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2022年11月17日

外壁塗装の刷毛

外壁塗装は刷毛やローラー、吹付での塗装を行います。この中で最も長持ちする塗装方法や家に合った最適の塗装はどれなのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。

最近はローラー塗装が主流ですが、すべての塗装箇所をローラーで行うわけではありません。今回はローラーや刷毛などの塗装方法についてご紹介していきたいと思います。

ローラー

ローラー塗装は近年主流になっています。毛やスポンジ状のローラーに塗料を馴染ませ、広い面積をスピーディーに塗装することができます。

また、塗料の飛散を抑えることができるので近隣との距離が近い場合も難なく塗装できます。

【メリット】

・広範囲を早く塗装できる

・道具が扱いやすい

・塗料が飛散しにくい

【デメリット】

・細かい部分の塗装には向いていない

・塗装する場所や素材によっては様々な種類のローラーが必要

・ある程度の技術がないと厚さが均一にならない

吹き付け

ローラーによる塗装が主流になる一昔前は、スプレーガンによる吹き付け塗装が主流でした。スプレーガンを使用するとローラーよりも早く塗装することができ、外壁に様々な模様をつけることができます。しかし、吹付塗装の2割程度は周りに飛散してしまい、無駄になってしまうというデメリットがあります。

【メリット】

・広範囲をローラーよりも早く塗装することができる

・外壁に様々な模様をつけることができる

【デメリット】

・塗料の20%は飛散してしまう(臭いも飛散する)

・スプレーガンの騒音が大きい

・塗装するのにある程度の技術が必要

刷毛

刷毛で塗装しようとするとローラーや吹付の数倍時間がかかるので広い範囲の塗装は向いていません。

細かい部分や狭い箇所の塗装、塗膜に生じた細かな傷など、一部分のみを補修塗するのには最適です。ローラーや吹付で塗りづらい箇所を刷毛で塗装します。

【メリット】

・細かい箇所や狭い箇所の塗装に適している

・タッチアップ(塗膜に生じた細かな傷など、一部分のみを補修塗する)

などの部分的な補修に適している

【デメリット】

・広範囲の塗装には適していない

・ムラができやすく、きれいに塗るには技術が必要

・塗装面に刷毛の毛が混入しやすい

外壁に合った塗装方法

どの塗装方法で塗装を行っても耐久性が変わることはありません。家の形や素材、立地条件、お客様がどのような模様や色を希望するかによって適切な塗装方法を選ぶ必要があります。

また、塗料には塗布量が定められています。施行する外壁に適切な量が塗られていなければ塗料の性能は発揮できません。塗料を薄めたり、塗り回数を少なくしたり、逆に厚く塗りすぎてしまっても外壁に不具合が出てしまいます。そのため、業者選びも大切になります。

まとめ

ローラー・吹き付け・刷毛それぞれの塗装方法に性能の優劣はありません。きちんとした業者であればどの方法で塗装をしてもムラなく綺麗に仕上がります。

また、既存の外壁に合わせて適切な塗装方法を選び、しっかり施工を行ってくれる業者選びをすることも大切です。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

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