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2021年6月28日
外壁塗装『あと何回塗り替えますか?』
外壁リフォームと聞くと塗り替え(塗装工事)を想像する方も多いと思いますが、塗装工事以外にも外壁のリフォーム方法は存在します。
まずはご自宅の状況やご予算に応じて、どのリフォーム方法を選ぶべきかをしっかりと計画してみましょう。
外壁リフォームとは
劣化や傷み、色あせなどの変化が目立ちやすい外壁には、『外壁塗装』『重ね塗り』『張り替え』の3つのリフォーム方法があります。
まずは3つのリフォームとその特徴について見てみましょう。
◇塗り替え
もっとも費用が安く、手軽に行えるのが外壁塗装(塗り替え)です。
【作業工程】
①足場の仮設
②高圧洗浄による汚れを除去
③劣化している箇所の補修
④塗装工事(3回塗り)
◇重ね張り
サイディングやモルタルの上から新しいタイルやサイディングなどを張る工法
【作業工程】
①足場の仮設
②外壁の汚れを高圧洗浄で落とす
③劣化した箇所の補修をする
④既存の外壁材の上に、新しい外壁材を張る
◇張り替え
既存の外壁と下地を取り除き、住宅を骨組みだけの状態にし、新たにサイディングやモルタルなどを張り付けていく工法
【作業工程】
①足場仮設
②既存の外壁を剥がす
③劣化した躯体などを補修する
④新しい外壁材を張る
それぞれのメリット
工法が違えば、費用はもちろん工期も変わります。
それぞれのメリットを知ることで、どの工法が適しているのかを判断することができます。
費用面
塗り替え工事が最も費用が安く、逆に高いのが張り替えです。
張り替えは既存の外壁を剥がす工程があるため、工事期間も長くなります。
費用が高いと経済的な負担も大きいですが、その分耐用年数が長くトータルコストを抑えることができます。
デザイン性
塗り替えは単色塗りやツートンカラーなど好みの色に変えることができ、美観を取り戻すことができます。
張り替えと重ね張りは材質も変えることができるので、大きくイメージチェンジをしたい方におすすめです。
機能性
外壁材の張替えや重ね張りは、最新の機能性の高い外壁材に変えることができ、これまでの問題点を改善することが可能になります。
塗り替えは遮熱塗料などの機能性塗料を使用することで、機能性を向上することができます。
外壁リフォームを選ぶポイント
費用を抑えることだけに囚われず、今後の住生活をどのように送りたいかを重視し選択することをおすすめします。
例えば、数年後には手放す予定があるといった場合は、費用を抑えて塗り替えを選択することもひとつの方法です。
外壁自体が劣化しているような場合は、塗替えを繰り返すよりも思い切って重ね張りや張替えを選択することで、家の寿命を延ばすことができます。改修の規模や希望の耐久年数を把握しておくことも重要です。
まとめ
住まいの外観リフォームは、劣化して暗い印象を与えていた住宅を美しくすることはもちろん、居住性を高めたり、住宅の寿命を延ばし資産価値を高める事にも繋がります。
住まいの現況やこれからどのように住み続けたいかを考え、最適な方法を選択しましょう。
カテゴリ:外壁