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2020年10月7日
台風が来る前に、お家のセルフチェックを!!
毎年のように、日本には巨大な勢力を持つ台風が到来します。
これは、島国の日本で住んでいる限り避けられないことではありますが、台風が
来る前にお家のセルフチェックを行うことで、台風の被害を最小限に抑えること
ができます。
今回は、台風が来る前に家族でできるお家のセルフチェックについて、ご紹介し
ます。
お家の部分別セルフチェック
「家のセルフチェックと言われても、一体どこを見ればよいのかなぁ?」と思わ
れる方も多いでしょう。ここでは、家の各部位ごとの点検方法を見ていきます。
外壁の劣化をチェック
外壁の劣化をチェックしましょう。
←写真のような、ヒビやコーキングに隙間があると、台風の激しい雨風により、そこから雨水が侵入し室内まで浸透すると雨漏りを起こしてしまいます。
前回の塗装から時間が経過している場合は塗料の防水性も落ちていると考えられます。
ひび割れや、コーキングに隙間を見つけたら
台風が来る前に塗装業者に相談をし、台風の被害を被らないように補修工事を依頼しましょう。
屋根瓦や板金をチェック
台風前には屋根材の点検はとても重要です。
瓦屋根では瓦が割れたり、欠けたりしていないか。また、金属屋根の場合は板金がしっかり留まっているかをチェックしましょう。
屋根の不具合は大きな台風の雨風により、さらに破損が進み室内に雨漏りを起こす危険があります。
屋根材に不具合をみつけたら
屋根の点検・補修は高所作業となりますので危険です。自分で行おうとせずに、専門の業者へ依頼しましょう。
10年以上屋根の点検を行っていない場合は、台風前に点検することをおススメします。
窓やサッシ周りのチェック
窓やサッシ周りの取付部分には、隙間を埋めるためにコーキングが充填されています。経年劣化により、そのコーキングが硬化し痩せてしまうと隙間ができている場合があります。
しっかり点検をして台風に備えましょう。
コーキングの劣化をみつけたら
コーキング自体はホームセンターなどでも販売はしていますが、コーキングの打替えには劣化している既存のコーキングをキレイに取り除き、新しいコーキングを充填し、さらには他のカ所(外壁材やサッシなど)を汚さないという技術を伴います。専門業者に依頼する方が安心であり、仕上りも良いでしょう。
すだれ・シェードの撤去と網戸・雨戸のチェック
窓周辺に「すだれ・シェード」などを設置している場合は、台風前に片付けておきましょう。
網戸や雨戸のがたつきがあると強風によって外れてしまったり、破損する恐れがあります。
雨戸のがたつきをみつけたら
可動させて利用する雨戸は、経年劣化による影響も大きく受けます。 気づくと、開閉の際にがたつきが出るようになっていたり、雨戸自体にひび割れが起きていたりします。雨戸の修理は、素人には難しいため業者に依頼したほうが手間がかかりません。無理な修理で雨戸を全損させるよりも、業者に修理や交換を依頼しましょう。
まとめ
家は台風が来ると、強い風と雨の影響を受けます。事前に家の点検をを行って傷んだ部分の補修を済ませておくことで、台風による被害は最小限に抑えることができます。傷んだ部分を放置せず、修繕しておくことが建物内部への雨水の侵入を防ぎ、建物自体を守ることにつながります。台風前には家族でお家のセルフチェックを行いましょう。