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2020年6月10日
海沿いの家に合う塗料とは??
香川県は海や山に囲まれていて、自然豊かな地域です。多くの島もあり、近年ではその環境に魅了され移住する方も増えています。
海沿いに建つ家に憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。部屋からオーシャンビューが見られたら最高ですよね。
しかし海の近くの住宅では潮風による塩害が心配されます。
大切な家を塩害から守るために、外壁塗装のポイントを抑えましょう。
塩害の影響とは?
塩害とは何?
海からの潮風によって起こる症状を塩害と言い、海近くの地域で発生します。
家の腐食やサビの原因となり、家の劣化を進行させてしまう場合があります。大切な家を守るためにも、塩害の対策をしっかりとることが必要です。
塩害で起こる症状とは?
トタンやアルミなど金属製の材質は錆が生じます。
窯業系サイディングやモルタルの外壁は、塗膜の劣化により起こる症状で外壁に触ると白い粉がつく『チョーキング現象』が起きます。この白い粉は雨や紫外線によって塗料に含まれる合成樹脂が分解され、顔料が粉状となり表面に現れたものです。
チョーキングや色褪せは通常の住宅でも経年劣化により起こる症状ではありますが、沿岸部の住宅はより症状が現れやすいと言えます。
塩害から家を守るためには?
塩害から守るためには、屋根や外壁の塗装によってメンテナンスを行うことが第一です。
おすすめの塗料とは?
フッ素塗料=塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料。
フッ素樹脂の技術を使って開発された塗料であり、耐久性に強い塗膜を作ることができます。
◎メリット
・光沢感があり、新築のような美しさが長続きする。
・耐用年数が約15~20年と長い。
・親水性に優れ、汚れが付着しても雨で汚れを流してくれる。
・耐候性に優れ、紫外線に強い。
このようにたくさんの特徴があり、非常に高品質なことがお解りいただけると思います。
ただ他の塗料に比べて価格が高いということがデメリットと言えます。
ですが一回にかかる塗装工事の費用は高くても耐用年数が長いため、塗替えの頻度を減らすことが可能になり、結果的にメンテナンスコストを抑えることができます。
塗装の際のポイント
家の外装の中でも屋根や外壁が大半の面積を占めており、劣化が目につきやすい部分です。ここで大事なのが、窓サッシや玄関、換気フードなど金属製の部分の劣化にも注意が必要だということです。金属部分は塩害により錆が発生しやすく、屋根・外壁塗装する際には必ず金属製の付帯部分も塗装することをおすすめします。
日常生活で気をつけるポイント
日々の生活で家の中の掃除は頻繁にするかと思いますが、それと同じように家の外装も清掃することが大切です。大雨や台風などの後には、いつも以上に潮風によって塩分が付着しています。気になる部分を水で洗い流しましょう。
まとめ
海の近くの住まいでは無視できないのが塩害です。塩害は建物の寿命を縮めることに繋がりかねません。いかに塩害と向き合って、大切な家を守るかが重要です。
海沿いにお住まいがある方、これから海沿いの暮らしを検討されている方は是非プラニング・Kにご相談ください。
大切な家を塩害から守るためのご提案やお手伝いをさせていただきます。