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2022年7月7日
塗料選びについて
外壁塗装をする際、何を基準に塗料を選んでいますか?多くの方は、できるだけ安い値段で高性能の塗料を使用したいと思う方がほとんどだと思います。
また、たくさんの塗料を提案されたけどどれも大差ないのでは?と疑問に感じる方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回はご自宅と予算に合った塗料の選び方をご紹介します。
塗料の種類
塗料の種類は大きく分けて4種類あります。
耐用年数 | 価格(1缶当たり) | |
アクリル塗料 | 約3~8年 | 5,000~15,000円 |
ウレタン塗料 | 約5~10年 | 5,000~20,000円 |
シリコン塗料 | 約7~13年 | 15,000~40,000円 |
フッ素塗料 | 約15年~ | 40,000~100,000円 |
アクリル塗料
アクリル塗料は軽量で重ね塗りしやすく、発色が良いのが特徴です。価格が安いのもメリットです。しかし、耐用年数が短く、最近の外壁塗装で使用されることあまりありません。
ウレタン塗料
ウレタンは柔らかい素材なので密着性に優れています。また、木材から金属まで塗装できる万能な塗料です。耐用年数も長く、10年に1回の周期でメンテナンスしたい方におすすめの塗料です。
シリコン塗料
外壁塗装においてシリコン塗料は最も多く使用されています。耐久性と値段が相当なのでコストパフォーマンスの良い塗料といえます。
フッ素塗料
価格は少し高めですが、耐用年数は長くなります。頻繁に塗り替えができないビルやマンションなどに使用されるケースが多いです。
どういった観点から塗料を選べば良いのか分からないという場合は、一番コスパの良いシリコン塗料を選ぶと良いでしょう。
塗料の臭い
塗料には油性塗料と水性塗料があります。例えば、シリコン塗料でも油性塗料と水性塗料が存在します。そもそも塗料は、「合成樹脂」「顔料」「添加剤」の3つからできています。
しかし、これらだけでは塗装することができないため、「水」か「溶剤」どちらかで希釈する必要があります。この際、希釈剤としてシンナーなどの溶剤を使用する塗料を「油性塗料」、水を使用する塗料を「水性塗料」といいます。
水性塗料
現在の外壁塗装のほとんどでは水性塗料が使用されています。価格と性能ともに油性塗料と大差がありません。また油性塗料に比べて環境に良く、臭いも少ないといった特徴があります。
油性塗料
油性塗料は耐久性に優れているため、外壁塗装よりも耐久性の必要な屋根塗装などで使用されます。しかし、シンナーなどの有機溶剤を使用しているため、臭いが強いというデメリットがあります。
有機溶剤は人体に影響が出る可能性もあるため、赤ちゃんやペットなどがいらっしゃるご家庭では、水性塗料を選択することをおすすめします。
まとめ
近年、様々な塗料が開発され、何を選べばいいのか分からないという方が多いと思います。塗料の種類や性能について知り、しっかり業者と相談して、ご自宅に合った外壁塗料を見つけましょう。
カテゴリ:塗装工事