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2024年10月21日
屋根の人気色とは?!
外壁はよく見えるところだから、色は自分が一番いいと思う色を選びたい!だけど屋根は…?と、屋根の色をどのように選んだら良いのかお悩みの方、いらっしゃいませんか?
屋根の色は、お家の形にもよって見えやすかったりそうでなかったりしますが、意外と家全体の色のまとまりに重要な役割を持っています。
せっかく外壁が素敵な色でも、屋根の色がいまいちだと、家全体の印象が変わってしまい、とても勿体ないです。
そこで今回は屋根の人気色や失敗しないためのポイントをご紹介していきます。
屋根の色を選ぶポイント
・外壁との相性を考える
屋根色を決める際にもっとも大切なのは、外壁や付帯部の色との相性です。外壁や付帯部とのバランスを考えずに屋根の色を決めてしまうと、まとまりのない印象になる恐れがあります。
屋根の色を選ぶ際は、屋根、外壁、付帯部を同系色の濃淡にし、使用する色を3色までにすることで、統一感のある外観に仕上げることができます。
個性的に見せたい場合は、ブラックの屋根×真っ白の外壁といったコントラストの強い2色にするのも良いでしょう。
・屋外での見え方に気を付ける
色を決めるのにはサンプルを見て決定しますが、そのサンプルは手元や室内で確認することがほとんどです。
室内の照明で見る面積の小さなサンプルは、太陽光の下で広い面積で見ると色の見え方が違ってきます。
天気によっても見え方が違ってくるため、晴れていればより明るく、曇っていればより暗い色に感じます。
屋外での色の見え方を考慮して色選びをすることで、イメージと違った、ということが少なく済みます。
・遮熱効果
屋根は太陽に一番近くもろに熱の影響を受ける箇所です。そのため、屋根塗装を行う時は遮熱効果を期待した塗料で塗装を行うことが多いのですが、同じ塗料でも使用する色によっても遮熱効果は異なります。
基本的に白に近く明るい色であればあるほど遮熱効果は期待され、反対に黒に近く暗い色であればあるほど遮熱効果はそれほど期待できません。
そのため、特に色にこだわりのない方や見た目よりも機能性を向上させたい方は遮熱効果が高い色を選ぶことをおすすめします。
屋根の人気の色
グレー
グレーの屋根は外壁との馴染みもよく機能面でも魅力的です。
グレーはブラックよりも明るいため熱を吸収しにくく、室内温度の上昇を抑えられます。
汚れや色褪せも目立ちにくいため、長期間美観を保ちやすい色です。
メンテナンスの手間を最小限に抑えたい場合はグレーの屋根が適しています。
ブラウン
ブラウンの屋根は、落ち着きのある外観に仕上げたい方におすすめです。
ブラウンはさまざまな色やデザインとも相性がいいため、外壁だけではなく周囲の自然環境にも調和します。
ダークブラウンなど暗めの茶色は、重厚感があり落ち着きのある印象を与えます。
一方で赤みの強いブラウンは、おしゃれで明るい印象の家に仕上がります。
グリーン
グリーンの屋根は自然が多い環境でも馴染みやすい色です。
グレーやブラウンよりも外壁との相性は難しくなりますが、上手く組み合わせるとおしゃれで個性的な仕上がりとなります。
グリーンはコケやカビなどの汚れが目立ちにくい色であるため、湿気の多い地域にもおすすめです。
モスグリーンのようなグレーがかったグリーンは砂埃なども目立ちにくいため、美観を保ちたい方に適しています。
おすすめしない色
・赤や青などの原色
屋根塗装では、赤や青などの原色系の色はおすすめできません。原色を採用する最大のデメリットは、色褪せが目立ちやすいことです。
屋根塗装が色褪せてしまうと、家全体が古びた印象になってしまいます。原色の色を採用し美観を保ちたい場合は、数年ごとに塗り直しを行う必要がありメンテナンスが大変になります。
・白
屋根塗装ではホワイト系の色もあまりおすすめできません。屋根は年中雨風や砂埃にさらされているため、とても汚れがつきやすい部分です。
ホワイトを採用すると汚れが悪目立ちしてしまい、外観が悪くなってしまいがちです。
まとめ
せっかくの高いお金をかけて屋根塗装をするのであれば、気に入った色で塗装したいですよね。
失敗を避けるためには上記のようなポイントを意識することが大切です。また色選びの際はカタログだけでなく近隣にある住宅を参考にしてみても良いかもしれません。
ご自身のイメージやお家にぴったり合う屋根塗装を行いましょう。
カテゴリ:屋根