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2020年8月12日

屋根塗装は耐用年数とコストのバランスが大切

新築建設後に、自宅の屋根に上がったことがあるという方は、ほとんどいらっしゃらないでしょう。
屋根は、家の中で最も目が行き届きにくい部位の一つです。
外壁のように目視でなかなか劣化の状態に気付くことができない屋根だけに、塗装を施したら何年維持できるかは重要なポイントとなります。

つまり耐用年数がとても気になる点であるということです。
しかし、耐用年数ばかり気にしていると、工事費用が予算を超えてしまうことも考えられます。

今回は、「耐用年数とコスト」のバランスについて見ていきましょう。


耐用年数とは?


・耐用年数とは…

屋根塗装・外壁塗装における耐用年数は、塗料の機能・効果が十分に発揮できる目安の期間を指します


防水性を持った塗料で耐用年数が10年とすると「塗装してから約10年間は防水性を維持できますよ」と、塗料メーカーが公表していることになります。



塗料の種類別、耐用年数

塗料は、原料として使用している樹脂のちがいで機能・効果、そして耐用年数が変わります

主な塗料の種類と耐用年数を見てみましょう。

【アクリル樹脂塗料】

・メリット
汚れやすく耐用年数が劣る。短期間でほかの色に塗り替える場合に適している。

・デメリット
耐久性が有効な間は防水性があるが、外壁の保護目的には適さない。

・耐用年数
約3年~5年


【ウレタン樹脂塗装】

・メリット
防汚性・施工のしやすいさに優れている。止水やひび割れ防止の注入剤としても機能する。

・デメリット
耐用年数が劣るので長期的な外観維持には適さない。

・耐用年数
約5年~7年


【シリコン樹脂塗料】

・メリット
耐久性に優れ、カラーバリエーションも豊富。

・デメリット
長期的な保護には不十分。

・耐用年数
約7年~10年


【フッ素樹脂塗料】

・メリット
塗膜の寿命が非常に長い。外観の美しさを保つ。

・デメリット
価格が高い。塗膜は硬いものが多く、ひび割れしやすい。

・耐用年数
約10年~15年






屋根塗装に係るコスト


「塗装」「葺き替え」どちらのほうがコストパフォーマンスが良いのかわからない…と悩まれる方も多いでしょう。

数年ごとに塗り替えが必要な塗装よりも、屋根材ごと新品にしてしまう葺き替えのほうが、多少コストはかかっても長持ちしそうなイメージはあります。

「葺き替え」は、屋根の劣化がかなり深刻な状態になり塗装では解決できない場合に採用されるメンテナンス方法です。

「葺き替え」となると、屋根材をすべて取り替えるので材料費が高くなる上に、撤去した屋根材の処分費もかさみます。


また、工事期間が塗装よりも長くなるため、工事に携わる職人の人件費も増えます。

劣化状態がそこまで深刻でない場合は塗装で、十分満足のいくメンテナンスができるでしょう。

劣化状況に応じたメンテナンス方法を選択することが、重要となり結果的にはコストパフォーマンスにもつながります。

まとめ

大切な家を長く守るためには、屋根塗装は必要なメンテナンスと言えます。

使用する塗料は原料としている樹脂のちがいで機能や効果、耐用年数が変わります。ご自宅の屋根に求める効果や耐用年数をよく考えて塗料を選ぶようにしましょう。


地域密着、スピード対応のプラニング・Kでは、屋根・外壁塗装の無料診断を実施しています。お気軽に、ご相談下さい。


カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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