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2020年9月18日
フッ素塗料が適している建物とは?
フッ素塗料とは何かご存知ですか?
屋根や外壁塗装を検討中の方は、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回は塗料の中からフッ素塗料の魅力についてご紹介します。
フッ素塗料を知ろう!
フッ素塗料とは何?
フッ素塗料とは、塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料です。
フッ素樹脂の技術を使って開発された塗料であり、耐久性の高い塗膜をつくることができます。
非粘着性(汚れを弾く)効果があり、実は様々なものに使用されています。
身の回りにもある歯磨き粉やフライパンから、有名なところでいうと東京スカイツリーやレインボーブリッジにもフッ素塗料が使用されています。
メリットとデメリット
◎メリット
・親水性に優れ、汚れが付着しても雨で汚れを流してくれる。
・艶があり、新築のような美観を維持できる。
・耐久性が高く、約15~20年長持ちする。
・防藻性・防カビ性がある。
・紫外線に強い。
×デメリット
・他の塗料に比べて価格が高い。
・塗膜が硬い分、ひび割れが生じやすい。
・艶なしがないため、住宅のイメージによっては適さない場合がある。
・一度フッ素で塗ると、他の塗料での塗替えが難しい。
適している建物とは?
■フッ素塗料はこんな人におすすめ!
コストを抑えて費用を軽減したい人
外壁や屋根の塗装工事には必ず足場の仮設が必要で、塗替えの度に足場費用がかかるため、コストダウンするためにも塗替えの頻度を減らすことが重要です。
特にマンションやビルなどの大規模な建物の塗替えには莫大な費用がかかるため、耐久性に優れたフッ素塗料を使用することで塗替えコストを抑えることができます。
とにかく長持ちさせたい人
フッ素塗料の大きな強みでもある耐久性は、耐用年数の長さにも繋がります。
塗替えの頻度が減ることで次の工事までの期間にも余裕ができ、資金計画をしっかり立てることができます。
店舗や商業施設など
店舗の場合、緊急性を要する工事以外は急にお店を休むということは避けたいものです。
飲食店は来店されるお客様や食材の仕入れ先など取引業者も係ってくるので、計画的に工事を進める必要があります。
休業すれば売り上げに影響するので、塗替えの回数を減らせるように耐用年数の長いフッ素塗料がおすすめです。
海沿いの建物
海沿いに家がある場合、海水に含まれる塩分が潮風によって家に付着し、劣化してしまう『塩害』にも気をつけなければいけません。
フッ素塗料は耐久性に優れ、塗膜が硬く丈夫なため塩害から守ってくれます。
まとめ
フッ素塗料は外壁塗装に求められる様々な能力を備えています。
まずは特徴を知りどのような仕上がりにしたいか、何を重視するかを考えましょう。
塗料選びに迷ったらプラニング・Kにご相談ください。
ご自宅に合う塗料をご提案させていただきます。