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2020年10月12日
現場調査って何?
現場調査という言葉をご存知でしょうか。
意外と知られていない現場調査の内容についてご紹介します。
現場調査とは
現場調査とは施工業者が工事をする現場に事前訪問し、現状を把握するために行う調査のことです。
■現場調査の必要性
最初の現場調査が塗装工事にとっては非常に重要になってきます。
見積書を作成するにあたり、建物の状態を把握することが必要です。
そして、外壁材に合う塗料選びと補修方法、適正価格で工事を行うための提案をします。
※ここで注意!!
現場調査を行わずに概算で見積りを依頼することはおすすめできません。
仮に現場調査を怠った場合、劣化状況を事前に把握できないため工事が始まってから追加の工事費用が発生することが予想され、お客様と施工業者間でトラブルにもなりかねません。
適正価格で正しい施工を行うために必要と言えます。
現場調査の方法
現場調査といっても何をするの?
どのくらい時間はかかるの?などの疑問もあるかと思います。
■現場調査で確認する3つのポイント
①外壁の面積
塗装する面積から工事にかかる費用を算出するために最も重要。
②外壁の状態
下地の劣化状況を確認し、必要な下地補修や使用する塗料の選定を行います。
③付帯部分の確認
外壁以外にも付帯部分の劣化状態を確認することが必要です。ご自身で確認が難しい箇所は、特に劣化が進行している可能性があります。
■実際の現場調査の様子を見てみましょう。
住宅の面積の測定や器具を用い様々な箇所を確認し、お客様のご要望などのヒアリングも行います。
【非接触温度計】
手の届かない場所、触れられない物などの温度も簡単に測ることができます。外壁の浮きがあると空気層により、外壁の表面温度が上がります。測定することで遮熱性を調査します。
【打診棒】
肉眼では確認できない外壁の浮きや剥離などを診断する機材です。
外壁を叩いたり撫でるように転がし、その時の反響音や感触で判断します。打診棒はリフォームにおいて非常に大切な道具と言えます。
【レーザー距離計】
面から面までの距離を簡単に計測することができます。例えば床から天井はメジャーなどでは測りにくく誤差も出やすいですが、レーザー距離計を用いると正確な計測が可能です。
■所要時間は?
住宅の規模によっても変わりますが、通常の現場調査は1時間程度で終了します。日が暮れて暗い時間に現場調査を行うと、測定や劣化の確認が難しい場合があるので日中の明るい時間帯に行いましょう。
また大雨や台風などで悪天候の場合は、日を改めて設定することをおすすめします。
まとめ
家の面積や劣化状態は様々です。普段から生活している住人でも気が付かない劣化が隠れていることも多くあります。
屋根や外壁塗装を検討中の方はもちろん、そろそろ塗替え時期かなと思ったら、専門業者によるしっかりとした現場調査を受けることから始めてみましょう!
プラニング・Kでは、無料で現場調査と見積書作成を行っております。
ぜひ、お気軽にご相談ください。