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2024年3月28日
平屋の外壁塗装
一階建ての戸建のことを平屋と呼びます。平屋は2階建て3階建てよりも外壁塗装の費用が安くなります。
そこで今回は、2階建てと平屋でどれくらい費用が違ってくるのか、また、平屋だけど足場を組む必要性はあるのかなど、平屋の外壁塗装についてご紹介していきます。
平屋とは
平屋とは、階層が1階層の建物の造りをいいます。昔から存在する伝統的な日本家屋の作りですが、近年デザイナーズハウス建築で注目を集めています。
平屋建ての特徴は、2階建以上の建物に比べて間取りの柔軟性が高いことです。構造を単純化できるため耐震性に優れ、中庭やロフトを作るなど、さまざまなスタイルを実現できます。
またバリアフリーの観点からも、身体的な負担を軽減し、幅広い年齢のご家族が安心して住める暮らしづくりが可能です。
平屋のメリット
先述したように、日本人の高齢化が進むことで老後を長く過ごすようになり、足腰が弱ってしまってからも長く住み続けられるよう、住宅のバリアフリー化に注目が集まっています。階段が無く、水平方向の移動だけで済む平屋は、生活しやすい住宅と言えます。
平屋は屋根が低く、地上からでも屋根まで見通せるため、不具合を早期に発見しやすいです。
また、少しの不具合や汚れが見つかった時に素早く修理にとりかかることができます。
住宅は長く住み続けるためには維持管理に手間も費用もかかりますが、平屋であれば二階建てよりメンテナンスが容易で費用も抑えることができます。
平屋のメンテナンス
外壁の塗装工事をする際に、平屋と二階建てで一番大きく違う点は建物の高さです。二階建ての外壁塗装では高所の作業が発生するため、必ず足場を組んで塗装をします。
しかし、平屋の場合にはケースバイケースで、必ずしも足場が必要とは限りません。
・脚立足場
脚立の上部に踏板が設置されている幅の広い脚立のようなものを脚立足場と呼びます。簡易的な足場で、組立や解体が手軽です。
ただし届く範囲が狭いため、足場を移動させながらの施工になり、広範囲塗装の場合は時間を要します。
また、脚立を二つ並べて踏板となる板を渡して足場とすることもありますが、こちらは不安定なので簡単な補修業の場合に使われることが多いです。
平屋の場合、建物の形状や立地条件で変わってきますが、足場なしでこのような脚立足場で塗装できる場合もあります。
・脚立、はしご
平屋では、脚立やはしごのみで塗装を行う場合もあります。
比較的安価で作業を行うことができるので、コストを抑えることができます。
ただしスピード性や安全性を作業に求める場合は、はしごでの外壁塗装の方法はあまりおすすめできません。
状況によっては作業ムラが発生してしまい十分な成果を 得ることができない可能性もあります。
足場は組んだほうが良い?
足場を組むことのメリットは以下のようなものがあります。
・安全性が高まり、作業がスムーズになる
・飛散防止シートをはれる
・屋根も同時に塗装できる
足場を組むかどうかは、施工する業者の方針によっても異なります。そのため、まずは業者に相談してみるのがよいでしょう。
平屋と一口に言っても、高さや屋根の形状は異なります。実際に塗装をする建物をみてもらった上で、判断してもらいましょう。
まとめ
平屋の外壁塗装についてご紹介しました。近年では様々な理由で平屋の良さが見直されています。メンテナンスのしやすさもその一つです。
外壁や屋根に不具合があればすぐに見つけ、対応することができます。平屋での足場が必要かどうかについては、足場は安全と作業のクオリティを考えた時に、とても大切なものです。
建物の形状・立地条件・施工する業者によっては足場設置が必要でない場合もあります。まずは依頼する業者に相談してみましょう。
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