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2020年6月28日
外壁塗装の色選び ~和風住宅編~
近年では洋風住宅や和モダンな住宅が増え、昔ながらの純和風の住宅が減っているように感じませんか。
和風の住宅は日本の気候に合わせた材質を使用したり、昔の人々の知恵や工夫が住宅の様々な部分で活かされています。そんな貴重な住宅を大切に守り続けるためにも外壁塗装はかかせません。
ポイントを抑えて、和風住宅の魅力を活かした塗替えを行いましょう。
色選びのポイント
日本の伝統色を知る
和風の住宅では雰囲気を損ねないことが重要です。
外壁塗装をする際に、柱や屋根瓦との色調バランスを考慮し色選びを行いましょう。
和風の家といえば漆喰の白い壁やクリーム色の外壁のイメージがあるかと思います。
ですが、せっかくの外壁塗装なのでイメージを変えてみたいという方も多いのではないでしょうか。
日本の伝統色は彩度が低く、落ち着いた中にも上品さが感じられるため和風住宅の外壁によく馴染みます。
景観を壊さない色選び
美しいまちづくりとして市町村が『景観ガイドライン』を定められている地域があります。
その場合、街の景観を壊さないよう一般住宅や商業施設など外観の色を規定の範囲で行うことが必要になります。
外壁塗装工事が完了したあとに知るということが無いよう事前に確認しましょう。
素材を活かすポイント
素材の風合いが魅力のひとつ
柱や樋など木材を使用している部分は木目を活かし、塗装することをおすすめします。
塗料には艶有りや艶なし、クリヤーなどの種類がありそれぞれ仕上がりも違います。
本来素材の持つ風合いを活かすのであれば、クリヤーをおすすめします。
和風住宅の外壁は艶が控えめな方がよく合うと言われています。
外壁の材質や付帯部分の素材とのバランスが重要
玄関ドアはお客様が必ず目にする場所です。外壁の色と玄関ドアの素材がアンバランスだと残念な気持ちになってしまいます。
実際に色見本を玄関ドアやサッシなどに合わせてみることをおすすめします。
また塗料メーカーによるカラーシュミレーションを行うことでイメージしやすくなります。
まとめ
住宅が持つ個性はそれぞれです。その雰囲気を崩すことなく、本来の持ち味を引き出すことが大切です。
そのためにも事前に施工業者としっかり相談し、趣のある和風住宅を維持できるようにしましょう。
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カテゴリ:外壁