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2023年11月30日
塗装工事の工程と工期
外壁塗装を検討している方の中には、どのくらいの工事期間がかかるのか分からなくて、なかなか工事に踏み込めていない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。このようなお悩みや不安をお抱えの方のために、外壁塗装に関わるスケジュールや工程ごとの流れや日数を解説します。
外壁塗装にかかる期間はどれくらい?
一般的な外壁塗装工事の場合の工期は、約2週間程度です。季節や雨の有無、家の大きさや修繕の程度、防水工事の有無、下塗り・上塗りの回数など工事内容によっては、プラスで日程が必要となります。
外壁塗装の工程
①近隣への挨拶
外壁塗装工事には、塗料の飛散や悪臭、騒音などが原因で、近隣住民とのトラブルに発展するケースが多々あります。そのため、ご近所さんとのトラブルを未然に防ぐためにも事前の挨拶回りは非常に重要です。
最近は、塗装業者が代わりに挨拶してくれる場合も多くありますが、誠意を伝えるためにもご自身でも挨拶回りをすることをおすすめします。
②足場設置・養生シート張り
足場の設置は、外壁の塗装工事を安全で効率よく行うために必要不可欠です。
足場に養生シートを張ることで、高圧洗浄中や塗装中に洗浄水や塗料が周囲に飛散するのを防いでくれます。
足場の設置と飛散防止ネット張りは、基本的に1日で終わります。
③高圧洗浄
外壁や屋根などに付着している汚れやホコリ・コケ・藻・カビなどを高圧洗浄水で洗い落とします。高圧洗浄は半日から1日かけて行いますが、洗浄後に1~2日かけて乾燥させる時間が必要です。夏場や乾燥しやすい天候であった場合は、24時間以内に乾燥することもあります。
④下地処理
外壁のひび割れ部分や、シーリングが劣化を起こしている部分を埋める補修作業を行います。この作業を行わないと、塗装後の塗膜の劣化を早める原因になります。
⑤塗装作業
塗装作業は下塗り、中塗り、上塗りの3工程に分かれます。下塗りは、中塗り・上塗りで使われる塗料と下地との間の接着剤的な役割を果たします。中塗り・上塗りとは異なる塗料が使われ、シーラーやフィラー、プライマーと呼ばれます。
経年劣化の具合や塗装面の状態によっては、塗料の吸い込みが激しいため、下塗りを2回以上行う場合もあります。中塗りと上塗りでは塗料が別の場合がありますが、一般的には同じ塗料が使われます。
下塗り・中塗り・上塗りそれぞれの過程で、塗料の乾燥時間を守ることが重要です。乾燥時間を短縮すると、塗装後に不具合が発生する原因になるので、しっかりと乾燥させることが必要です。
⑥点検
業者と一緒に塗装の仕上がりを確かめます。塗り残しやムラ、その他気になる箇所がないか入念に確認します。もし気になる箇所があったらその場で手直ししてもらいましょう。
⑦足場解体・清掃
最後に足場、シートを解体します。最後に建物周囲のゴミの清掃や整地などを行い、完了となります。基本的に1日あればすべての作業が終わります。
まとめ
塗装工事の工程の多さに驚かれた方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介した工期はあくまでも目安で、使用する塗料の種類にもよって変動します。
なかなか寒い時期は外壁塗装を考えにくいかもしれませんが、気候が暖かくなった時に、綺麗なお家でいたい!とお考えの方は、是非この寒い時期から外壁塗装に向けて検討を始める事がオススメします。
カテゴリ:塗装工事