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2024年2月22日
玄関ドアの補修
玄関ドアは、ほぼ毎日使うものなので、見慣れてしまい、汚れや傷があっても気が付きにくいですよね。
しかし、ご近所さんや宅配業者さん、遊びに来たご友人や親戚など、あなたのお家で暮らしていない方々からすると、お家の入り口となる玄関は一番に注目されやすいところでもあります。
そのため、玄関が汚れていると悪い印象を与えてしまうことがあります。今回は玄関ドアの補修方法についてご紹介したいと思います。
玄関の種類
玄関ドアは種類ごとに特徴があり、一戸建ての場合は木製・金属製のどちらも使われやすいですが、アパートやマンションでは金属製のドアが多いです。
どちらのドアも、設置された時から紫外線や雨風などのダメージを受け続けているため、補修が必要になってきます。木製か金属製かで補修方法が変わるため、必ず確認をしましょう。
補修方法
塗装
玄関の色褪せ、カビ、傷や塗装剥がれがある場合は、塗装による補修を行います。しかし、玄関ドアの塗装リフォームは非常に難易度が高く、単に塗り替えるだけでなく、繊細な補修工事となり、知識がなければ行えません。
外壁塗装と同じ要領でドアを塗ろうとする施工業者にも注意が必要ですが、安易なDIYも避けた方が良いでしょう。単なるドアと思い込まず、ドア塗装の施工事例を持つ専門業者に任せましょう。
カバー工法・交換
ドアがかなり劣化していたり、古くなっていると交換をしたほうが良い場合もあります。近年の玄関ドア交換で主流になっているのが、お家に取り付けられているドア枠に、新しいドア枠を被せるカバー工法があります。最短であれば半日ほどで工事が終わるため、簡単にお家の玄関ドアを新調することができます。
また、在来工法といってドア枠を撤去するため、周りの外壁・内壁部分を削って、新しいドア枠が収まる寸法に調整していく方法もあります。在来工法は玄関の間口を広くすることもできるため、今より広い玄関口にしたい場合や、車椅子を使うご家族のための介護リフォームにも最適です。
DIYできる?
上記でも少し触れたように玄関塗装のDIYはおすすめできません。玄関ドアの塗装は、木製であればドアそのものを傷つけないように、古い塗装を剥がす大変です。
また、木目を活かす場合は、着色が上手くいかなければ見栄えが悪くなったり、木目を消す場合も、高度な技術がなければ難しいものです。
金属製の場合も、下地処理となるケレン作業をどのくらい行えばいいのか素人では判断ができなかったり、金属への塗装はムラが出やすく、「ダレ」と呼ばれるしずく状に垂れた跡が残る恐れがあるため、繊細な技術が求められます。
頑張って塗装をしても、どこかの工程が不十分で、すぐに塗装が剥がれて来てしまった…となってしまっては、せっかくの苦労も費用も無駄になってしまいます。
玄関のお手入れ方法
木製ドア
木製ドアは傷みやすく、入念な手入れが必要です。乾拭きをしてから、玄関用ワックスをドアに塗り込みます。そして5分置いてから乾拭きをする作業を2回繰り返します。
2回ワックスを塗り込むことで、水や紫外線によって傷みやすい木製ドアをコーティングして守ってくれます。
木製ドアは傷みやすい性質を持っているため、可能であれば2週間に1〜2回お手入れをするようにしましょう。
金属製ドア
金属製のドアは汚れに強く、ほとんど掃除をしなくても汚れは目立ちません。お手入れも月に1回の水拭きと乾拭きで完了になります。
水拭きだけでは汚れが取れない場合は、中性の食器用洗剤少量を水に溶かして、雑巾につけて拭いてみましょう。汚れが取れたら水拭き→乾拭きをして完了です。
金属製のドアにも弱点があり、アルカリ性や酸性の洗剤を使ってしまうと塗装が剥がれてしまうことがあります。
また、エタノールや塩素系も金属製のドアと相性が悪いので使わないようにしましょう。
まとめ
玄関ドアは、ほぼ毎日使い、お家の顔とも言える部分なので、しっかり修理や塗装を行って、気持ちの良い生活を送りたいですよね。玄関ドアは外からでも見えるため、ドアが汚いと家の印象も暗くなってしまいます。
そのため、「汚れが少し目立っていたな」と感じたときに、玄関ドアを掃除してみると良いかもしれません。それぞれのお悩みに合った補修、お手入れを行い綺麗な玄関を手に入れてください。
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