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2024年1月29日
色の選び術
塗装工事を検討されている方、もう「色」は決まっていますか?
外壁の色は、住宅の外観や雰囲気を大きく左右する重要な役割を担っています。
今回は、そんな外壁塗装のポイントとなる色選びについてご紹介いたします。
色選びの基本
外壁の色を決める際に、好きな色を選ぶということも選択のひとつですが、色の特性や特徴を理解した上で選ぶということもポイントとなります。
デザインに適した色選び
住宅には、伝統的な和風住宅・近年増加した和モダン住宅・洋風住宅とデザインは様々です。
そして住宅のデザインによって色の選択も変わります。
和風住宅では、雰囲気を損ねないよう日本の伝統色を選ぶといいでしょう。
日本の伝統色は彩度が低く、落ち着いた中にも上品さが感じられるため和風住宅の外壁によく馴染みます。
また、和モダンの住宅には、黒やネイビー、ブラウンなどシンプルで洗練された色を選ぶと重厚感のあるお洒落な外壁になります。
洋風の住宅では、柔らかなイメージを崩さないよう、ナチュラルな色を選択し、清潔感のある明るい印象を与えます。
ツートンカラー
ご近所でもよく見かけるツートンカラーの住宅。
2色を使用し色分けをすることで、個性を出すことが可能です。
◇上下で配色
1階部分と2階の外壁で上下に色分けをする一般的に多いツートンカラーです。
上下どちらを濃い色にするかで印象も変わります。
◇縦に色を加える
縦のラインで色を入れることで、差し色としてアクセントになり、縦長効果によって高さも演出できます。
◇部分ごとに色分けをする
玄関やバルコニーなどの凹凸によって色分けをすることで立体感を与え、個性的におしゃれな印象になります。
アクセントカラー
アクセントカラーは外壁全体の色とは異なる色を一部分に使用することで、特定の部分を強調させる効果を持ちます。
例えば玄関部分や窓枠などにアクセントカラーを取り入れることで、住宅全体のデザインにアクセントを加えることができます!
周辺環境との調和
色にはその色が本来持つイメージ、建物やその他の色と調和する性質を持っています。
周囲の環境と調和しない色を選んでしまうと、住宅が浮いてしまったり、調和が損なわれる可能性があります。
周囲の景色や隣接する住宅、自然環境との調和を考慮することで、全体のバランスを保つことができます。
💡ここで重要なのが、景観を壊さない色を選ぶことです。
美しいまちづくりとして市町村が『景観ガイドライン』を定めている地域があります。その場合、街の景観を壊さないよう一般住宅や商業施設など外観の色を既定の範囲で行うことが必要になります。
塗装工事が完了した後に知るということが無いよう事前に確認しましょう。
色選びに迷ったら
■色見本の確認
色選びに自信がない、決められないという方は、見本板で色を確認することをお勧めします。
画像や写真では写り方によって違いが生じてしまうことがあります。
また、室内で蛍光灯の下で見るのと、自然光の下で見るのとでは、明るさや色合いが違うことがあります。
施工業者に塗り板を依頼し、太陽光の下で確認することをお勧めします。
■トレンドに左右されない
使用する塗料にもよりますが、一度外壁の塗替えを行うと、次の塗装は約10年後になります。
トレンドは常に変化し続けます。流行にとらわれ過ぎず、長期にわたり満足できる色を選択することが重要です。
まとめ
外壁の色は外装の大部分を占めるため、家の印象を与える大切な役割を担っています。
住宅の美しさを保ち、個性を引き出し、周囲の環境と調和させることがポイントとなります。
プラニング・Kでは、無料診断&相談を受け付けております。
色に迷ったら、是非一度ご相談ください。