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2020年8月25日

ベランダや屋上は防水工事が必要なの? 

 

ご自宅のベランダや屋上の防水対策は大丈夫ですか?

普段あまり意識して見ることが無く、気が付かない間にひび割れが生じている場合があります。 

 

では、どのような防水対策を行えばよいでしょう。今回は塗膜防水工事についてご紹介します。 

 

防水工事とは?

 

施工直後であれば高い防水機能を維持しているため、建物の内部に雨水が侵入することはありません。しかし、常に強い直射日光や雨風にさらされている状態のベランダや屋上の防水層はダメージを受けています。防水層の劣化は防水機能を失い建物の内部へ雨水が侵入しやすくなります。

ベランダや屋上の防水から侵入した雨水は室内の天井や壁にシミとして現れます。

 

 

そのまま放置し続けると建物を支えている柱などの木材が腐敗し、大規模な修繕を余儀なくされるケースがあります。 このような場合は工事費用が高額になり、建物の安全性にも係ってくるので早急な対応をおすすめします。

  

 

塗膜防水工法の種類と特徴

 

塗膜防水工法とは液状の防水材料を塗り防水の膜を作る工法で、大きく分けてウレタン防水とFRP防水の2種類あります。 

 

■ウレタン塗膜防水…液状のウレタン樹脂を重ね塗りし、防水層を形成していく工法。 

 

 

◎メリット

・軽量で建物への負担が少ない。

・コストが安い。

・形状に限らず上から重ね塗りができる。  

×デメリット

・臭気がある。

・手作業による塗装なので、均一な塗膜にするため熟練の技術が必要。

 

 

■FRP防水…ガラス繊維強化プラスチック(FRP)を使用して、防水層を形成する工法。 

 

FRPは耐水性や強度に優れていて、身近なところではスポーツ用品やお風呂の浴槽などにも使用されています。現在、主流となっているのがFRP防水です。

 

◎メリット

・耐久性に優れ、雨水の侵入を防ぐ。

・衝撃や摩擦に強く、歩行の頻度が高いベランダやバルコニーに使用できる。

・施工後、約1日で塗膜が硬化するため工事期間が短く生活の負担が少ない。

 

×デメリット

・コストが高い

・材質がプラスチックなので紫外線に弱く、トップコートを塗布する必要がある。

・湿気や化学反応で硬化するため、外気温に左右されやすい。

 

 

まとめ

 

このようにベランダや屋上のメンテナンスを怠ると、室内に雨漏りが生じる場合があります。

長年メンテナンスを行っていないというお宅は、ゲリラ雷雨や台風が多い夏に雨漏りが発生しないよう注意が必要です。  

 

早急な対応が大切な家を守ることに繋がります。専門業者に点検を依頼しましょう。

  

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

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