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2024年5月13日
艶消し塗料でシックな住宅の印象に!
外壁塗装で、建物を高級感のあるシックな印象にしたい!という方におすすめなのが、艶消し塗料です。
塗料の艶を抑えた外壁塗料を使う事で、塗りたてのピカピカ感を抑えて、外壁や屋根を落ち着いたイメージに仕上げる事ができます。
今回は艶消し塗料のメリット・デメリット、艶あり塗料との違いについてご紹介していきます。
艶消し塗料とは
艶消し塗料は、「マット仕上げ」「フラット仕上げ」とも呼ばれ、光をあまり反射しない、落ち着いた塗料になります。
艶消し塗料は艶あり塗料につや調整剤を混ぜ込むことで塗った後に艶が出ないように調整されています。
艶消し剤を混ぜる事によって、塗料を塗った後の膜である塗膜の表面が細かいでこぼこな形状になります。
この形状が光を分散反射するため、艶がなくなって見える、という仕組みです。
艶消し塗料のメリット・デメリット
メリット
艶消し塗料は、純和風住宅や砂壁調など意匠性の高い建物とよく合います。また、落ち着いた雰囲気を出しやすく、高級感のある印象になります。
艶あり塗料だとテカテカしすぎて落ち着きがない印象になります。マイホームを高級感のあるシックな印象にしたい方は艶消し塗料がおすすめです。
デメリット
艶消し塗料は塗膜の表面が凹凸になっているので、ほこりや汚れがつきやすくなります。
ほこりや汚れが付くと塗膜の劣化が早まるため、艶有塗料より、少しだけ耐久性が低い傾向にあります。
しかし、外壁塗装にもさまざまなことが求められるようになり、艶消しのマットな仕上がりの外壁塗装を求められることも増え、艶を抑えても耐久性のある塗料も登場しています。
また、艶消し塗料は色の種類が、艶あり塗料に比べて少ない傾向があります。
色の選択肢があまりないため、気に入った色が見つからない可能性があります。
艶消し塗料の注意点
・色見本は太陽光の下で
室内と屋外で色見本を見ると光の当たり方が全く違います。
落ち着いた色を選んだつもりが、思ったよりも明るい色になってしまった、ということがないように、屋外で様々な角度から入念に色のチェックを行いましょう。
・立地条件
艶消し塗料は埃や汚れ、コケなどがつきやすくなるため、大通りに面している住宅や川の近くにお住まいの方は注意が必要です。
立地条件が厳しいけど、艶なし塗装をしたい、という方は3分艶や5分艶などを選ぶと良いでしょう。
光沢を程よく抑えつつ完全に艶がない塗料よりも汚染を防ぐことができます。
・明るめの色を選ぶ
これはご自身の好みの問題にもなりますが、艶消し塗料は明るめの色を選ぶと良いとされています。
これは光をほとんど反射しないため、暗い色を選ぶとやや重たい印象になってしまいます。
反対に、艶有の塗料は光を反射するため暗めの色を選ぶと良いです。外壁塗装は艶の有無を使い分けるとうまくいきます。
まとめ
今回は艶消し塗料についてご紹介しました。
艶消し塗料は高級感や風情を感じさせる和風住宅や、景観に馴染む落ち着いた家と相性が抜群です。
艶有、艶なし塗料で賛否両論ありますが、ご自身のご自宅に合った塗料で外壁塗装を行いましょう。
カテゴリ:塗装工事