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2020年9月23日
外壁リフォームの種類と費用相場
新築から数年が経過すると、外壁にヒビのような細い亀裂が見えることも…。外壁の亀裂や色褪せ汚れにより「そろそろリフォームを考えないと」と外壁のリフォームを検討される方も多いでしょう。
今回は、そんな外壁リフォームにはどんな種類があるのか、どれくらいの費用がかかるのかを、紹介します。
外壁リフォームの種類
外壁は建物の中でも一番外側に位置し、日々風雨から建物を守っています。そのため、建物の中でも劣化しやすく定期的に適切な外壁リフォームを行なうことが大切です。
外壁のリフォームには「塗り替え」「重ね張り」「張り替え」の3つの種類があります。
外壁「塗り替え」リフォーム
外壁リフォームの中で、最も手軽なのが「塗り替え」リフォームです。サイディングの外壁が劣化してきた時には塗り替えをすることが一般的です。
外壁の塗り替え費用は塗料のグレードによって大きく変ります。一般的には高価な塗料ほど耐久性が高く、長持ちするといわれます。
高機能塗料と言われるものには、熱を遮断する遮熱の機能や、親水性に優れており汚れを雨水で流してくれる機能などを有している塗料もあります。
「塗り替え」リフォームは耐候性の高い塗料を!
塗り替えによるリフォームで長く持たせる場合には、耐候性の高い塗料を選びましょう。
耐候性の高いと塗料の価格は高くはなりますが、長期的にみると塗り替え回数が減るため、耐候性の低い塗料で何度も塗装するよりもコスト面でお得です。
主な高耐候性塗料には、フッ素・無機などがあります。
外壁「重ね張り」リフォーム
劣化がそれほど進行していない場合、重ね張りリフォームも可能です。既存の外装を撤去せずに、上から新しい外装材を張るのが、重ね張りです。色はもちろんのこと、質感も変えることができます。廃材を出さないため撤去費用がかからないことがメリットといえます。耐震性・遮音性がアップするのも魅力です。
「重ね張り」リフォームは軽量で高耐久性が重要!
既存の外壁を残し、重ね張り工法を行う場合には軽量で耐久性の高い外装材を使用します。防水シートを張り、下地材を張ります。アルミサイディングやガルバリウム鋼板などの軽量で高耐久性な金属サイディングがオススメです。
重ね張り工法では湿気対策を万全に行うことが大切です。耐久性の高い外装材を使用しても、内部で湿気によりカビや結露が発生すると劣化を進めてしまいます。重ね張り工法を行う場合は湿気対策をしっかり行ってもらいましょう。
外壁「張り替え」リフォーム
既存の外壁の劣化が進行している場合は、塗り替えや重ね張りでは補修を行うことができません。そのような場合は補強が必要で外装は既存の外装材を撤去し新しい外装材へ張り替えます。
「張り替え」は耐久性が高い外壁材を使う
「張り替え」の外装材を選ぶ際は、耐久性が高い外装材がお勧めです。
ガルバリウム鋼板や、窯業系サイディングに比べ、外壁タイルは非常に耐久性に優れています。
まとめ
外壁は建物の一番外側で、雨風から建物を守ってくれています。適切な時期にメンテナンスを兼ねたリフォームを行う事で、外装材を長く保つことも可能です。
そろそろリフォームかなぁ…と思った時が専門業者に相談するタイミングと言えます。外壁リフォームのご相談は、是非プラニング・Kまでご連絡下さい。
カテゴリ:外壁