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2023年2月9日
塗装会社・塗装職人が持っている資格
塗装に関する資格や免許があるのはご存じでしょうか。資格や免許を基準に塗装会社や職人を見極めたいという方も少なからずいらっしゃいます。資格がないからと言って必ずしも悪い業者であるということは言えませんが、お客様からすると、やはり資格を持っているほうが安心できますよね。
今回は塗装業者が持っていると安心できる資格や免許についてご紹介していきます。
塗装技能士
塗装技能士は国家資格の一つで、塗装技術や知識、実績を持っていると認定された個人に対して与えられる資格です。この資格を取得するには学科と実務試験の両方に合格しなければいけません。
また、3~1級に分かれており、2級は2年以上(または3級を保持していること)、1級は7年以上の実務経験が必要になります。
しかし塗装技能士を持っていなくても腕の良い職人さんはいます。特に年配の塗装職人さんは資格を持っていないケースも少なくありません。
建設業の許可
建設業法第3条では、請負金額が500万円以上の工事には都道府県知事による「建設業の許可を受けることが義務付けられています。この許可を受けるには、許可を受けたい建設業に関して5年以上経営業務の管理責任者としての経験があるものが社長又は役員として在籍していること、資本金が500万円以上あることなど厳しい条件があります。
そのため、「建設業の許可」を取得している塗装会社は施工管理能力だけではなく、経営基盤がしっかりしていることの証明になります。
足場組み立て等作業主任者
高さ5m以上の足場の組み立てや解体の作業を安全に行うために、作業員を指導・監督する役割を持つ者のことを足場の組み立て等作業主任者といいます。
事業主はこれらの作業の際には、既定の講習を受け、学科試験に合格した足場の組み立て等作業主任者を配置し、その者の指揮のもとに作業を行わせなければならないことになっています。
有機溶剤作業主任者
有機溶剤作業主任者とは、労働安全衛生法に規定されている国家資格です。”有機溶剤”とは、使用や取り扱いに注意が必要な危険物にあたります。塗装工事でも、有機溶剤に該当する溶剤系製品を取り扱うこともあるため、使用や取り扱いに関する知識は必須です。
この「有機溶剤作業主任者」の資格を有している職人のいる塗装会社は、安全に対する意識が高い会社と言えます。
外壁劣化診断士
外壁劣化診断士とは外壁の劣化を診断し、どのように補修や修繕を行ったらよいのかをアドバイスできる知識や技術を持っていると認定された人のことを言います。
適切な外壁の診断ができなければ、信頼できる診断ができないというわけではありませんが、担当するのが「外壁劣化診断士」の有資格者だと安心して診断を任せることができます。
まとめ
外壁塗装業者は無資格でも開業することはできますが、やはり塗装技能士、有機溶剤作業主任者、建設業許可を所持している業者は安心です。塗装会社や塗装職人を見極める一つの判断材料にしてみてください。
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