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2023年3月13日
ウレタン塗料について
ウレタン塗料はリーズナブルな価格で外壁塗装でも人気の塗料です。外壁塗料の種類はたくさんあり、迷う方もいらっしゃると思います。そこで今回はウレタン塗料についてご紹介していきたいと思います。
ウレタン塗料
ウレタン塗料の特徴は弾性です。伸びやすく、樹脂の中でも柔らかい特性を持っているため、塗膜がしなやかになります。塗膜内部でひび割れが起こっても塗料の密着度が高いため、塗膜の表面までひび割れが広がりにくくなります。
また、外壁意外にも雨樋など住宅の付帯部などに使用されます。その他にも車や家具、食器、ギターなどでもウレタン塗料は使用されています。
ウレタン塗料のメリット
高級感
ウレタン塗料は艶があり光沢感が出るので、高級感のある見た目になります。艶感を出したくない方は艶消しでマットな仕上げにすることも可能です。
ひび割れしにくい
上記で書いたように、ウレタン塗料は密着性や柔軟性に優れており、コンクリートやモルタルなどのひび割れしやすい外壁におすすめです。塗膜内部にひび割れが生じても塗膜まで影響せず、水漏れを防ぐ効果が期待できます。
塗装可能な素材が多い
ウレタン塗料は下地との密着性が高いため、様々な素材に塗装が可能です。
他の塗料では塗装することが難しい、鉄部、木部、塩ビ部などにウレタン塗料が用いられます。
ウレタン塗料のデメリット
コストパフォーマンスが悪い
ウレタン塗料は他の塗料と比べると8~10年と耐久性が低くなります。住宅に長く住むとなると何度も塗り替えが必要になるため、コスパが悪くなってしまいます。そのため、塗料選びの際はトータルのコスパも考えて選択すると良いでしょう。
変色に弱い
ウレタン塗料はシリコンやフッ素塗料に比べて紫外線の影響を受けやすく、変色や退職がやや起こりやすくなります。
防汚性に劣る
ウレタン塗料はシリコン塗料に比べて汚れが付きやすい特徴があります。特に艶消しの塗料は汚れが付きやすくなります。超低汚染と名の付くものだと、汚れは比較的少なくなるのでそのような塗料を選択すると良いでしょう。
ウレタン塗料が最適なケース
ウレタン塗装はリーズナブルですが、耐用年数が少し短い、というのが大まかな特徴です。そのため、
・塗装の費用を少しでも安くしたい
・10年前後で住まなくなる可能性がある住宅の塗装
といった、安さ優先の場合や耐用年数を重視しない場合はウレタン塗装が最適です。また、雨樋や屋根付帯部などにもウレタン塗料が最適です。
まとめ
ウレタン塗料の特徴が少しでもお分かりいただけたでしょうか。ウレタン塗料はリーズナブルな価格で様々な用途で使用されます。弾性があり、ひび割れに強い塗料です。
ウレタン塗装をするか迷っている方はこの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
カテゴリ:塗装工事