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2022年12月1日
失敗しない雨樋の色選び
突然ですが、我が家の雨樋の色は何色ですか??
家にとって大切な役割を担う雨樋ですが、雨樋って何色がベストなの?と思いますよね。
これから外壁塗装をされるご予定の方、必見です!
雨樋の色選びを失敗しないためのポイントをご紹介します。
雨樋とは
雨樋とは、屋根やベランダ、屋上に溜まった雨水を集めて外に流すためのもの。
建築物では主に雨水を排水口に誘導する筒状の建材のことを指します。
以前は鉄製や木製のものもありましたが、現在はプラスチック(塩ビ)製が主流になっています。丸い形状のものが一般的ではありますが、近年は四角い形状のものもあります。
💡ちょっと豆知識
「鎖樋(くさりとい)」は屋根の下に取り付けられた軒樋と呼ばれる樋から地面に向かって雨水を導く竪樋の一種。
かたちはリングや花びらのような特徴的な形の樋をいくつも連結して鎖状になったもので、これに雨水を伝わせて流す竪樋として使います。
通常の縦樋は筒状になっており、その中を雨水が流れる仕組みですが、鎖樋は雨水が鎖を伝うように排出されるのを目で見て楽しむ、日本で発祥した建材です。四季のある日本では情緒を表現する建材として、古くから社寺仏閣や和風建築に利用されています。
雨樋の役割
雨樋は建物の端や軒下に設置する為あまり目立ちませんが、雨の多い日本においては大変重要な建材です。
雨樋がないと、軒先や軒裏、外壁をつたって落ちる雨水が多くなるため、雨漏りの原因になります。雨樋に雨水を集めて排水口に流すことにより、雨漏り防止に役立っています。
雨樋の仕組み
雨樋は色々な種類の樋が連結されており、屋根から流れてくる雨を受け止める筒を半分にしたようなものを軒樋(のきとい)と言います。
その雨水を地面に向かって垂直に流す筒を竪樋(たてとい)といいます。
雨樋の塗装の必要性
before
長年、強い紫外線や雨水に晒されているため、汚れや色あせやが生じています。
after
艶が出て、本来の塗膜の防水機能を取り戻します。
雨樋の色について
雨樋の色で多く使用されているのは、白・黒・グレー・茶系の4色です。
他の色があまり使用されない理由として、目立たせるためのものではなく、家の外観に馴染ませることがポイントになるからです。
では、我が家はどの色を選べばいいのでしょうか。
色選びのポイント
ポイント① 外壁と同じ色にする
外壁の色に合わせることで雨樋が目立ちにくくなり、家全体に馴染みます。
外壁の色を目立たせたい方にお勧めです。
ポイント② サッシの色に合わせる
外壁と違う色でも、サッシの色と合わせることで全体の統一感を出すことができます。
サッシの色をアクセントカラーにしている方にお勧めです。
プラニング・Kの施工事例
■外壁に合わせた色(高松市A様邸)
外壁の色に合わせているので、落ち着いた上品な印象を与えます。
■サッシに合わせた色(高松市F様邸)
屋根とサッシの色に合わせることで、統一感がありながらすっきりとしたメリハリのある印象になります。
■白で統一(木田郡N様邸)
軒下やサッシ共に白で統一することで、外壁のクリーム色と調和され、明るい印象を与えます。
■屋根に合わせた色(高松市K様邸)
屋根の色に合わせることで、屋根から雨樋にかけて色の繋がりがよく、重厚感のある印象になります。
まとめ
今回は雨樋の色についてご紹介しましたが、エアコンカバーも外壁に沿って取り付けられています。それぞれ目立たせることを目的としていないため、別の色にするということはお勧めしません。
家を守るために重要な役割を担っていますので、外壁の塗り替えの際には必ず塗装をしてもらうようにしましょう。
プラニング・Kでは経験豊富なスタッフが色選びについてのご相談も対応しております。ぜひ、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:塗装工事