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2020年11月19日
ケレンとは??
外壁塗装について検索する中で『ケレン』という用語を目にしたことはありませんか?
専門用語を理解せずに依頼をするのはとても不安ですよね。
今回はケレンについてご説明します。
ケレンとは
『ケレン』とは塗装をする箇所に付着している汚れやサビを取り除くことを言います。『素地調整』とも呼ばれます。
ケレンの重要性
古い塗膜が残っていると新たに塗る塗料が剥がれやすくなったり、膨れが生じてしまう可能性があります。
本来の性能を最大限に活かすためにも、ケレン作業は重要と言えます。
作業内容について
①高圧洗浄
チョーキングで発生した粉や、付着した汚れを高圧洗浄でしっかりと洗い流します。
②ケレン作業(素地調整)
高圧洗浄で取り除けなかったサビや古い塗膜を、ケレン作業で落とします。
※この際、サビが部材の深い部分まで進行している場合は、電動工具を使用し、削っていく作業を行います。
■使用する道具
ケレン作業は、サビの状況によって使用する道具が異なります。
手工具
手作業でケレンを行う際に多く使われるのが「紙ヤスリ(サンドペーパー)」です。
簡単に落とせるサビや塗膜、小さな凹凸は手作業によるケレンで行います。
電動工具
サンダーと呼ばれる電動の工具を使用します。
電動でケレンを行うメリットは、広範囲を削る際に効率よく作業が進みます。
クラック(ひび割れ)補修で使うことが多く、ひび割れした箇所をサンダーで削りシーリング材を充填し、表面を滑らかにします。
目的と役割
ケレンには重要な役割があります。
●塗装面の凹凸を無くすことで、塗料の密着性を高める
外壁の表面には長年の汚れや埃が付着しています。
それらを取り除くことなく塗装を行うと、塗膜の密着が弱く、剥がれの原因になってしまいます。
●塗料を長持ちさせる
耐久性に優れた塗料を使用しても、外壁材自体にサビなどの劣化が生じている場合、塗膜に悪影響を及ぼしてしまいます。
外壁塗装を長持ちさせるために、サビや劣化が引き起こす原因になる要素をしっかりと取り除き、強い塗膜で家を保護しましょう。
●滑らかで美しい仕上がりになる
凹凸のない滑らかな外壁は、塗りムラもなく塗料がしっかりと密着します。
見た目にも美しく、新築のような美観を保つことができます。
まとめ
外壁塗装において、ケレン作業は欠かせない役割を担っています。
このように専門用語で分からない事があれば、施工業者に質問しましょう。
プラニング・Kでは屋根・外壁の無料点検を行っております。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁