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2020年7月7日
はじめての屋根・外壁リフォーム
屋根と外壁は、紫外線や雨風などから家を守ってくれています。
厳しい自然から家を守るにあたり、屋根がズレたり外壁にひび割れが生じたりすると、雨水が侵入し家の構造部を腐食させる原因になります。
そうならないためにも、定期的なメンテナンスや取替えリフォームが重要となってきます。
今回は、はじめての屋根・外壁リフォームの流れをご紹介します。
リフォーム計画を立てよう
満足のいくリフォームは、事前の計画が大切です。
外観や、商品はキレイになり新しくはなったけれど、使い勝手が悪いのでは満足いくリフォームとは言えません。
現在、不便に思っていることを書き出すなどして明確にし、リフォームアドバイザーにしっかりと伝えられる準備をしましょう。
不便に思っているお悩みポイントをあげる
外観に関しては、「色褪せして古く見える」「すぐに汚れる」など感じることを書き留めましょう。
塗装リフォームにするのか、「葺き替え」「張り替え」リフォームを選択するのか重要な選択材料になります。
既存の屋根材や外壁材についても、しっかりチェックをすることが重要です。
予算を含めて家族会議
不便に思っていることや、不満に感じることは家族間でも違うことがあります。
家族で、しっかり話し合いをしましょう。
予算の面では、リフォーム後の生活が苦しくなるようなことが起こらないよう家族で話し合い上限を設けることをおすすめします。
リフォーム会社を探そう
意見がまとまれば、リフォーム会社を探しましょう。
ホームページや雑誌などを参考にリフォーム会社を選びましょう。
優良会社かどうかはホームページの会社概要や、施工実績を見ると良くわかるでしょう。
外観リフォームの工事の流れ
はじめての屋根・外壁リフォームはどのように進んでいくのでしょうか。
おおまかな工事の流れを事前につかんでおきましょう。
外壁塗装の場合
①足場の組立・養生
・建物の四方に作業用の足場を立てる
②高圧洗浄・下地処理
・外壁の汚れをしっかり落として、ひび割れなどを補修する
③下塗り
・塗料を外壁に密着させるための下塗りをする
④上塗り(2回)
・塗膜をしっかり作るため二度塗りする
サイディングの張り替えの場合
①足場組立・養生
・建物四方に作業用の足場を組み立てる
②既存撤去・下地補修
・既存の外壁材を取り外し、下地の補修
③新規取付
・新しい外壁材を取り付ける
屋根の葺き替えの場合
①足場組立・養生
・建物四方に作業用の足場を組み立てる
②既存撤去。下地補修
・既存屋根材の取り外し、下地の補修
③新規取付
・新しい屋根材を取り付ける
まとめ
屋根・外壁のリフォームは大きく分けて「塗装」か「取替え」になります。
屋根材、外壁材ともに塗料の塗膜で守られていますが、一定の期間が過ぎると劣化が始まり、塗装リフォームが必要になります。
10年~20年で塗装を施し、それを2~3回繰り返すと屋根材、外壁材は取替えの時期を迎えることになります。
「塗装」「取替え」どちらの選択でも、現状の不満点や不便に感じることを解消できてこそ、リフォームして良かったと満足感を得られるものです。
信頼できるリフォーム会社と満足度の高いリフォームができるように、リフォームの目的をしっかりと決めましょう。