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2022年5月19日
梅雨の前に確認!雨漏りチェック
だんだんと暖かさを感じる季節になってきました。春の清々しい陽気を感じるのも束の間、もうすぐ梅雨、台風のシーズンがやってきます。
そんな梅雨入り前の今が、雨漏り対策をするベストシーズンです。
今回は梅雨の長雨も乗り越えられるよう、雨漏り対策についてご紹介していきます。
雨漏りの原因
雨漏りは屋根の劣化が原因だと思いがちですが、実は外壁やベランダのひび割れ部分、給排水管、サッシ枠と防水シートの隙間など様々な箇所から雨水が侵入して雨漏りに繋がります。
雨漏りチェック
雨漏りをしていないか、雨漏りの原因になりそうな箇所はないかチェックしましょう。
雨樋のつまり・歪み・曲がり
雨樋は落ち葉や枯れ木、土埃などがつまりやすいです。掃除をして雨水が流れるようにしておきましょう。高所作業なので少し費用はかかりますが、業者に依頼することをおすすめします。ご自身で掃除をする際は安全に十分注意して行って下さい。
屋根の劣化
一口に屋根の劣化といっても様々な種類の劣化があります。屋根にひび割れが生じていた、台風や地震の影響で屋根材がずれて隙間ができていた、強風で屋根材が吹き飛ばされてしまった、など様々なケースがあります。
これらは下から覗いただけでは発見しにくい箇所です。雨漏りを発生させないためには、業者による定期点検を行うことも重要です。また、大きな災害があった後も業者に点検をしてもらうことが大切です。
外壁の劣化
意外に感じる方が多いかもしれませんが、外壁も雨漏りの原因になります。外壁のひび割れた部分や劣化したシーリングの隙間から雨水が侵入して雨漏りに繋がるケースが多くあります。
外壁から雨漏りをするというイメージがあまりないため、外壁のメンテナンスを怠ることがあります。早めに劣化箇所を見つけてメンテナンスするように心がけましょう。
屋上やベランダ
見落としがちなのが屋上やベランダです。屋上やベランダは水はけが悪くなっており、長時間水が溜まります。経年劣化で床面がひび割れていたり、防水塗装が効果を発揮しなくなっていると、そこから雨水が侵入して雨漏りに繋がります。
また、排水溝がつまりやすく、長い時間放置しておくと苔が生えてくる場合があるのでこまめに掃除をしましょう。
その他
雨樋の傾斜がずれて逆流している
天窓の防水パッキンが経年など、
様々な箇所から雨漏りの可能性が考えられます。注意してみておきましょう。
まとめ
今回は梅雨の前にできる雨漏り対策についてご紹介しました。ベランダや屋上、雨樋の掃除はかなり有効です。また、外壁や屋根の劣化箇所はできるだけ早く発見し、修繕をすると雨漏りを防ぐことができます。
ただし、屋根に上ったり高所の作業は落下する危険性があるため、無理をせず業者に依頼しましょう。梅雨の長雨も快適に過ごせるよう、今のうちにしっかりと雨漏り対策を行いましょう。
カテゴリ:防水