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2024年10月10日
外壁塗装の見積書で見るべきポイント
外壁塗装工事で業者選びを行う際、見積書の金額だけに注目しがちです。「金額が安い」ということはとても魅力的ですよね。
しかし、金額だけでは適切な工事を行ってもらえるか、という判断ができません。そこで今回は外壁塗装の見積書で見るべきポイントをご紹介していきます。
💡見積書のチェックポイント
①塗装の面積や数量が明記されているか
外壁塗装や屋根塗装は、使用する塗料の使用量や、足場、高圧洗浄など、いずれも塗装面積が根拠となって金額が算出されます。
面積が出しづらい部位や工程でも、数量などが書いてあるのが望ましいです。また、面積や数量が書かれている場合でも、実際の数値とかけ離れていないかという点についても確認することが重要です。
②塗料の種類や名前が書いてあるか
重要なポイントとして、具体的な塗料製品が記載されているかしっかり確認しましょう。
塗装会社によっては「シリコン塗装」「フッ素塗料」などの大まかな種類でしか書いてない場合があります。
しかし同じグレードでも価格はピンきりで、メーカーや製品によっても大きく値段が異なります。
③塗装の回数は3回になっているか
塗装には下塗り、中塗り、上塗りの3工程があります。基本的に、外壁塗装は3回塗りが必要なので、見積書にもそのように記載されているか確認しておきましょう。
外壁塗装に3回塗りが必要な理由は、外壁を保護するための塗膜の厚さが1回や2回塗りでは形成できないからです。
塗料は1度に厚く塗ると垂れてきたり乾きにくくなったりする恐れがあるため、十分な性能を得るためには回数を分けて重ね塗りしていきます。
④見積費用が適正価格からかけ離れていないか
平均的な広さの戸建て住宅(約30坪)の外壁塗装をシリコン塗装で塗装する場合の相場価格は、70万円~90万円ほどです。屋根も外壁と一緒に塗装する場合には、80万円~110万円ほどかかります。
塗装工事の価格は塗料によっても異なりますが、上記の相場価格より50万円以上外れているときはしっかり理由を聞いて下さい。
⑤相見積もりをとる
複数の業者に外壁塗装の見積もりを依頼する時には、必ず同じ条件・同じ希望で相見積もりをとるのがポイントです。
各業者によって異なる条件で見積もりを依頼してしまうと、ほかの業者との比較が困難になり、見積もり内容が妥当なのかを判断しにくくなるためです。
相場よりも大幅に安い金額で依頼できるならそれに越したことはないですが、その業者の実績・技術力や対応品質なども考慮した上で、慎重に決める必要があります。
まとめ
外壁塗装の見積はネットで簡単にできるものではないので少し億劫に感じる方も多いと思います。ですが、その間にも外壁の劣化は進行していきます。
大規模な工事が必要になる前に上記でご紹介したチェックポイントを意識しながら見積もりを依頼してみましょう。
カテゴリ:塗装工事