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2020年9月4日
外壁塗装を成功させるポイント ~vol. 3 契約編~
これまで現場調査と見積書のポイントをご紹介しましたが、いよいよ契約です。
契約となると住まいが美しくなるという楽しみな気持ちでいっぱいですよね。
では、外壁塗装を成功させるための契約書のポイントをご紹介します。
契約前の準備について
契約書が必要な理由
リフォーム工事を正式に依頼することになったら、必要になるのが契約書です。
契約書は施工業者とご契約者間でお互いに了承の上で作成されます。
口頭で交わした約束では時間が経過した後、『そんなことは聞いていない』『あの時はこう言われた』など、言った言わないのトラブルにもなりかねません。
口約束では捉え方によって誤解が生じてしまいます。
トラブルを防ぎ関係を良好に保つためにも、必ず書面で契約書を交わしましょう。
※その際、契約者ご本人にも契約書の控えを渡されますので、紛失しないよう保管しておいてくだい。
確認するポイント
契約書には大切な情報が記載されています。
確認を怠ってサインをしてしまうことがないよう、十分に気を付けましょう。
契約者の情報
ご契約者の氏名・住所・電話番号・生年月日等の誤字脱字が無いかを確認してください。
金額や決済方法
契約前にもらった見積書の金額と相違がないか確認しましょう。
代金の支払い方法は着手金として工事前に代金の一部をお支払いする場合もありますので、全額工事完了後なのか、契約前に最終確認をしてください。
工事期間
通常一戸建ての外壁塗装を行う場合は10日~2週間程工事期間に要します。工事期間に雨が降らず、気温も低くなりすぎなければ工事期間は伸びることなくスムーズに作業を行えます。
仮に工期が延びた場合も料金は同じというのが一般的です。希望の日程で組まれているかチェックしましょう。
特記事項
打合せの中で決まった内容(例えば色や仕様に関すること)その他、書面で残しておくべき事柄は契約書に記すようにしてください。 これらの内容を確認し、納得してから捺印をするようにしてください。
捺印したということは全ての内容に承諾したという証になりますので、契約書にある請負契約約款も必ず目を通してください。
契約後のポイント
無事に契約が終わったら一安心ですよね。
いよいよ、これから工事が始まります。ではその際のポイントをご紹介します。
■近隣の挨拶回り
近隣トラブルを未然に防ぐためにも、工事前の挨拶は必要です。
挨拶をしているかどうかで、万が一何か問題が発生した際でも関係を良好に保つことができます。
基本的には工事をする施工業者が作業説明を含め挨拶廻りをしてくれる場合がほとんどです。工事の日程が決まったら、早めにお知らせすることをおすすめします。
■家の周りの環境チェック
塗装工事に入る前に最初に行うのが足場の設置です。家の周りに植物や花のプランターなどを置いている場合は、作業の邪魔にならない場所へ移動しましょう。
また、自動車やバイクなど場所の移動が難しいものはシートカバーで覆い、塗料の飛散を防いでください。
まとめ
外壁塗装は大きな買い物です。そのため誰もが慎重になり、不安ごとも感じやすくなります。
心配なことや気になることがある場合は施工業者に相談し、安心して契約日を迎えられるようにしましょう。