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2021年3月15日
ログハウスや別荘の屋根・外壁塗装
昨今、このご時世でなかなか思うように旅行に行けないことから、キャンプが流行していますよね。山を購入しキャンプを楽しむ人や、セカンドハウスとしてログハウスや別荘を購入する人も増えています。
大自然の穏やかな環境で過ごすことができるログハウスや、別荘での生活はとても魅力的です。
しかし、頻繁に訪れることのないセカンドハウスでもメンテナンスは必要です
今回はセカンドハウスを長く楽しむためのポイントをご紹介します。
ログハウスや別荘の特徴
ログハウスや別荘は基本的に生活の拠点ではなく、休日を利用して年に数回使用するための住居です。
毎日生活しているのと違い、人が出入りすることがないため室内の換気も行われず、空気の入替えができません。
そのうえ不在期間が長いため、建物の劣化に気が付かず長期間放置してしまいます。その結果、台風や大雪により建物が大きなダメージを受けてしまったというケースもあります。
ログハウスや別荘を長く保つには
ログハウスや別荘といえば、山や高原の中、湖畔や海の近くにあるイメージが強いですよね。このような立地は、建物にとって非常に過酷な環境と言えます。
人の住まない家は傷みが早いと言われるように、別荘などのセカンドハウスも同様です。そのため、一般の住宅よりも早い期間でメンテナンスを行う必要があります。
どのようなメンテナンスが必要??
①屋根の塗替えをしよう
ログハウスや別荘は寿命を延ばすため、適切なタイミングで屋根の塗装工事を行うことです。
<屋根の塗装工事を行うメリット>
・屋根の防水機能が雨漏りを防ぐ
・新しい塗膜の層が雨風や強い紫外線から守る
②外壁の塗装工事をしよう
ログハウスや別荘は通常の住宅とは違い、より自然の中にあることが多いです。
■山の中の別荘
山の中の建物は、樹木に囲まれ陽があまり当たらないことがあります。
木や植物が建物に密着しているような場合は特に要注意です。
草木によって湿気やすく、苔やカビが発生し建物の劣化の進行を速めてしまいます。
■海沿いの別荘
海沿いの建物は、海からの潮風によって起こる症状『塩害』に注意が必要です。
腐食やサビの原因となり、家の劣化を進行させてしまう場合があります。
※ポイント
塩害に強い塗料を使用しましょう。
フッ素塗料=塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料で、耐久性に優れ、塗膜が硬く丈夫なため塩害にも強い。
<外壁の塗装工事をするメリット>
・防水機能が向上し、苔やカビの発生を防ぐ
・塗膜の層により外壁の表面が保護され、ホコリやゴミなどが付着しにくい
・色あせた外壁に艶感が増し、美観を取り戻す
③定期的なメンテナンス
◎掃除
山の中には落ち葉や木の枝、虫の死骸などが大量にあります。それらが風に吹かれ屋根や外壁に堆積します。
そこにダニや虫が発生し、建物が腐食する原因となります。建物の周囲の草刈りや掃除を必ず行いましょう。
◎室内の換気
日々の換気ができない別荘では、室内が高温多湿になります。室内に溜まった湿気は建物の劣化に繋がります。
部屋内に湿気取りなどを設置するなど、湿気がたまらないよう対処しましょう。
◎定期的に訪れること
自然災害はいつ起こるのかが予測できません。そのため年に数回は建物の現状を確認するため、定期的に訪れましょう。
雨漏りに気付かず数カ月放置した場合、内部までボロボロになり大規模な工事が必要になる可能性もあります。
まとめ
セカンドハウスは生活拠点である住まいよりもメンテナンスに注意が必要です。
別荘の寿命を延ばし美しい外観を維持するためにも、適切なタイミングで屋根や外壁の塗装工事、定期的なメンテナンスを行うことをお勧めします。