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2020年8月11日
2回目の外壁塗装の際に気を付けること
念願のマイホームを手に入れたら、新しい生活にワクワクしますよね。
家は一生に一度きりの大きな買い物と言われているように、生活の拠点である家はとても重要です。
そして、家は購入後の定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
では早速、2回目の外壁塗装ではどのようなことに注意すべきかをご紹介します。
1回目と2回目の違いとは?
1回目の外壁塗装は住宅を購入される時か新築時で、外壁を何色にするかということで悩む方が大半です。しかし、2回目の塗装では1回目の外壁塗装で気になっていた箇所を見直し、改善することができます。
費用面
1回目の塗装から数年~十数年経過した外壁は見た目の経年劣化はもちろんのこと、内部にまで影響を及ぼしている可能性があります。
外壁材そのものが劣化し状態がひどい場合は、塗装だけでは補えないこともあります。
サイディングであれば張り替えるなどの修繕工事が必要になり、費用も高額になってしまいます。
耐用年数
使用する塗料によって違いはありますが、耐久性に優れた塗料を使用した場合は耐用年数も長くなります。塗料が持つ性能をよく理解し、建物の生涯で塗替えの回数を減らすことによりメンテナンスコストを削減できます。
1回目~2回目、2回目~3回目と次の外壁塗装まで少しでも期間をあけたい場合は、耐用年数の長い塗料をおすすめします。耐用年数と資金計画を慎重に検討しましょう。
特に注意するポイントは?
外壁に付帯している部分
家を守っているのは屋根や外壁だけではありません。屋根や外壁塗装をする際、屋根と外壁のみ塗装していると思われがちですが、家には付帯部分と呼ばれる箇所があります。
普段聞きなれい名称が多いですが、家を守るために大切な役割を担っています。
その他にも、外壁材の継ぎ目を埋めるシーリング材のひび割れや剥離などの劣化も多く見られます。1回目の塗装では問題がなかったこのような箇所も、2回目の塗装時には症状が発生している場合があります。施工業者に必ず確認してもらいましょう。
塗料選び
建物の立地条件によって、陽当たりの良い南側はより紫外線の影響を受けやすくなります。強い紫外線を浴びた外壁は色あせが発生し、防水効果が減少します。
特に色あせが気になる場合は防水効果に優れた塗料を選ぶことで、次回の塗替え時期を遅らせることができます。
色選び
■『仕上がった色がイメージしていた色と違った』という経験はありませんか?
色見本で見るサイズに比べ、実際に塗り替える外壁の面積が圧倒的に大きいため、色見本で選んだ色を実際に外壁に塗ったらイメージと違ったということもあります。
塗料メーカーによるカラーシュミレーションを行うことでよりイメージしやすくなります。
■色は経年により変化してしまいます。想像以上に汚れが目立ってしまったと感じていたら、次回の塗替えの際には汚れが目立ちにくいようトーンを抑えた色を選ぶと良いでしょう。
まとめ
家を守るということは、家族の生活を守ることにも繋がります。
もし1回目の外壁塗装で失敗したと感じることがあれば、その経験を次回の塗替えに生かすようにしましょう。
2回目の外壁塗装でご心配やお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁