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2020年10月5日
外壁種類別!お手入れ方法
日々、直射日光や雨風を受ける外壁は付いた汚れを放置すると劣化を早めることになります。とはいえ、日中の家事の一つとして捉えるのは、なかなか難しいのが現実です。学校が休みとなる週末だと、家族全員が揃うことも多くあるでしょう。人手がある時に、主婦の手に余る外壁の掃除をしましょう。
今回は、外壁の種類別お手入れの仕方について、ご紹介しましょう。
外壁の種類別、お手入れ方法
サイディング
サイディングとは…その材質の違いにより【窯業系】【金属系】【木質系】【樹脂系】と分類された板状の外壁材のことをいいます。
🔹窯業系サイディング
窯業系サイディングとは、セメントに繊維質と無機質を混ぜ合わせ板状に形成したもので、デザインが豊富なうえ、価格も比較的お手頃なことから最もよく採用されています。
🔹金属系サイディング
金属系サイディングは、屋根材によく使用されるガルバリウム鋼板を利用した外壁材です。重量が非常に軽いため家に掛かる負担を抑えることに優れています。サビができやすいことがデメリットとして挙げられます。
その他にも木質系サイディング・樹脂系サイディングなどがあります。
其々に特徴であるメリット・デメリットがありますが、そのものの性質を理解して自身の希望に合致するものを選びましょう。
サイディングのお手入れ
砂埃などの汚れはホースの水で洗い流すと良いでしょう。外壁の上部から下部へ洗い流すよう注意して下さい。ホースの水だけで落ちない鳥の糞などの、しつこい汚れは洗剤をブラシやスポンジに付けて軽くこすった後、洗い流しましょう。
コンクリート
コンクリートは、気密性が高く耐熱、遮音に優れています。経年の劣化によりひび割れが発生する可能性があることがデメリットといえます。
コンクリートのお手入れ
コンクリートの汚れはブラシやスポンジで、こすった後に水でよく洗い流しましょう。手作業で落ちない場合は、高圧洗浄機を使うと良いでしょう。
タイル
タイルとは…外壁用タイルは自然素材を高温で焼き固めたものです。耐水性・耐火性に優れ、色褪せや変色などの劣化が少ない外壁材です。コストはかかりますが、後の頻繁なメンテナンスに掛かる費用が必要ないと考えるとお得かもしれません。
タイルのお手入れ
タイルに白い粉が付着したような汚れを見ることがあります。これを白華現象と呼びます。水洗いで落ちない場合は、クエン酸や酢などの酸性のものを薄めて塗布しましょう。
まとめ
外壁の種類により、お手入れに用いる洗剤や道具が少し違いますね。まずは、水洗いのみで対応できるように、日頃から外壁の汚れ具合には注意をしておきましょう。また、壁の高い部分のお手入れは危険を伴いますので一人での作業は控えて安全対策をしっかり取るようにしましょう。
カテゴリ:外壁