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2020年9月15日
外壁塗装と耐用年数
外壁塗装では、塗装をしてから次の塗り替えが必要になるまでの年数を耐用年数といいます。
一般的には、外壁の耐用年数は10年~20年と言われています。
耐用年数が10年と20年とでは10年間という大きな違いがありますが、これは使用する塗料により違いが出てくるのです。
今回は、「外壁塗装の耐用年数を長く保つ方法」をご紹介しましょう。
耐用年数を長く保つ方法
外壁塗装の耐用年数は、材料の限界を超えて延ばすことはできません。
しかし、限界まで長く保つことは可能です。
耐用年数が長い塗料を選ぶ
耐用年数が長い塗料で塗装すれば、次回の塗装メンテナンスの時期を遅らせることが可能です。
外壁塗装で使用される主な塗料を見ていきましょう。
ウレタン塗料
伸縮性に優れ、光沢がある塗膜(塗装の膜)を形成する塗料です。
耐用年数は8〜10年で、外壁塗装の工事費用を抑えたい人に適しています。
シリコン塗料
耐用年数と価格のコストパフォーマンスに優れた、人気が高い塗料です。
耐用年数は10〜15年で、どの塗料を使えばよいのか迷っている人にはシリコン塗料がお勧めです。
フッ素塗料
耐用年数が非常に長い塗料です。
耐用年数は15〜20年で、次回のメンテナンスまでの手間を省くことができるので、耐用年数の長い塗料を希望する方にお勧めです。
無機塗料
シリコンやフッ素塗料に無機質な材料を混ぜた塗料です。
耐用年数は5〜25年で、元となった塗料や無機材の配合量で品質が変わってきます。
優良な業者へ依頼する
経験の浅い未熟な業者に依頼すると、施工不良により1年ほどで塗膜がはがれる危険があります。
耐用年数は会社によって決まると言ってもよいほど、業者選びは重要です。
悪徳業者を見極めるために以下のことに注意しましょう。
□相見積もりをする
2つ以上の会社に同じ工事条件で見積もりを依頼しましょう。
同じ工事条件で比べるため、互いの業者の特徴がハッキリと現れます。
相見積もりで「価格が高すぎる」または「安すぎる」業者は要注意です。
□見積書の内容をよく見る
見積書の工事内容や、項目が一式とばかり記載されている場合は注意が必要です。
優良業者は各項目ごとに、使用する塗料はまちろん、数量や単価などの記載が詳細に記されてある見積書を作成します。
見積書に不信な点がある場合は、契約はせずにキッパリと断りましょう。
□塗装技能士1級の資格を確認する
「塗装技能士1級」とは、5年以上の実務経験と深い知識をもつ職人が、学科と実技の試験を乗り越えてようやく獲得できる国家資格です。
見積依頼の際には「塗装技能士1級を取得していますか」と業者に尋ねてみましょう。
まとめ
外壁の耐用年数は使用する塗料によって違いがありますが、耐用年数の高い塗料を選んでも、それを塗装する職人さんの技術が伴わなければ、想像した仕上りを得ることができません。耐用年数を長く保つためには、優良な業者さんを選んで適切な塗料を提案してもらうことが大切です。
プラニング・Kでは、外壁塗装のお悩み、ご相談を受付しています。お気軽にお電話下さい。
カテゴリ:外壁