夫することで、室内の空気を新鮮に保つことができます。
とくにキッチンやバスルームなど日常的に換気が必要な場所では、この対策はおすすめです。
養生のタイミングをずらす
窓を養生するタイミングをずらしてもらうことで換気できるようになります。塗装工事は、家の窓を養生シートで覆うため、窓を開けられず換気が難しくなります。
しかし、工事業者に相談して、養生のタイミングを調整してもらうことで、換気できるようになります。
換気以外の臭い対策
・できるだけ外出する
外壁塗装期間中は、なるべく外出することをおすすめします。期間中は塗料の臭いや作業音など、居心地の悪さを感じる場合があります。
家を空けることで、これらの不快な要素から一時的に逃れ、ストレスを軽減できます。
さらに、工事中は作業員の出入りが多いと、落ち着いて家の中で過ごすことがむずかしいですが、外出することによってそれもなくなります。
・マスクを着用する
工事中、家にいなければいけない場合はマスクを着用しましょう。
マスクは臭い対策だけではなく、健康を守るうえでも重要です。
・水性塗料を使用する
外壁の塗装に、水性塗料を選択することもまた対策の一つです。水性塗料は、塗装時の臭いの発生を大幅に減らすことができます。
さらに、乾燥速度が早いため、工事の進行もスムーズになります。水性塗料は塗装後のメンテナンスもしやすく、環境にも優しい選択肢として高く評価されています。
注意点
体の弱い人は避難!
気管支が弱い方、アレルギーのある方などは、外壁塗装工事中は、長時間建物の中にいるのは避け、空気がきれいな場所に避難しておくことをおすすめします。
特に、赤ちゃんや妊婦の方、足腰の悪い高齢者の方、ペットなど、自力での移動が困難な方は、現場から離れた場所に避難するとよいでしょう。
まとめ
外壁塗装は、換気が非常に行いにくい工事です。しかし、いざ工事がはじまってから換気が行えないことに気づくのと、前もって対策しておくのとでは、後者のほうが工事中のストレスは少なくなります。
工事中に外出の予定を立てたり、臭いが少ない塗料を選んだり、業者に相談して養生方法を工夫してもらったりして、換気対策を進めておきましょう。
カテゴリ:塗装工事