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2020年5月13日

外壁タイルは本当にメンテナスフリーなのか?

メンテナンスフリーで半永久的といわれるほど耐久性の高い素材、『タイル』ですが本当にメンテナンスは必要ないのでしょうか?

今回は『タイル』のメンテナンスを中心に、その基礎知識を見ていきましょう。

外壁タイルの特徴と種類

石や砂などの天然素材を高温で焼き固めたものを『タイル』といいます。耐久性の高さから外壁材としてだけではなく、内装や最近ではエクステリアでもよく使われています。

『タイル』の種類は豊富で、素材や焼き上げる温度、表面の加工などによりタイプ分けされています。

 

タイルの種類

磁器質タイル

石英や長石などを1250℃以上で焼き固めたタイル。

緻密で硬く耐久性が高い。

水をほとんど吸収しないため外壁タイルに適している。

せっ器質タイル

粘土や長石などを1200℃前後で焼き固めたタイル。

磁器質タイルに比べると吸水性はやや高くなる。

陶器質タイル

陶土や石灰などを1000℃以上で焼き固めたタイル。

吸水性が高いので主に内装タイルとして使われる。

 

この他、タイルの表面に釉薬(うわぐすり)が施されているものを「施釉タイル」

釉薬の施されていないものを「無釉タイル」といいます。

 

 

外壁タイルのメンテナンス

外壁タイルはメンテナンスフリーと思われている方も多いですが、タイル以外の目地や付帯部はメンテナンスが必要です。

 

外壁タイルのお手入れは、基本は水洗いで十分です。

外壁に水をかけ柔らかいブラシまたはスポンジで汚れを落とします。

タイルに浮きや剥がれがある場合

タイルの浮きの確認はタイル専門の道具を使って打診検査をします。

技術を要しますのでプロに任せましょう。

 

目地コーキングの打ち替え

タイル外壁にはひび割れ誘発目地としてコーキングを充填している場合があります。その場合、コーキングの劣化に対するメンテナンスが必要となります。コーキングの種類にもよりますが一般的には5~10年でメンテナンスが必要とされています。

 

タイルの補修

老朽化によりタイル全体が浮いてきた場合は、業者に連絡をとり貼り替えの相談をしましょう。浮かび上がったタイルを放置すると、浮きが進み通行人に落下するなどの思わぬ事故につながる恐れがあります。

 

 

まとめ

 

外壁タイルは耐久性が高く劣化はしにくいです。しかし絶対安心と思い込むのではなく、定期的にお手入れをしたり点検をしたりするようにしましょう。

 

10年・20年と住む大事な住まい、プロのメンテナンスの力も借りて、より一層安全なものにしましょう。

わからないこと、不安な点がありましたら、お気軽にプラニング・Kにご相談ください。お待ちしております。

 

 

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

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