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2020年8月17日
雨水の浸入を防ぐことができる「弾性塗料」を知る!
皆さんは外壁や屋根の塗装で使用される「防水塗料」をご存じでしょうか?聞いたことはあるけれど、よくわからないと感じている方もいらっしゃることでしょう。
住宅が劣化する要因の一つに「水の浸入」がありますが、防水塗料は建物内部への雨水の浸入を防ぐ役割がある、防水機能が高い塗料の事です。
今回は、雨水の侵入を防ぐ優秀な塗料、防水塗料についてご説明しましょう。
防水塗料とは…
防水塗料とは、屋根や外壁の塗装で防水機能が高い塗料、ヒビ割れに追随できる「弾性塗料」を指す言葉として使われています。
防水機能は必要!
住宅が劣化する一番の要因は「水の浸入」です。
水が建物内部に浸入し劣化が進行すると、住宅内部の柱や梁等の構造材を腐らせ、住宅の寿命を大きく縮めることになります。
住宅は日々小さな振動を受けていて、そのダメージが蓄積するとひび割れを起こします。
そのひび割れから住宅に水が浸入することで、防水シートの内側にある住宅内部の柱や梁等の構造材を腐らせるのです。
「弾性塗料」は、そのような事態を避けるために、その防水性によって内部に水を浸入させないように住宅を守る役割を担っています。
「弾性塗料」の特徴
弾性塗料の一番の特徴は、一般的な塗膜と比べてゴムのような弾力があり、塗膜に柔らかさがあることです。この塗膜の弾性(塗膜の伸縮性)があることで外壁のひび割れに塗膜が追随することができるのです。
伸縮性を持たない一般的な塗料は外壁にひび割れが起こると、一緒に塗膜まで割れてしまいます。その結果、ひび割れが表面に出てそこから水が浸入してしまうのです。
「弾性塗料は」水の浸入から家を保護するという観点から見ると、非常に重要な役割を果たす塗料と言えます。
「弾性塗料」の塗装費用
「弾性塗料」を使った塗装の費用は基本的には一般的な塗料を使った塗装費用とほとんど変わりません。
単層弾性仕上げと複層弾性仕上げでは、金額は大きく変わってきますが、一般の戸建て住宅では単層弾性仕上げの工事となることがほとんどです。
■単層弾性仕上げ
単層弾性仕上げは【下塗り1回、上塗り2~3回】の工程で仕上げる方法。
一般的な戸建て住宅では、この方法で塗替えを行うことが一般的。
■複層弾性仕上げ
複層弾性仕上げは【下塗り1回、中塗り2回、上塗り2~3回】の工程で仕上げる方法。
中塗りと上塗りで使用する塗料が異なる。
単層弾性仕上げよりも工程数が多いため、塗膜に厚みを持たせることができるこから、より防水性能を発揮することができる。
工程数が増えるため、施工に時間や材料費、人件費等が多くかかり工事金額が単層弾性仕上げよりも高額になってしまう。
まとめ
「弾性塗料」は伸びることで、ひび割れの表面化を防ぎそこからの雨水の浸入を防ぎます。
水の浸入を防ぐことで住宅の寿命を延ばすことに役立っている優秀な塗料です。
塗り替えリフォームをご検討中の方は、是非参考にしていただければと思います。
自宅にはどの塗料が良いのかわからない?という方は、プラニング・Kまでお気軽にお電話下さい。
親切・丁寧なスタッフが笑顔と共にお伺いします。
2020年8月11日
2回目の外壁塗装の際に気を付けること
念願のマイホームを手に入れたら、新しい生活にワクワクしますよね。
家は一生に一度きりの大きな買い物と言われているように、生活の拠点である家はとても重要です。
そして、家は購入後の定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
では早速、2回目の外壁塗装ではどのようなことに注意すべきかをご紹介します。
1回目と2回目の違いとは?
1回目の外壁塗装は住宅を購入される時か新築時で、外壁を何色にするかということで悩む方が大半です。しかし、2回目の塗装では1回目の外壁塗装で気になっていた箇所を見直し、改善することができます。
費用面
1回目の塗装から数年~十数年経過した外壁は見た目の経年劣化はもちろんのこと、内部にまで影響を及ぼしている可能性があります。
外壁材そのものが劣化し状態がひどい場合は、塗装だけでは補えないこともあります。
サイディングであれば張り替えるなどの修繕工事が必要になり、費用も高額になってしまいます。
耐用年数
使用する塗料によって違いはありますが、耐久性に優れた塗料を使用した場合は耐用年数も長くなります。塗料が持つ性能をよく理解し、建物の生涯で塗替えの回数を減らすことによりメンテナンスコストを削減できます。
1回目~2回目、2回目~3回目と次の外壁塗装まで少しでも期間をあけたい場合は、耐用年数の長い塗料をおすすめします。耐用年数と資金計画を慎重に検討しましょう。
特に注意するポイントは?
外壁に付帯している部分
家を守っているのは屋根や外壁だけではありません。屋根や外壁塗装をする際、屋根と外壁のみ塗装していると思われがちですが、家には付帯部分と呼ばれる箇所があります。
普段聞きなれい名称が多いですが、家を守るために大切な役割を担っています。
その他にも、外壁材の継ぎ目を埋めるシーリング材のひび割れや剥離などの劣化も多く見られます。1回目の塗装では問題がなかったこのような箇所も、2回目の塗装時には症状が発生している場合があります。施工業者に必ず確認してもらいましょう。
塗料選び
建物の立地条件によって、陽当たりの良い南側はより紫外線の影響を受けやすくなります。強い紫外線を浴びた外壁は色あせが発生し、防水効果が減少します。
特に色あせが気になる場合は防水効果に優れた塗料を選ぶことで、次回の塗替え時期を遅らせることができます。
色選び
■『仕上がった色がイメージしていた色と違った』という経験はありませんか?
色見本で見るサイズに比べ、実際に塗り替える外壁の面積が圧倒的に大きいため、色見本で選んだ色を実際に外壁に塗ったらイメージと違ったということもあります。
塗料メーカーによるカラーシュミレーションを行うことでよりイメージしやすくなります。
■色は経年により変化してしまいます。想像以上に汚れが目立ってしまったと感じていたら、次回の塗替えの際には汚れが目立ちにくいようトーンを抑えた色を選ぶと良いでしょう。
まとめ
家を守るということは、家族の生活を守ることにも繋がります。
もし1回目の外壁塗装で失敗したと感じることがあれば、その経験を次回の塗替えに生かすようにしましょう。
2回目の外壁塗装でご心配やお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁
2020年8月7日
圧倒的な人気!窯業系サイディングの魅力
新築や外装リフォームで外壁材を決める際には、窯業系サイディングを選ばれる方が圧倒的に多くいらっしゃいます。
なぜ、これほど窯業系サイディングは人気があるのでしょうか?
日本の住宅の外壁材では約80%のシェアを占める窯業系サイディンは、デザイン性が高く、和風住宅でも洋風住宅でも馴染む豊富なバリエーションを持っているのが特徴です。
今回は、窯業系サイディングの特徴や種類、メンテンス方法についてご紹介します。
窯業系サイディングボードとは?
窯業系サイディングは、原料の約80%がセメント、残りの20%が繊維質などで構成されています。窯業系サイディングボードは工期が短いことや、デザイン性の良さから圧倒的な人気を誇り、近年では最も多く日本の住宅で使用されています。
原料の約80%がセメントなので、窯業系サイディングボード自体には防水機能はありません。防水機能を持たせるために、工場製造時にライン塗装で塗料を吹きつけて仕上げます。
窯業系サイディングボード特徴
メリット
・デザインが豊富
・防火性が高い
・遮音性が高い
・耐震性が高い
・工期が短く、施工性が良い
・価格帯が幅広い
デメリット
・素材自体に防水機能は無い
・シーリングのメンテナンスが必要
・蓄熱性が高い
窯業系サイディングボードの種類
窯業系サイディングボードと言っても、デザインは多種多様です。同じ外壁材とは思えないものも数多くあります。
石柄・タイル・レンガ・木目といった様々な素材の模様を窯業系サイディングは再現することができることから、自分好みの外壁材を見つけることが可能となりました。
デザインを決める際には事前に、気に入ったデザインをいくつかカタログやインターネット等で調べておくと良いでしょう。
定期的な塗替えメンテナンスが必要
前述の通り、窯業系サイディングボード自体には防水機能がありません。
内容成分の80%がセメントで出来ているため、防水機能は表面の塗装によって保たれています。
新築時に使う窯業系サイディングボードはアクリル系塗料を中心に塗装が施されていますが、アクリル系塗料の場合5~10年程で塗膜表面の防水機能は失われてしまいます。そのことから、窯業系サイディングボードは定期的な塗り替えによるメンテナンスが必要なのです。
また、メンテナンスを行う場合はシーリング材の診断を受けましょう。
シーリング材は、ボードとボードのつなぎ目に入れられているゴムのようなもので、このシーリング材は基本的に窯業系サイディングボードの塗膜よりも早く劣化してしまうと言われています。
シーリング材も劣化してしまうと、ひび割れや破断が起こり、その隙間から雨水が住宅内部へ浸入してしまう結果を引き起こします。
そのような事態を未然に防ぐためにも、シーリングは定期的に状況をチェックし「打ち換え」といったメンテナンスを施しましょう。
まとめ
窯業系サイディングは、圧倒的なシェアを誇る人気の外壁材です。自分好みの外壁デザインを探したい方には、窯業系サイディングはお薦めな外壁材と言えます。大切なお家を長持ちさせるに、窯業系サイディングは防水機能が切れる前に塗装によるメンテナンスを行いましょう。
プラニング・Kでは、サイディング外壁の塗装を数多く施工しています。メンテナンスをご検討中の方は、お気軽に無料見積りをお問合せ下さい。
カテゴリ:外壁
2020年8月5日
雨漏りが起きたら要注意!
梅雨で雨の日が続き、雨漏りが発生したということはありませんか?
いよいよ夏本番になり、台風が多くなる季節です。梅雨が明けたこのタイミングで、雨漏りチェックをしてみましょう。
自分でできるセルフチェック
雨漏りの原因は屋根だと思われている方がほとんどかと思いますが、実は思いもよらない場所に雨漏りの原因が隠れていることがあります。ではどのような場所で起こるのでしょうか。
■外壁
ひび割れ(クラック)
クラックにもヘアークラックと呼ばれる0.2㎜程度の浅くて細いひび割れから、構造クラックと呼ばれる0.3~0.5㎜以上の深さがある比較的大きなひびわれがあります。
ヘアークラックの補修は大掛かりではないため、早急な対応をおすすめします。
進行が進むと広がったクラックから雨水が侵入し劣化の進行を進めてしまいます。
■天井や壁のシミ
天井や壁まで雨水が侵入し、水分を含んだ状態が続くとシミが発生します。
シミができた部屋はカビが生え、カビ臭がすることもあります。
晴れた日には窓を開けしっかりと換気をし、早急に専門業者に見てもらいましょう。
■天井からの雨漏り
このように室内に雨漏りが発生した場合は、室内の家具や床にまで影響を及ぼしてしまいます。
クロスが水分を吸収してしまうと、剥がれの原因にもなります。
雨漏りしていたらどうすればいいの?
■対処について
①まずはバケツや雑巾を準備して床が濡れないようにします。
②雨漏りしている箇所の近くにテレビやパソコン、冷蔵庫などの家電製品がある場合は移動するか、ゴミ袋のようなものを被せ水が付かないようにしてください。
専門業者に連絡し、対応してもらいましょう。
③そして雨漏りが発生している原因を追求し、早急に修繕工事を依頼することをおすすめします。
■注意するポイントについて
・業者に来てもらった際に、雨漏りが止まり乾いている場合があります。
雨漏りの箇所を写真に撮って、伝え漏れがないようにしましょう。
・また、雨漏りの原因によっては火災保険が適用されるので、現在加入している火災保険の内容を確認し、その旨を業者にも伝えておきましょう。
まとめ
一度雨漏りが発生したら、注意が必要です。そのまま放置していても劣化が進行する一方です。
早期発見だと簡単な工事で修理できたものが、重症化してしまうと工事も大掛かりになり高額な工事費用がかかってしまうことも考えられます。
あなたのご自宅は大丈夫ですか?
プラニング・Kでは無料で診断を行っております。ご心配な方は、ぜひ一度ご相談ください。
2020年8月4日
外壁の汚れが気になる…。簡単に綺麗にする方法を教えて!
外壁の汚れが気になってききたけど、綺麗にする方法がわからない?と思ってらっしゃる方も多いでしょう。
どのような洗浄方法があって、費用がどれくらいかかるのか気になりますね。
今回は、外壁の洗浄方法について洗浄剤の種類、高圧洗浄を使った洗浄についてご紹介しましょう。
定期的に外壁を洗浄する
毎日雨や風にさらされている外壁にはどうしても埃、排気ガス、サビ、カビ、苔、雨だれなどの汚れがついてしまうことがあります。
外壁の汚れを放置しておくと、見た目が悪いだけでなく、外壁内部の劣化に繋がる事もあります。
外壁の劣化が進むと、耐久性が落ち変色やひび割れ、雨水の浸入をまねき建物内部の劣化へと進行していきます。
そのような事態を防ぐためにも、外壁の汚れは定期的に洗浄してあげる必要があります。
洗浄することで得られるメリット
■美観維持による満足度
外壁の洗浄を行なうことにより、建物の見た目が綺麗になることは一番のメリットに挙げられます。
汚れが落ちて綺麗になると、なんだか気持ちも明るくなるものです。
アパートやマンションも同じで、外壁を綺麗に保つことで居住者の満足度や入居率にも大きく影響すると言われています。
■劣化原因の排除
さらに、外壁の劣化の原因となる汚れを取り除くことにより、建物を長持ちさせる事ができるということは、最大のメリットと言えるでしょう。
外壁の洗浄の方法
■高圧洗浄機による洗浄
高圧洗浄機を使った外壁の洗浄方法では、ブラシやスポンジによる手作業では落ちないような汚れを落としたい場合に最適です。
広い範囲のしつこい汚れを落とす場合にもお勧めの方法です。
スポンジやブラシを使った洗浄
スポンジやブラシを使って汚れを落とすこともできます。
ブラシ、ホース、バケツといった一般的に家庭内に常備している物を使うため、手軽で費用もかかりません。
専門業者による洗浄
専門業者に外壁洗浄サービスを依頼する方法です。
外壁の洗浄を自分でやる時間がない。自分でやってみたけど高い場所は届かない。このような場合にはプロにお願いするのが良いでしょう。
外壁の高圧洗浄の相場は¥200~300円/㎡くらいが目安です。
まとめ
外壁の洗浄は自分でもできますが、注意しなければならない点もあります。
御自身で行なう場合はくれぐれも注意して行ってください。また、自分で行うのは難しいと感じた場合は、専門の業者に依頼することをお薦めします。
プラニング・Kでは外壁の様々なお悩みのご相談を受付しています。
お気軽に、ご相談下さい。
カテゴリ:外壁
2020年8月3日
屋根・外壁塗装をする際に注意すること!
屋根や外壁塗装の検討中の方で、やっぱり気になるのはご近所問題ですよね。
自宅をきれいにリフォームしたいけど、ご近所に迷惑かけて関係が気まずくなるのは避けたいものです。
では、どのようなことに注意すればよいのでしょう。
工事前-近隣の方への挨拶廻り-
近隣トラブルを未然に防ぐためにも、工事前の挨拶は必要です。
挨拶をしているかどうかで、万が一何か問題が発生した際でも関係を良好に保つことができます。
■工事の日程が決まったら、早めにお知らせしましょう。
基本的には工事をする施工業者が、作業説明を含め挨拶廻りをしてくれる場合がほとんどです。
Point!最低でも1週間~3日前までには行ってください。
■お隣のお宅だけで大丈夫?
工事内容にもよりますが、外壁リフォームの場合は塗料の匂いや作業中の工事車両が通行の妨げになるなどが挙げられます。
お隣のお宅はもちろん、近隣の方にもご挨拶しておくのがベストと言えます。
工事中-作業における注意点-
工事前の挨拶廻りを終えたら、いよいよ工事が始まります。
では工事中に気を付けなければいけないことをご紹介します。
①足場仮設
その際に養生ネットで家を覆います。そうすることで、塗料の飛散を防ぎます。
②養生
塗装部分に付帯している部位も塗料が付かないように養生シートでカバーします。
Point!
近隣の住宅と密接していて、隣の方の車が近くに停めてある場合は、施工業者と相談し車カバーを手配してもらいましょう。
③高圧洗浄
チョーキングで発生した粉や、長年で付着した汚れを高圧洗浄でしっかりと洗い流すことで新しい塗膜の密着度が違ってきます。
窓を開けている際は必ず閉め、洗濯物は汚れる可能性があるので室内に干しましょう。
Point!近隣のお宅にも高圧洗浄をする日程を伝えておきましょう。
まとめ
このようにポイントを事前に抑えておけば、工事期間中のご近所トラブルを防ぐことができます。
心配や不安ごとがある場合は施工業者にしっかりと相談し、解決してから工事に取り掛かるようにしましょう。
2020年7月30日
人気№1塗料 シリコン塗料の特徴を知る
「そろそろ我が家も塗替えリフォームの時期だな、でも塗料は何を使えばいいのだろう?」
「知り合いがシリコン塗料で塗装したけど、シリコン塗料は良いの?」
人気№1のシリコン塗料ですが、まだまだその塗料の特徴や性能は一般の方には広く知られていません。
家の塗装は10年に一度のサイクルで塗装するのが理想的ではありますが、金額も決して安くはないですし、大切な家に塗る塗料は慎重に選び後悔したくないものです。
今回は、人気№1塗料シリコン塗料についてその特徴を詳しくご紹介しましょう。
シリコン塗料は、どんな塗料?
シリコン塗料は比較的安価で戸建住宅での使用は人気№1です。今のようにシリコン塗料が主流となる以前は、アクリル塗料やウレタン塗料が戸建住宅で使用率が高い塗料でした。
耐用年数は塗料により様々で、それぞれアクリル塗料が3年~5年、ウレタン塗料が5年~7年ほどです。塗装後5年程経過すれば塗膜が劣化をはじめ塗り替えの時期を迎えていました。
シリコン塗料は価格がウレタン塗料よりは多少高くなりますが、耐用年数7年~10年と約1,5~2倍の耐久性があり、そのコストパフォーマンスの良さからシリコン塗料が最も多く選ばれています。
シリコン塗料のメリット
どうしてシリコン塗料を選ぶ方が多いのでしょうか?
◆耐候性に優れている
シリコン塗料は、塗装後にツヤがある仕上がりになります。
光沢保持率が高く、塗膜の光沢を長期間保つことができます。
光沢保持率
光沢保持率とは、雨、紫外線、熱などの塗膜の劣化要因に対して、初期の光沢を100%とし、劣化後に何%の光沢を保持しているかの割合
◆コストパフォーマンスが良い
シリコン塗料は、費用(価格)に対する耐用年数のコストパフォーマンスに優れています。
◆耐汚染性に優れる
塗膜が親水性を備えているものもあり、車の排気ガスなどの油汚れが一体化しないため、長期に渡って建物のきれいな状態を保持することができます。
建物の美観にこだわる方にとっては魅力的な性質といえるでしょう。
シリコン塗料の選び方
◇コストパフォーマンスを重視する場合
高性能のフッ素塗料もいいけど、値段が高すぎるという方には、シリコン塗料がおすすめです。シリコン塗料は、コストパフォーマンスに優れていますので安心です。
ウレタン塗料などの値段が安い塗料を選んだ場合には、次回の塗り替え時期を5年後に迎えることから長期的に見るとかえって高いお買い物になる場合があります。
シリコン塗料であれば、無機塗料やフッ素塗料ほどではないにしても、耐候性が7年~10年で値段も比較的お手ごろなのでバランスの良い塗料と言えます。
◇どの塗料にすればいいかわからない場合
どのメーカーのどの塗料がいいのかわからない、という方もいらっしゃると思います。そういった場合は、現在の戸建住宅で最も主流のシリコン塗料を選択すると良いでしょう。
シリコン塗料とひと口に言っても種類はたくさんあります。塗装業者に相談して自宅の塗り替えに適した塗料を教えてもらいましょう。
まとめ
シリコン塗料はそのコストパフォーマンスの良さから、現在の戸建住宅での塗替えで最も使用されている人気№1塗料です。それだけに各メーカーから数多くの商品が発売されています。ご自宅の状態に適したシリコン塗料で外壁を美しく保ちつつ、大切な家を長く守っていきましょう。
2020年7月29日
外壁の防水機能の重要性
自宅の外壁にひび割れが…。どんどんひび割れが広がって、ひび割れから雨が入ってきたらどうしよう‥、と不安に思っている方もいらっしゃることでしょう。
外壁は防水工事ではなく、「外壁塗装」によって防水性を持たせるのが一般的です。外壁表面に塗料を塗ることで、外壁材が雨水を吸収するのを防いでいるのです。
今回は、外壁の防水の重要性や防水性を高めるポイントをご紹介しましょう。
建物の寿命を延ばすには外壁を防水すること!!
塗料により雨水が浸入しないよう守られている
外壁材表面に塗料を塗ることにり、塗料の膜(塗膜)が形成されその塗膜が外壁材から雨水が浸入するのを防いでいます。
建物内部に雨水が浸入しないよう建物にはさまざまな工夫が施されていますが、その数ある工夫のなかで一番外側に位置しているのが、塗料の膜である「塗膜」です。
塗膜は日々紫外線や雨風にさらされており、経年劣化によって防水機能が徐々に低下していきます。
すぐに雨漏りに繋がるわけではありませんが、早めに塗り替え雨水の浸入口になりそうな劣化箇所を補修する必要があります。
そうすることにより、雨水の浸入は外壁の表層で抑えられ、建物の寿命をのばすことができます。
さらには、補修工事も簡単に済むため、費用を抑えることもできます。
外壁の防水機能が低下してしまうと…
防水機能の低下が進むと、雨水は建物へ侵入を始めます。
ひとたび雨水が建物内部へ浸入してしまうと、雨水の通り道ができてしまうため雨のたび雨水が建物内部へ浸入するようになります。
木造の柱は湿気によって腐食しはじめ、さらに、湿気を含んだ木材はシロアリの大好物なので、建物の耐久性があっという間に低下してしまいます。
その他にも、水分を含んだ外壁材にカビや藻が発生し建物の外観を損なう可能性もあります。
外壁からの雨漏りを防ぐためには、外壁の防水機能が低下し始める頃を見計らって、外壁塗装を行なう必要があります。
外壁塗装の塗り替えのタイミングは一般的に約10年と言われていますが、周辺の環境や建物の劣化状況により異なります。
防水機能の低下につながるサイン見つけたら早めの対処を心がけましょう。
主な防水機能低下のサイン
主な防水機能低下のサインは以下の通りです。
ひび割れ 0.3㎜以上
幅0.3mm以上、深さ5mm以上のひび割れ(構造クラック)は、そこから雨水が建物内部に浸入する可能性があり、建物の強度にも影響を与える恐れがあります。
早めに業者に依頼して建物の状態をチェックしてもらいましょう。
塗装の剥がれ
塗装が剥がれると外壁材がむき出しの状態になります。雨が降る度、そこから雨水が建物内部へ浸入していくことになるため、早急に補修する必要があります。
チョーキング現象
塗膜の防水機能が低下しているサインです。チョーキングと呼ばれる現象で、紫外線や雨によって塗膜の表面が劣化し、粉状になっている状態です。放置しておくと外壁材が水を弾かないようになり、雨水などを吸収するようになるため危険です。
シーリングの縮み、割れ、剥離
サイディングボードなどのつなぎ目に使われているゴムのような素材のことです。紫外線などによってシーリング材が劣化するとゴムのような弾性がなくなり、建物の動きに追随できず縮んでしまったりひび割れが発生したりします。
放置していると、その隙間から雨水が建物内部へ浸入してしまうため早めの補修が必要です。
まとめ
外壁は常に紫外線や雨水に晒されており、年月とともに徐々に劣化して防水機能が低下していきます。定期的な塗り替えや補修を行ない防水機能を維持することをお薦めします。
また、弾性塗料と呼ばれる防水性に特化した塗料を使用して外壁に高い防水機能を持たせたり、汚れにくい塗料を使用して防水機能を長持ちさせることで家の寿命を延ばすことができます。
定期的な家の診断、メンテナンス積極的に行い大切な我が家を長く守りましょう。
カテゴリ:外壁
2020年7月28日
家を長持ちさせる為の外壁塗装の最適な時期
新築から、もう10年…。外壁は塗り替えが必要と聞いたけど、一体いつが塗り替えの時期なんだろうか?そう思われている方も多いでしょう。
外壁は定期的に塗装メンテナンスを行うことで、大事な家を長持ちさせることができます。
今回は、外壁塗装をおこなう最適な時期をご紹介しましょう。
外壁塗装を行うタイミング
新築後、すぐに外壁塗装を考える方はいないと思いますが、それでは外壁塗装を考えるタイミングはどのような時でしょうか?
「ご近所で塗装工事が始まり塗替えを考えるようになった」「もう新築から10年以上経過したから、そろそろかなぁ」など様々な理由があるでしょう。
なんとなく塗替えしないとなぁ…と考えてはいるものの、なかなかその必要性を感じられずに何もせずに月日だけが経っていませんか?
外壁塗装の必要性を知ることで、その意識は少し変わってくるかもしれませんね。
それでは、外壁塗装の必要性について見ていきましょう。
築10年がポイント!!
日本は高温多湿で、元々は石の上に土台が乗るような日本家屋でした。しかし現代の日本住宅は、コンクリートを基礎に使うようにり、床下の風通しが悪く、住宅に使用する木材が痛みやすくなってしまったのです。
大切なお家を守るためには、定期的な塗装メンテナンスを行い紫外線や風雨から長期的に守ってもらう必要があります。
築10年目で塗装をするわけ
日本の住宅の約80%を占める、窯業系サイディングボードは主成分がセメントのため、元々防水性能はほぼありません。そのため工場出荷時に塗装をおこない、防水性を持たせています。
しかし、その防水性能は5~7年で切れてしまいます。
その他の外壁材もほとんどが同様の年数で最初の防水性が切れてしまうため、目安として「10年周期で塗装を!」とよく言われています。
塗装をするメリットとして次のことが挙げられます。
建物の美観を保つ
外壁は毎日、紫外線や風雨に晒されているため、色あせや塗膜の汚れ・劣化が見られます。
外壁塗装をすることにより、劣化していた外壁塗膜を綺麗にすることができ、新築のような輝きを取り戻すことができます。
また、新築時とは違ったデザインや色味に変更することもでき、今までと気分転換をすることも可能です。
外壁を保護する
塗料を塗り、塗膜を作ることで劣化した外壁を紫外線や風雨などから守ることができます。
定期的なメンテナンスにより建物の耐久性を高めることで、劣化の原因から大切なお家を守ることができます。
お家の築年数が5~7年の方は、防水性が切れるといわれている時期ですので、一度外装劣化診断をしてみるとよいでしょう。
防水性が切れてしまうと…
防水性が切れてしまうと、外壁材に直接紫外線や風雨が当たり外壁材や家の構造体の劣化・雨漏りにつながってしまう恐れがあります。
こうなると赤信号です!早急に専門業者へ連絡し補修依頼しなければなりません。
それでも放置すると外壁塗装では済まされず、住宅の建て替えまで発展してしまうような大掛かりな工事になる可能性があります。
このような事態を未然に防ぐためにも、定期的なメンテナンスは必要なわけです。
外壁塗装と同じタイミングで行うとお得!
外壁塗装をおこなう際には、家の周りに足場を必ず設置します。
家の大きさや形状にもよりますが、足場設置には15万〜20万円かかりますので、足場設置のタイミングに合わせてその他の、お家のリフォームをおこなうとお得でしょう。
屋根の塗装
屋根塗装のみをする場合にも、足場の設置は必要です。屋根塗装と外壁塗装を別々におこなうと、その都度の工事金額は安くなりますが、トータルで見ると高くなってしまいます。
足場を一度かけたときに一緒におこなうのがおすすめです。
その他のリフォーム工事
その他にも、雨戸からシャッターへの変更や、間取りの変更に伴う窓の移動など、室内のリフォームでも外壁が絡む工事がたくさんあります。
まとめ
外壁塗装をおこなうタイミングは、お家の築年数や劣化状況によって変わってきます。
そのため、築10年目を迎えるタイミングや、外壁に気になる症状が出た際には、そのまま放置せず、専門業者に塗装が必要かどうか劣化診断をおこなってもらうと良いでしょう。
カテゴリ:外壁
2020年7月23日
外壁塗装 トラブルを未然に防ぐために知っておくこと!!
せっかく大切なお金を使って外壁塗装を行っても、その塗装工事が原因でトラブルになってしまうのは、不本意な上に心労もかさみます。
そうならないように、未然によく起こるトラブルを知っておくことは重要なことです。
今回は外壁塗装を行う上で、よく起こるトラブル事例をご紹介し、その対処法を考えてみましょう。
よくあるトラブル事案
①仕上りがイメージしていたのと違う・・・
外壁工事で一番の楽しみは、色選びでしょう。
色決めの際には色見本板や、業者によればカラーシュミレーションをして完成イメージを提示してくれることもあります。
ただ、これは仕上りのイメージをつかむためのものであり、実際には塗装後にイメージしていた仕上りと違う!とトラブルになることもあります。
見本で見るのは狭い範囲であり、外壁全体に塗るとなると色の範囲が広くなるため選んだ色よりも少し違った色に見えることがあるのです。
このトラブルを防ぐには・・
色見本帳や見本板はなるべく大きなサイズのもので確認しましょう。
また、室内の照明で確認するのではなく太陽光の下で色の確認をしましょう。
②塗膜が剥がれ出した・・・
塗装工事が無事に終わり普段通りに生活をしていたのに、塗装から1年も経たないうちに塗膜表面が剥がれ出した。
このようなトラブルも実際にあります。
これは塗装前の下地処理(高圧洗浄も含む)を適切に行わなかったり、使用した下塗塗料の量が不足していたりと、施工不良が原因で起こるトラブルです。
このトラブルを防ぐには・・
塗装後すぐに剥がれが起きないことから施主側は工事完了後すぐには施工不良を疑いません。
塗装工事を依頼した場合は塗装工程ごとに写真を残してもらいましょう。
また、使用した塗料や缶数、何度塗ったかなど詳細に記録報告をしてもらいましょう。
③高圧洗浄の水が家の中に侵入・・・
窓や鍵を閉め忘れたために、高圧洗浄の水が家の中に入ってきた!
同じように換気扇を回していたために換気扇から水が入ってきた!
このように高圧洗浄のトラブルもあります。
事前の工程確認をきちんと行ってさえいれば起こらなかった防ぐことができたトラブルといえます。
水の侵入を見つけたら、すぐに高圧洗浄を行っている職人さんに知らせましょう。
このトラブルを防ぐには・・
高圧洗浄の日を予め聞いて確認しておき、窓閉めや換気扇を切るなどの準備は高圧洗浄前に必ず行いましょう。
④近隣とのトラブル・・・
塗装工事を行う上で近隣の方からの苦情が起きてしまうケースは多くあります。
・足場を組み立てる音や高圧洗浄の音がうるさい。
・路上に業者の車が駐車していて邪魔だ。
・塗料の臭いで体調が悪くなった。
・路上で職人がタバコを吸っている。
など、その苦情は様々です。
近隣の方とのトラブルが起きてしまった場合は謝罪をするしか対処法はありません。
苦情があったことを塗装業者に迅速に伝えて同じことが二度とないように伝えましょう。
このトラブルを防ぐには・・
近隣トラブルを未然に防ぐには、何よりも事前のあいさつです。
塗装業者が近隣挨拶を行うようですが、施主自らが直接挨拶に行くことでだんぜん印象は良くなります。
その際に、工事着工日と完了日を伝えることで近隣の方も安心感を抱かれます。
今後のご近所付き合いのことも考え、丁寧すぎるぐらいで丁度よいでしょう。
まとめ
せっかくの外壁塗装リフォームですからトラブルによる嫌な印象を残したくはないですね。
今回ご紹介したトラブルは一例にすぎませんが、トラブル事案を知っておくことで未然にトラブル回避ができるかもしれません。
外壁塗装をお考えの方は、親切で丁寧な仕事が自慢のプラニング・Kへ、是非ご用命ください。
カテゴリ:外壁