ブログ
2020年11月18日
外壁塗装『塗料の種類』
外壁塗装をする際に塗料を選ぶのは難しいですよね。
ご自宅にどのような塗料が合うのか?と疑問に感じたことはありませんか?
今回は、塗料についてご紹介します。
塗料の特徴を知ろう!
塗料の主成分は、樹脂(合成樹脂)です。
樹脂の種類によって、塗膜の性能が変わります。
【アクリル樹脂塗料】
◎メリット
・価格が安い。
・艶があり、ハッキリとした色が特徴。
・低価格で重ね塗りができるため、短いサイクルで様々な色に塗替えができる。
×デメリット
・汚れやすく、塗膜が硬いためひび割れが生じやすい。
・耐久年数が短く、頻繁に塗替えが必要。
【シリコン塗料】
◎メリット
・耐久性が高く、紫外線に強い。
・耐水性や耐候性に優れている。
・汚れにくい
・価格と性能のバランスが良く、一番塗装されている塗料。
×デメリット
・メーカーによって水性と油性など種類が多種多様なので、性能の違いを判断しづらい。
【ウレタン塗料】
◎メリット
・光沢のある仕上がりが特徴
・樹脂が柔らかく密着性が高いため、あらゆる素地に多用される。
・低温でも反応するので、冬場でも安定して塗膜になりやすい。
×デメリット
・耐久性、防汚性が他の塗料に比べてやや劣る。
【フッ素塗料】
◎メリット
・親水性や防水性に優れているため汚れにくい。
・耐用年数が長いため塗替えの回数が少なく、結果的にトータルコストが抑えられる。
×デメリット
・価格が高い
・一回にかかる費用が高いため、一般住宅にはまだあまり普及していない。
塗料の耐用年数とは
■耐用年数とは何?
外壁塗装の耐用年数とは、塗装をしてから次の塗替えが必要になるまでの年数のことを言います。
使用する塗料にもよりますが、平均的な耐用年数は7年~10年と言われています。この時期を目処に次回の塗替えの資金計画をすることも大切になります。
■塗料別耐用年数
アクリル塗料 | シリコン塗料 | ウレタン塗料 | フッ素塗料 |
5~6年 | 10年 | 7~10年 | 15~20年 |
■耐用年数を長く保つためのポイント
使用する塗料によって違いはありますが、耐久性に優れた塗料を使用した場合は耐用年数も長くなります。
外壁塗装は経年劣化により家を保護する防水機能が低下し、外壁だけでなく建物の内部にまで影響を及ぼしてしまう可能性があります。
外壁の清掃や手入れをせずに放置していると建物の劣化にも気付けず、大規模なリフォームを余儀なくされるということも考えられます。
台風や大雨の後の汚れ取りなど、セルフメンテナンスをすることで劣化を防ぐことに繋がります。
まとめ
このように塗料の種類は様々です。
それぞれのメリットとデメリットをしっかりと把握し、ご自宅に合った塗料を選びましょう。
塗料選びに迷ったら、お気軽にプラニング・Kにご相談ください。