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2021年5月20日
雨の日の外壁塗装が引き起こすトラブル
外壁塗装をする際、どの季節が最適だと思われますか?
梅雨に入り雨の日が続きますが、親族が集まるお盆までに家の外壁をきれいにしたいという方もいるのではないでしょうか。
そんな方に是非読んでいただきたい、雨の日の外壁塗装のトラブルについてご紹介します。
雨の日の外壁塗装について
雨の日は外壁塗装ができない?
外壁塗装は外での作業のため、雨の日は基本的に工事を行えません。
また気温が5℃以下の真冬日や、湿度が85%以上の高湿度の日も塗装を行えません。
雨の日に起こるトラブルとは
雨が与える悪影響
■湿気によって乾燥するのに時間がかかる
雨の日は湿度が高くなります。湿度85%以上は塗装に不適切と言われています
湿度が高いと塗膜が硬化するまでの時間が長くなることがあります。塗料が湿気を含んでしまったり、乾燥が不十分なうえに中塗りや上塗りを重ねてしまうと塗膜の機能が十分に発揮できなくなります。
■仕上がりに影響する
どのような事が起こるのか、見てみましょう。
膨れ
結露や湿気による水分が塗料に混ざってしまうと、内部に含まれた水分が塗膜から排出しようとし、膨れを起こすことがあります。
剥がれ
雨天で高湿度の中で塗装をした場合、外壁が完全に乾燥していないため、塗料の密着が悪く剥がれの原因となってしまいます。
■工事にかかる日数が長くなる
いざ工事が始まっても、雨が降れば工事が中断してしまいます。特に梅雨で雨が長く続くような時期は、その分工事も延期になり、予定通りに進まないというケースもあります。
※注意!!
一般的には、悪天候による工期の延長で追加の費用がかかることはありません。
延滞料金を請求されてはいけないので、梅雨の時期に工事を依頼する場合は特に注意が必要です。
トラブルを防ぐためにも口約束ではなく、契約書や見積書などの書面で内容が明確に記載されているかを必ず確認しましょう。
■換気問題
工事期間は家全体を養生ネットで覆い、塗料の飛散を防ぎます。塗装部分に付帯している窓やサッシにも塗料が付かないように養生シートでカバーします。
このように完全に養生されてしまうと、開閉することができません。
作業の工程によっては窓を開けることができますが、換気ができずジメジメとした蒸し暑い部屋の中にいると熱中症にも気を付けなければいけません。
日中は外出したりエアコンをうまく使用して、生活の負担にならないように気を付けましょう。
雨の日の外壁塗装 メリットはある?
◎雨が多い6月の梅雨のシーズンは依頼する方が比較的少ないので、料金交渉がしやすい場合があります。
◎いつも工事の件数が多く、希望の時期になかなか工事をしてもらえないような人気の業者も、梅雨の時期は比較的落ち着いているので工事の依頼をしやすくなります。
まとめ
雨が多い梅雨の時期だからこそ、期間に余裕を持って外壁塗装を検討されてはいかがでしょうか。
台風の発生が増加する夏までに行うことで、家の被害を未然に防ぐことができる大切なメンテナンスと言えるでしょう。
カテゴリ:外壁