ブログ
2022年12月15日
外壁が変色する理由
『外壁の色が変わった!?』と感じたことはありませんか?
もちろん数日で急に色が変わるということはありません。ふと気が付くと、新築した時、または塗り替えしてから、『何だか色が変わった気がするなあ』と感じたことはありませんか?
では、外壁が変色する原因はどこにあるのでしょう。
変色とは
変色とは…色が変わること。また色を変えること。
なぜ変色が起こるのでしょうか。
外壁の変色には、紫外線に晒されることによる塗料の劣化が主な原因となる退色(色褪せ)や、雨だれや苔による汚れで変色することもあります。
変色しやすい場所
日当たりのいい部分
強い紫外線を浴びているため色褪せしやすい。
色あせとは…色が薄くなる。色があせる。光沢がなくなることを表します。
日があまり当たらない部分
風通しが悪く、湿気が多くなりカビや苔が発生しやすい。
長年にわたり同じ環境下にあるため、段々と汚れが蓄積され目立つようになります。
変色させないためにできること
色選び
一度塗ると次の塗り替えまで約10年間同じ色で過ごすことになります。好みだけで選ぶと失敗に繋がりかねません。慎重に色選びを行いましょう!
■色あせしやすい色
赤のような原色は、経年劣化により退色(色あせ)しやすい色だと言われています。
外壁に使用することは少ない色ではありますが、アクセントカラーで使用する際は気を付けましょう。
■汚れが目立ちやすい色
白色の外壁は、砂埃の薄茶色の汚れや、カビ・苔の緑がかった汚れが目立ちやすくなります。
清潔感のある白色の外壁にしたいという方は、ベージュ系にされるのもお勧めです。
対処法について
建物の立地条件によって陽当たりの良い南側は、より紫外線の影響を受けやすくなります。
色あせが更に劣化すると、チョーキングが発生します。チョーキングは防水機能が低下している証拠です。建物の内部にまで雨水が浸透してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
外壁の塗替え
外壁の色あせは塗料の劣化が原因で起こるため、基本的には塗り替えしか対処方法はありません。一度色あせてしまった建物は塗装することで元の美しい姿を取り戻します。
塗料選び
フッ素塗料のように防水性が高く、耐久性に優れている塗料を使用した場合、耐用年数も長くなります。
塗替えの頻度が減ることで次の工事までの期間にも余裕ができ、資金計画をしっかり立てることができます。
まとめ
立地条件によっても異なりますが、経年劣化による変色はいずれ発生します。
退色しにくい色や耐用年数が長い塗料を選択することが、外壁をきれいに保つための秘訣ともいえます。
プラニング・Kでは様々な塗料を取り扱いしております。塗料に詳しいスタッフがご希望に合わせた塗料のご提案をさせていただきます。色や種類についてお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。