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2021年6月10日
梅雨の時期が来る前に家のセルフチェックをしましょう!
もうすぐ、じとじと雨が続く梅雨の時期がやってきます。降り続く雨の中、気分も落ち込みがちなところ、家の不具合まで重なってしまうと大変です。
今回は、雨が降る前に自分でできる、家の現状チェックについて、そのチェックポイントを見ていきましょう。
梅雨到来の前にチェックする場所
梅雨到来の前にできるだけ家の現状を把握しましょう。セルフチェックの際には写真やメモをとり、後にどの場所の写真やメモなのかがわかるように、簡単な間取り図や、立面図を書き記しておくとよいでしょう。
チェック① 外回り
【セルフチェックに必要なもの】
・カメラ(デジカメ、携帯)
・簡単な立面図
・シャープペン、ボールペン
・メジャー(スケール)
※日差しがキツイ場合は防止やサングラスなど…
基礎部分や外壁のひび
外壁や基礎の部分でひびがないかチェックしましょう。0.5mm以上(シャープペンの芯が入る程度)だと注意が必要です。
ひびの大きさをスケールではかり1mm以上あるものは、ひびを埋めるなど補修が必要です。
シーリングの隙間
外壁のサイディングの間の目地部分を埋めているシーリングが割れていたり、剥がれてしまっている場合は埋めるなどして補修が必要です。隙間から雨水が浸入し構造躯体の腐食につながります。
屋根瓦のズレや浮き
屋根の写真を撮るのは足場がないと危険です。2階の部屋の窓から下屋根の確認と、下から屋根がズレたり浮いたりている箇所がないかチェックしましょう。
雨樋の詰まり
梅雨だけに限りませんが雨樋が正常に機能しないと、屋根や外壁に常に水がかかり、屋根や外壁を傷めてしまいます。また、水が溜まることで、虫やシロアリの発生原因を作ってしまいます。
雨樋の状態や雨の日に雨樋が通常に機能しているかどうか確認しましょう。
チェック② 室内
屋根裏
天井裏へ上れる階段から上がってみましょう。屋根面(頭上)、天井面(足元)の両方をチェックしましょう。湿気が溜まりカビが繁殖していないか。また屋根面は雨漏りしているような疑いを持つような染みがないか。不安に思うような染みを発見した場合は専門家に診断を仰ぎましょう。
窓サッシまわり、天井
天井や、窓廻りの室内クロスに染みや浮きがあるかチェックしましょう。染みが年輪のようになっていたら複数回の不具合があったことを表します。日常生活の上で、上部を確認することは意外と少ないものです。天井などを見上げてチェックしましょう。
換気扇
梅雨時期は窓を開けるタイミングも少なく、換気ができなくて室内に湿気がこもりやすくなります。湿気はカビの原因にもなりますので、換気扇や除湿機などを上手に使い湿気がこもらないようにしましょう。換気扇や除湿機のフィルターのホコリやゴミ詰まりの清掃は済ませておきましょう。
まとめ
日頃から、家のセルフチェックを行っている家庭では梅雨の長雨を前に慌てることはありませんね。家のセルフチェックなんてしたことない、というご家庭はこの記事を参考に是非チェックしてみて下さい。
セルフチェックで不具合をみつけた場合は、自己判断せずにまずは専門家の診断を仰ぎましょう。