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2020年6月20日
外壁塗装工事中の不便を減らすために知っておくこと
外壁塗装の工事中は、家の周りで作業が行われます。室内にいるお家の方は、作業中はどのように過ごせばよいのでしょうか?
外壁塗装は約2週間に及ぶ工事となります。職人が家の周りで作業を行いますので、生活環境が普段とは多少変わってしまう可能性があります。
普段の生活にどのような変化が起きるかを、事前に知りその対策をしておくことが大切です。
普段との環境の違い
換気がしにくくなる
足場とシートで家が囲まれ光が遮られると同時に風も届きにくくなります。本格的な塗装作業が始まると窓やベランダなどが養生用のビニールシートで塞がれて窓の開閉ができなくなります。
養生シートのすき間から塗料がはみ出さないように、養生シートはテープでしっかり貼りつけられていて、数日間は部屋の換気はできません。
換気の必要がある場合は、事前に業者に相談し特殊な養生シートを準備してもらうなどの対策をしましょう。
洗濯物が干しにくくなる
ベランダの床や手すりなども、塗装工事中はシートで養生します。一時的にベランダに出入りができなくなり、洗濯物を干すことができなくなります。
また、塗料が洗濯物に飛び散ったり、塗ったばかりの外壁に風で飛ばされ洗濯物がくっついたりする恐れもあるため、洗濯物は外へ干さない方が良いでしょう。
外に干せない洗濯物は、室内干しをしないといけません。浴室乾燥機や室内用の乾燥機がある場合は上手に使いましょう。乾燥機等がない場合はコインランドリーを活用するのも良いでしょう。事前にコインランドリーの場所は調べておきましょう。
エアコンが一時的に使用できない
塗装工事中は、室外機がシートで養生され通気口が塞がれたり、室外機裏側の塗装のために一時的に室外機を取り外すことがあります。その場合は一時的にエアコンの使用は不可となります。
通気口部分を避けて養生できるシートもありますので、契約前にエアコンを使用したいと要望を伝えておきましょう。
工事中の音と臭いの対策
工事中の音
外壁工事には足場の設置が不可欠です。足場を車両から積み下ろして組み立てていく足場設置工事は金属音が響きます。同様に塗装完了後の足場の撤去でも同じような金属音が発生します。
また、車両の移動やカーラジオの音、職人同士の会話などが室内にも聞こえてくるかもしれません。
職務と関係のない音やマナーの悪い振る舞いなどは担当者に連絡して改善してもらいましょう。
塗料の臭い
約二週間の施工期間のうち、塗装作業は約一週間ほどです。
下塗り・中塗り・上塗りと3回塗装を重ねていきますが各塗り工程後1日の乾燥期間を設けるため最低でも一週間の塗装期間が必要です。その期間は塗料の臭いを建物の外でも室内でも感じることとなります。
近年では臭いが少なく人体への影響も少ない水性塗料が使われるのが一般的になっています。水性塗料では強いシンナー臭に悩まされることはありません。
まとめ
外壁塗装リフォームでは、多少の生活の不便さはどうしても生じてしまいます。少しでも普段通りに近い生活を送るためには、施工業者と事前に打合せをして前もって対策をしておくことが大切です。
要望や相談をしやすい業者を慎重に選びましょう。