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2020年5月23日
遮熱塗料とは… どんな塗料?
みなさんも、遮熱塗料ということばを耳にしたことはありませんか?そもそも遮熱塗料とは、どのような塗料のことを指すのでしょう?ここでは、遮熱塗料の性質、特徴についてご紹介していきます。
遮熱塗料とは…
外壁・屋根の塗料には断熱塗料と遮熱塗料と呼ばれるものがあります。
断熱塗料とは熱の伝導を防ぐ作用がある塗料のことです。
一方、遮熱塗料は熱を反射させる効果を持つ塗料のことです。この場合の熱とは太陽からの熱のことを指します。太陽から受ける日差しで外壁・屋根の表面温度が上がり、その熱が家の内部に伝導し室内の温度に影響します。
遮熱塗料には近赤外線の波長を反射しやすい特殊な顔料が使用されています。近赤外線の波長を反射しやすくすることで、蓄熱を防ぎ室内に熱が伝わるのを抑えるのです。
遮熱で省エネ!
太陽の熱の影響を直接受けやすい屋根に遮熱塗料を塗装することで室内の急激な温度上昇を防ぐことができます。冷房の設定温度をあまり下げなくても快適に過ごすことができるのです。蓄熱やエアコンの使用によるCO²発生を軽減することができるので、温暖化対策にも貢献できます。
遮熱塗料はどう選ぶ?
市場に出回る塗料すべてが遮熱塗料ではありません。塗料により遮熱効果があったり、無かったりします。どうしてなのでしょうか…。
塗料メーカーにより解釈には差がありますが、遮熱効果を添加することにより耐候性が若干低くなる可能性があるからだといわれています。
耐候性を落とすことなく遮熱効果を発揮できる塗料を、各塗料メーカーは開発しカタログ等で紹介しています。
まずは、塗替えを依頼する業者にどのような遮熱塗料が自宅に適しているのか相談してみましょう。
遮熱塗料の効果を引き出すには
遮熱塗料の効果は、外壁・屋根の色に大きく左右されます。塗料の色調によって効果に差があります。
一般的に、暗い色ほど反射率は低く、明るい色ほど反射率は高くなります。
遮熱塗料の効果を発揮させるには、やはり白色が一番良い結果が出せるわけです。
最近では「かっこいい・お洒落」という外観から黒い外壁・屋根の家が増えてきました。
そのような家にも対応できる、濃い色での遮熱塗料を取り揃えている塗装メーカーも増えています。
まとめ
外壁・屋根塗装リフォームを検討されている方は、塗料の性質や特徴、遮熱性能などをしっかり確認した上で最適な塗料を選びましょう。塗料のことは塗装のプロにお任せください。プラニング・Kでは無料調査を実施しています。お気軽にお問合せください。