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2020年10月27日
塗料の役割って何?
なぜ塗装をするのか?
どうして塗装が必要なの?など、疑問を感じたことはありませんか?
疑問を感じたままでは、塗替えの時期を逃しかねません。
今回は、塗料の役割についてご紹介します。
塗装とは
■塗装の目的
部材の表面を塗料の皮膜で覆う表面処理の一つ。
■塗装の役割
塗料は(液体)の状態では本来の役割を果たせません。
塗装後、塗料が乾き塗膜になった状態で初めて役割を発揮します。
塗料の役割は大きくわけて3つあります。
①保護
下地(壁材・屋根材・鉄・木材等)が太陽光(紫外線)、雨、排気ガス等の影響で劣化することを防ぐ。
用途に適した塗料を使用することで、部材を長持ちさせることができる。
②美観
色が薄くなったり退色してムラになった、サビが発生したなど、悪くなった部材に塗装することで新築のような外観を取り戻すことができる。
③機能性
塗料の種類によって様々な機能性が備わっている。塗装をすることで塗膜ができ、部材の機能を向上させる。
塗替えを行う理由
新築時、建物に使われている部材(屋根材・壁材)は予め塗装が施されています。屋根や壁が塗装されていることにより、長い間雨風や太陽光から建物を保護しています。
しかし長年、雨風や紫外線にさらされることにより、少しずつ塗膜の表面から劣化が進み美観が損なわれてしまいます。そのまま放置していると美観が損なわれるだけでなく、塗膜の保護性能が無くなり建物内部に水が侵入します。
塗膜の保護性能が無くなる前に塗替えを行うことで、建物全体が長持ちするようになります。
まとめ
用途に適した塗料を使用することで、厳しい外的環境から保護することができ、素材を長持ちさせることができます。
そして大切な家を守ることに繋がります。
塗料のことでご不明点がありましたら、お気軽にお問合せください。
2020年10月26日
吹付塗装の魅力
外壁はどのような方法で塗装しているかご存知ですか?
多くの方がローラー塗りのイメージが強いかと思います。
ローラー塗りはスポンジ状のローラーに塗料を含ませて塗っていく方法で、塗料が飛散しにくいため、住宅地や建物が密集している環境でも安心して使用できできることから多く普及しています。
塗装の方法にはその他に吹付塗装と呼ばれるものがあります。
では、今回は質感を表現できる吹付塗装の魅力についてご紹介します。
吹付塗装とは
吹付工法について
専用の機械を用い、空気の力で塗料を直接加圧することで粒子状にし吹き付ける工法です。
吹付塗装の種類
■スタッコ(吹放し)仕上げ
外壁にモルタルや合成樹脂を塗り付けた後、セメント・塗料・骨材などを混ぜた仕上げ材を厚く(5~10mm程度)吹き付ける仕上げ方法。
意匠性が高く重厚感のある仕上げになりますが、凹凸があるため汚れが溜まりやすいのがデメリットである。
■リシン仕上げ
モルタル壁の最も一般的な工法。塗料に砂壁状の骨材を混ぜた仕上げ材をリシンガンで吹き付けて仕上げる。
リシン仕上げは、施工が早く比較的低コストで施工できることがメリット。
■吹き付けタイル仕上げ
ボンタイルや玉吹き塗装と呼ばれることもある。
タイル仕上げは下地調整材(タイルベース)を専用ガンで飛ばし玉状の模様を付けた後、さらに仕上げ材を被せるため複層仕上げ(4~5工程)を行う。
吹き付けタイル仕上げは玉状の模様を付けるため塗膜が厚く、クラックが目立ちにくいなどのメリットがある。
吹付塗装の魅力
メリットとデメリット
◎メリット
・凹凸感や様々な模様を表現することができる
・広範囲の塗装にも短時間で効率的な施工が可能
×デメリット
・風が強い日は作業ができない
・飛散が多いため念入りな養生が必要
・塗料を粒子にして吹き付けるため、飛び散りやすく塗料の無駄が出てしまう
・熟練された職人の技術が必要
まとめ
吹付塗装は外壁に立体感や重厚感を表現することができます。
ただ、既存の外壁の材質によっては吹付塗装が難しい場合もあるので、吹き付け工法で塗替えを検討されている場合は事前に施工業者にその旨を伝えておきましょう。
カテゴリ:外壁
2020年10月23日
満足度の高い外壁・屋根リフォームのコツは?
外壁や屋根は、雨や紫外線などの自然から家の構造を守る重要な役割を担っています。外壁や屋根が傷むと雨水が侵入し家の構造部を腐食する原因となるため、各メーカーではメンテナンス時期や耐用年数を明確にしています。
家を長く保持していくためには、外壁・屋根のメンテナンスは不可欠ですが、満足度の高いリフォームを行うためのは、リフォームの目的をしっかり決めることが大切です。
今回は、満足度の高いリフォームを行うためのコツについて、ご紹介しましょう。
満足度の高いリフォームを行うためのポイント
一言で「リフォーム」といってもその方法は様々です。家の寿命を延ばすためにも、最適なリフォーム方法で工事を行う事が大切です。
1⃣現状の不便や悩みをセルフチェック!
まずは、現状の不満な点をチェックしましょう。
「北側の外壁が汚い」「色が褪せてみすぼらしい」「汚れが目立つ」など、書き出してみましょう。
2⃣家族会議で希望を明確に!
具体的な仕上りのイメージを家族で共有しましょう。リフォームは、不便な点や悩みを解消すると共に新しい生活シーンを叶えるという目的も含みます。家族会議はとても大切です!
3⃣予算を組む!
今、いくらまでならリフォーム費用に充てることができるのかがポイント。工事費用がいくらかかるかと考えると予算がオーバーしかねません。用立てれる費用の上限を決めておきましょう。
リフォーム店を探す
家族会議により、希望や予算が概ね決まったらリフォーム会社を探します。
最近では各リフォーム会社で自社のHPを立ち上げており、そのHPで施工事例などもアップされています。どのような工事をしているか?会社自体の軌跡なども見ることが可能です。
数ある中からリフォーム会社がきまったら、自分たちの要望を正確に伝え予算内での提案を依頼しましょう。
まとめ
満足度の高いリフォームを行うには、事前の家族会議が重要なポイントとなります。特に予算面では上限を定めておかないと、思わぬ失敗に繋がりかねません。事前準備をしっかりして自分たちの仕上りのイメージを正しく伝えれるようにしましょう。
2020年10月22日
塗料は水性?油性どっちがいいの?
水性塗料や油性塗料というのは聞いたことがありますか?
外壁塗装をする際に悩んでしまうのが塗料の種類です。ではどちらを選べばいいの?
今回は性能や特徴をについて理解を深めましょう。
塗料とは
■塗料の種類
塗料は大きく分けて『水性塗料』と『油性塗料』があります。
■塗料の原料
基本的には「顔料」「樹脂」「添加剤」などの固体に、液体の「溶剤」で希釈させ塗料を塗りやすくしています。
塗装部分が乾燥することにより顔料で着色し、さらに合成樹脂の力で壁などを保護する効果を発揮できます。
塗料の種類と特徴
水性塗料
水性塗料…水を溶剤としている塗料
性能:臭いや引火性が少ない。人や環境にやさしい塗料として近年多く使用されている。
◎メリット
・ニオイが少ない
・価格が安い
・環境にやさしい
×デメリット
・耐久性が油性より劣る
・乾燥に時間がかかる
油性塗料
油性塗料…シンナーを溶剤としている塗料
性能:耐久性と密着力に優れているが、ニオイが強いため使用する場所を見極め、慎重に取り扱う必要がある。
◎メリット
・耐久性が高い
・塗料の密着度が高い
×デメリット
・ニオイが強い
・価格が高い
どんな建物におすすめ?
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、どちらの塗料が適しているのかを見極めましょう。
水性塗料が適しているのは…
・家が密集している住宅地
・子供や高齢者がいる
・ペットを飼っている
油性塗料が適しているのは…
・耐久性を重視したい
・強い光沢感を出したい
まとめ
このように水性塗料も油性塗料もそれぞれにメリットとデメリットがあります。性能的には大きな差異はなく、建物の立地や環境によって選択をすることが必要になります。
プラニング・Kでは、外壁塗装で最も気になるニオイの負担が少ない水性塗料をおすすめしております。
気になることがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
カテゴリ:外壁
2020年10月21日
汚れにくい家にするための外壁塗装
外壁塗装をする目的は、主に家を保護する、美観を良くするためと言われています。家を保護しながらも、汚れにくく保つためにはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか?
今回は、汚れにくい家を作るための、メンテナンスの方法をご紹介しましょう。
家を汚す汚れの種類
家を汚す汚れには様々なものがあります。代表的なものを見ていきましょう。
藻・苔・カビ
藻・苔・カビは、陽が当たらない風通しが悪い場所(特に北側の外壁に多い)で、雨水などの水分がなかなか乾かずに湿気が高くなることにより発生する汚れです。
外壁に使われている塗料や外壁材が吸水性の高いものだと、水分が長く壁に留まってしまい藻などができやすくなってしまいます。
藻・苔・カビの発生を防ぐには、外壁材も含め材料は吸水性が低いものを選び、塗料は防藻性・防カビ性の商品を使用すると良いでしょう。
雨だれ
雨だれは、換気口や窓枠など壁にある雨が当たるところから出る汚れです。水が垂れたような黒いあとが見られます。
家庭用の高圧洗浄機や、中性洗剤を使って洗い落としましょう。
サビ
金属部分が錆びて剥がれ雨水に流されることでサビが広がっていきます。
塗り替えのタイミングでサビをこすって落とし、上から塗装をすれば修繕できます。
塗り替えの時期ではない場合は、サビ落とし剤などを使用して落としましょう。
外装材が、ガルバリウム鋼板などの金属系の場合は、早急な対応が必要です。すぐに専門業者に連絡をして修繕を依頼しましょう。
汚れにくい塗料を選ぶ
汚れにくいという事を低汚染性と言います。各メーカーの塗料には、藻には防藻性、カビには防カビ性など対応する性質が明記されています。
塗料にはグレードがあり、ウレタン塗料もありますが、塗り替えの際にはシリコン塗料、フッ素塗料などを選ぶと良いでしょう。耐用年数が10年以下だと塗り替えるまでの期間も短くなり、その度に高額な費用を用意しなければなりません。
安価の塗料を塗り、すぐに汚れがついてしまうよりも汚れに対しての低汚染性を備える塗料を選びましょう。
◆シリコン塗料
【特長】価格と機能のバランスに優れていて、カラーバリエーションが豊富である。耐久性:8年~10年
◆フッ素塗料
【特長】長期間にわたり変退色、艶引けがなく耐久性においては最高レベルといえる。耐久性:~15年
まとめ
外壁を常に綺麗に保つには、汚れにくい塗料を選び塗装メンテナンスを行わなければなりません。美観ばかりを気に止めて塗料の性能をきちんと抑えていないと、安価な塗料を勧められ結果、耐久性がなく10年も経たないうちに再塗装を行わなければならない…というような事態になります。今回の記事で「低汚染性」「防藻性」「防カビ性」に対応している塗料があるということを知識として持っていただき、次回の塗り替えの際には塗料選びの参考にして下さい。
カテゴリ:外壁
2020年10月20日
塗料の成分を知る
外壁塗装に欠かせない塗料ですが、何で出来ているかご存知ですか。
今回は塗料に含まれる成分についてご説明します。
そもそも塗料は何でできているの?
塗料を構成する4つの成分
塗料は「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶剤」の4つの成分から構成されています。
顔料
顔料そのものが色を持つ粉末固体で、主に塗料の色彩などを形づくる成分。
顔料自体が私たちの目に塗膜として見えている。
樹脂
塗料の主成分である顔料だけでは塗膜として機能せず、樹脂は顔料を膜として密着させる働きを持つ。
溶剤
樹脂を溶かすための希釈用として水やシンナーを用いる。
塗料を塗りやすくするため、適正な粘度に調整したり、塗面の仕上がりをよくするために使用する。
添加剤
防藻、防カビ、低汚染、抗菌など塗料の機能を向上させる補助薬品。
塗装の目的とする機能や用途に応じて必要な添加剤を少量だけで混ぜ合わせる。
家を守る塗膜とは
紫外線や雨風に対する耐久力を『耐候性』といい、耐候性が良い塗料は経年劣化が少なく、状態を維持することができます。
この耐候性は樹脂の結合力によって大きく左右されます。
■塗膜の劣化を引き起こす最大の原因
塗膜は、長い間強い紫外線と雨風にさらされることにより劣化します。
その中でも大きな原因となっているのが紫外線。紫外線は塗料を塗った表面の0.1㎜程度まで浸透します。
塗料が劣化すると、顔料を結合している樹脂層も劣化し、顔料の剥離が生じます。
チョーキング現象
外壁を触ると白い粉がつくこの現象を『チョーキング』と言います。
この白い粉は雨や紫外線によって塗料に含まれる合成樹脂が分解され、顔料が粉状となり表面に現れたものです。
■強い塗膜を作るために
4つの成分が絡み合うことで、家を紫外線や雨から守る強い『塗膜』になります。
成分の配分量によって価格や耐久性が変化します。
一般的に樹脂が多い塗料ほど高価になりますが、その分耐久性も高くなります。
費用を抑えるために安い塗料を使用すると、劣化の進行が早くすぐに塗替えが必要になる可能性があるので注意しましょう。
まとめ
塗料は含まれている成分や割合によって金額が変わります。
大切な家を守るためにも、金額だけで決めてしまわないようにしましょう。
塗料のことでお悩みがありましたら、ぜひプラニング・Kにご相談ください。
2020年10月19日
外壁リノベーションはデザイン重視?機能重視?
リノベーションとは、機能、価値の再生のための改修を意味します。
外壁のリノベーションには、様々な種類がありますが仕上りのデザインを重視してリノベーションを進めるのか、機能性を重視するのかは悩む点です。
今回は理想のリノベーションを行うために、リノベーションについて考えるべきポイントをご紹介します。
リノベーション前に考えるべきポイント
外壁のリノベーション方法には様々な種類がありますが、外壁材の種類や特徴により工法や係る費用も異なります。
外壁材の種類
主な外壁材の種類と、その特徴を見ていきましょう。
サイディング
工場で製造されるサイディングボードを外壁に張り付ける外壁材です。種類がたくさんありますが、そmの中でも特に人気なのが、セメントなどを焼き固めた窯業系サイディングです。
サイディング本体と目地に施したコーキングの劣化が進むと内部に雨水の侵入を許してしまう可能性が高いことから約10年を目安にメンテナンスが必要です。
塗り壁
塗り壁はセメントや砂に水を混ぜて作ったモルタルを下地にして、塗装をします。仕上がりは、仕上げ方法や材料により様々なデザインを造りあげることが可能であり魅力といえます。
塗り壁では、通常約10年程度で塗り替えや吹き替えを行います。
外壁タイル
外壁タイルは、高温で固めたタイルをモルタルに張り付けていきます。
水を吸いにくいタイルは汚れが付きにくく、高級感があることから人気です。
耐久性が高く比較的メンテナンスに手間がかかりませんが、初期費用は高額です。
デザイン重視?機能重視?
家の外壁は時間の経過とともに劣化していくため、外壁のリノベーションは必要です。デザインを重視して外観を美しくするか、外壁の保護機能を備えることを一番に考えるか、悩むところです。
デザイン重視
家の印象を決める外壁は、汚れていたり劣化していたりすると家の印象を悪くしてしまいます。
リノベーションを行うことで新築時のようにきれいにできるため、この機会におしゃれに模様のあるサイディングや、装飾タイルを貼りつけたりと様々なデザインを考え楽しむことができます。
また、デザインに合わせて塗料の色も選び、家のイメージチェンジが可能となります。
機能重視
家の印象を決める外壁のデザインはとても大切ですが、外壁は住宅を保護するために重要な部分であり、その機能も重視するべき点となります。
本来外壁には雨風、太陽光などから住宅を守る機能が備わっています。しかし、劣化した外壁ではそれらを防ぐことができなくなり、雨漏りや建物内部の劣化を招いてしまう事態となるのです。
リノベーションの際には、デザインのほかにも耐久性、防水性や防汚性などの機能が備わった外壁材を採用することで外壁の機能も向上します。
まとめ
外壁のリノベーションでは、デザイン性だけでなく機能性にも注目することが大切です。近年ではデザイン性、機能性どちらも備わった外壁材が多く販売されていますので、専門業者に相談してみましょう。
プラニング・Kでは、理想に近いリノベーションに仕上がるお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談下さい。
カテゴリ:外壁
2020年10月16日
外壁の浸食を防ぐ方法!
外壁は一度、雨水などの浸食が起こると放置していても、浸食が止まることはありません。浸食した水分は外壁内部に長く留まり、その湿気により構造部まで傷める事態となります。
大切なマイホームを長く保つためには、水による浸食は何としても防がなくてはなりません。
今回は、そんな怖い浸食を未然に防ぐ方法を、ご紹介します!
浸食を防ぐ方法とは?
耐用年数に近づいたら塗り替え!
外壁では雨水の侵入を塗装によって防いでいます。塗装が劣化すると防水機能が働かなくなり雨水の侵入を容易にしてしまいます。
塗料の耐用年数を把握して、耐用年数に近づいたら塗り替えリフォームを考えましょう。
まずは、専門業者に外壁の現状調査を依頼しましょう。
浸食を防止するための塗り替えに、おすすめ塗料
◆フッ素塗料
フッ素樹脂が加えられた塗料で、塗膜表面にフッ素樹脂の膜が形成され雨水や汚れを防ぐ。
◆シリコン塗料
シリコン樹脂が加えられて塗料で、汚れや色落ちに強く耐久性も高い。塗膜に防カビ・防藻性を備えている。
ひび割れやチョーキング現象はすぐに補修!
チョーキング現象とは、塗装の劣化により塗膜に触れるとチョークの粉のような汚れが付着する現象をいいます。
チョーキング現象が起こった塗膜は状態があまり良くありません。早い段階での再塗装をおススメします。
外壁にひび割れが起きている場合は要注意です!
小さな亀裂なら内部まで水が侵入する可能性は低いですが、ひび割れは一度できてしまうと、徐々に大きくなり雨漏りの原因になります。
早い段階での修繕をおススメします。
日頃の外壁チェック!
外壁の劣化が進むと、雨水の侵入を防ぐことができなくなるため、外壁の状態は定期的にチェックしておきましょう。
大きな地震や、強い台風などの自然災害の後では建物に大きな力が加わったことが想定できます。建物全体の確認をしておきましょう。
まとめ
外壁の浸食を防ぎ、大切な家を長く守っていくためには、定期的なメンテナンスは欠かせません。劣化の症状が現れた場合は、早めに専門業者に調査の依頼をしましょう。強い雨風が続いた後や、地震、台風などの後には外壁をぐるりと一周まわり、傷んだ部分がないかセルフチェックを行うことも大切です。
カテゴリ:外壁
2020年10月15日
雨の日に工事はできるの?
突然ですが、家の塗装工事をする日のお天気は晴れの日と雨の日どちらがいいですか?
もちろん!晴れの日がいいですよね!
しかし、天気は自然のものなので選ぶことはできません。
では、雨の日に工事はできないのでしょうか。
雨の日に工事はできるの?
雨の日は工事が出来ないと思っている方も多いと思いますが、雨の日でも作業は行えます。しかし、作業の内容によっては雨天時には施工できない場合があります。
では作業の内容について見て行きましょう。
◎雨の日でもできる施工とは?
①足場仮設
塗装工事に入る前に最初に行うのが足場の設置です。安全に作業ができるようにしっかりとした足場を組みます。
②高圧洗浄
チョーキングで発生した粉や長年で付着した汚れを高圧洗浄でしっかりと洗い流すことで新しい塗膜の密着度が違ってきます。
×雨の日に行えない作業
①シーリング補修
シーリングは住宅の止水処理には欠かせないものです。
シーリングの弾力性で外壁材の膨張を吸収し破損を防ぐことで、外壁の長寿命化を実現しています。
②塗装
外壁塗装では下塗り→中塗り→上塗りの『3回塗り』が基本です。
上塗りだけでは塗料がしっかりと定着しません。そのため、下塗り塗料を塗ることで剥がれにくい塗膜に仕上がります。
③防水工事
常に強い紫外線や雨風にさらされているベランダや屋上の防水層はダメージを受けやすい場所です。
防水層の劣化は防水機能を失い、建物の内部へ雨水が侵入しやすくなります。
塗膜防水工法により新しい防水の膜を作ります。
Point!!
外壁塗装が出来ない季節や時期は特にありませんが、気温が5℃以下の真冬日と雨の日は塗装工事を行えません。
雨天時に塗料やシーリング補修のように材料を用いて行う作業をすると、雨で濡れたことにより必要以上に乾燥に時間がかかってしまいます。
そのようなことが続くと工期が予定通り進まないことも考えられます。
まとめ
このように雨天でも行える作業はあります。
天気は変化しやすく、最近では突然のゲリラ豪雨に襲われることも増えています。
工事担当者は天気予報をこまめにチェックし施工管理を行いますが、何か不安に感じることがあれば施工業者に相談しましょう。
カテゴリ:外壁
2020年10月14日
外壁の劣化状態を放置した際のリスク
外壁の劣化を放置すると危険だと、聞いたことはありませんか?放置=危険は知っているけれど、一体なぜ危険なのでしょうか。
今回は、劣化による腐食を放置することによるリスクをご紹介します。
放置は現状維持では決してなく、じわりじわりと浸食が進んでいくということを正しく理解しましょう。
外壁が浸食する主な原因
外壁が浸食する原因を知っておくことは、長くお家を保持するためには必要な知識の一つです。
塗装メンテナンスをしなかった
外壁は表面に塗装やコーティングなどが施されています。そうすることで、外壁材に直接雨が当たるのを防いだり、直射日光の影響を防ぐ役割をしています。
塗装やコーティングには耐用年数があり、定期的にメンテナンスをしなけばいけません。塗膜が劣化し十分な性能を発揮することができなくなると、外壁表面から雨水が染み込み、その水分により外壁材が浸食しはじめます。
結露が原因
外壁に水分が長期間留まることが原因で外壁の浸食は起こります。
外壁材に直接、雨水があたることで外壁内部に湿気がこもり結露を起こしてしまうと、外壁が浸食してしまいます。
浸食を放置することによるリスク
外壁が浸食した状態で放置すると、どのようなことが起こるのでしょうか?
外壁の浸食により起こりえるリスクについて見ていきましょう。
雨漏り
雨は屋根と外壁材により住宅内部への侵入を防いでいます。外壁材が浸食すると、外壁による雨水防止機能が利かなくなり住宅内部まで雨が侵入することとなるのです。
雨漏りが発生してしまうと、外壁内部は湿気に晒された状態が長く続くこととなり腐食はさらに酷くなります。
できるだけ早く腐食部分を修繕リフォームすることが望ましいです。
修理までに時間がかかってしまうと住宅の立て直しが必要になるケースもありますので、注意が必要です。
外壁が剥がれる
外壁材として人気のサイディングは、合板や石膏ボードに固定されています。
外壁が腐食を起こすと固定に使用された釘も腐食が進み固定力が弱まり外壁材が剥がれて落ちてしまう事態となります。
また、モルタル外壁では内部に鉄骨が組み込まれていますが、腐食が進むと骨組が膨張を起こします。膨張による内部からの圧力により外壁が剥がれてしまいます。
住宅が傾くことも
住宅には、内部に柱や梁などの建物の強度に関わる構造物が使用されています。
外壁が腐食を起こすと内部にある構造物が腐食し建物の重さを支えることが難しくなります。このような状態になると、建物自体の強度が大きく低下しており
台風などで大きな力が掛かると建物が傾いたり、最悪の場合では倒壊してしまう危険があります。
まとめ
外壁は腐食を起こすと、放置していて基に戻ることはありません。大切なマイフォームを守るためには、できる限り早い段階で修繕リフォームを行うことが大切です。プラニング・Kでは屋根・外壁の無料診断を実施しています。しばらくの間メンテナンスをしていないという方は、是非この機会に無料診断を受けてみませんか。お気軽にお問合せ下さい。
カテゴリ:外壁