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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2021年11月8日

知っておくと安心!雨漏りが発生した際の応急処置

突然ご自宅が雨漏りしたら、どうしていいのかわからず慌てますよね。

雨漏りは雨が止めば一時的に収まるかもしれませんが、雨漏りが直ったわけではありません。そのまま放っておいても、症状は広がり内部まで影響を及ぼしてしまいます。 

 

いざという時、知っておくと安心!雨漏りの応急処置についてご紹介します。

 

 

 

 

雨漏りの原因

雨漏りの原因は屋根だと思われがちですが、実は思いもよらない場所に雨漏りの原因が隠れていることがあります。

 

■外壁のひび割れ

外壁のひび割れ(クラック)と呼ばれるもの。

クラックは比較的ひびが浅くて細いヘアークラックや構造クラックと呼ばれる0.3~0.5㎜以上の深さがある比較的大きなひび割れがあります。 

 

point👆

ヘアークラックの場合、早急な補修対応で雨漏りを防ぐことができます。

ただし、ヘアークラックを放置していると症状は進行し、広がったクラックから雨水が侵入して雨漏りを引き起こしてしまいます。

 

 

■破風板の劣化

破風とは屋根の先端にある板材のことで、風や雨の吹込みを防ぐ役割があり劣化しやすい場所です。

ボード材や木材できているため、経年劣化ではがれたりひび割れたりすると、雨漏りの原因になります。

 

 

■屋根材の割れや欠け

屋根は非常に頑丈な素材でできていますが、台風や地震などによって割れが生じたり、強風によって飛ばされた物が当たった衝撃で割れる場合もあります。

これを外的要因と言います。

 

また長年にわたり、雨風や強い紫外線を浴びたことによる経年劣化も考えられます。

 

雨樋の不良

雨を下に流す役割をしているのが雨樋です。

雨樋に落ち葉やゴミなどが溜まり、雨水がうまく流れずに雨漏りが発生することもあります。

 

 

 

雨漏りが発生しやすい場所

 

天井や壁のシミ

天井や壁まで雨水が侵入し、水分を含んだ状態が続くとシミが発生します。  

 

シミが出来た部屋はカビが生え、カビ臭がすることもあります。晴れた日には窓を開けしっかりと換気を行い、早急に専門業者に見てもらいましょう。

 

天井からの雨漏り

室内に雨漏りが発生した場合は、室内の家具や床にまで影響を及ぼしてしまいます。クロスが水分を吸収してしまうと、剥がれの原因にもなります。

   

 

雨漏りが生じた際の応急処置

雨漏りが生じたら、まずは落ち着いて応急処置を行ってください。

雨漏りしている場所にバケツを置く

室内の雨漏りは家中の物が濡れてしまうので、二次被害を防ぐためにバケツや洗面器を設置してください。 

 

 

また、水しぶきが起こり周囲に飛び散らないよう、バケツの中に雑巾や新聞紙を入れて周囲に飛び散りにも気を付けましょう。

  

 

②雨が吹き込まないようにビニールシートで覆う

ホームセンターで手軽に購入することができるブルーシートは、屋根の応急処置に便利です。 

 

雨漏りの侵入経路を特定するのは難しいため、ブルーシートで屋根を覆うことでしばらくの間は雨漏りを防ぐことができます。その際、風で飛ばされないように重石を置いてしっかりと固定することを忘れずに!

 

まとめ

雨漏りが発生したら、ショックでどうしたらいいのか分からず焦ってしまいますよね。しかし、雨漏りは放置すればするほど状態が悪化してしまいます。早めに修理をすることで費用も最低限に抑える事ができます。 

 

まずはご自身でできる応急処置を施すことが大切です。そして次の雨までに雨漏り箇所を修復できるよう、早急に専門の業者に連絡しましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年11月4日

バイオ洗浄って何?

外壁を塗装する前に欠かせないのが高圧洗浄です。高圧洗浄は経年劣化により付着した汚れやゴミを取り除き、塗料を覆う塗膜の密着力を高めるために行います。

それともう一つ、バイオ洗浄があります。バイオ洗浄は高圧洗浄とどう違うのか見ていきましょう。

高圧洗浄とバイオ洗浄の特徴

高圧洗浄

高圧洗浄とは、外壁や屋根の汚れを強力な水圧によって洗い落とす方法です。

排気ガスや油、サビ、古い塗膜など表面の汚れに対しては有効です。

バイオ洗浄

バイオ洗浄とは専用の洗剤を使って外壁などの汚れを落とす方法です。

特にカビやコケなどの生物系の汚れを根こそぎ落とし、再発しにくくする効果があります。

バイオ洗浄の施工手順

①養生をする

水や洗剤がかかってはいけない給湯器や電気機器、植物などを養生し、作業に支障が出ないようにします。

②全体を濡らす

バイオ洗浄を行う箇所全体を高圧洗浄機を使って濡らします。

洗剤を染み込みやすくするための工程なのでしっかり濡らしていきます。

③洗剤を塗布して浸透させる

洗剤が浸透するのにはある程度時間がかかるため、5~10分程度時間を置きます。

この洗剤の浸透によって、カビやコケなどの汚れを浮かせ、水で流しやすくします。

④洗い流す

高圧洗浄機で洗剤を洗い流します。

バイオ洗浄が向いている条件

カビやコケが発生しやすいとき

高圧洗浄では表面的な洗浄・洗い残しの可能性もあり、根や菌が残ることで再発に繋がりやすくなるため、根こそぎ落とすバイオ洗浄が向いているといえるでしょう。

とくに住宅が立ち並んで影ができやすかったりするお家はもちろん家の北面や日が当たりにくい所だけでも、バイオ洗浄を行ったほうがいいかもしれません。

細かい凹凸があるとき

細かい凹凸は水の圧力が分散されやすく、高圧洗浄では奥まで洗浄できない可能性もあります。バイオ洗浄は洗剤を浸透させることで汚れを浮かします。そのため細かい凹凸のある壁でも汚れを落としやすいといえるでしょう。 

丁寧に洗浄したいとき

バイオ洗浄は、高圧洗浄→バイオ洗浄→高圧洗浄の手順で行います。さらに洗剤を使用するので高圧洗浄よりも丁寧に洗浄を行うことが出来ます。

また、その後の塗装で外壁や屋根との密着性が高まり、塗装を長持ちさせることが出来ます。

バイオ洗浄が不向きな条件

手間と費用がかかる

高圧洗浄は一度行えば作業終了なので一般の住宅であれば半日~1日で終わります。バイオ洗浄は高圧洗浄よりも工程が増えるため、作業日数が2~3日かかるといわれています。

また洗浄の際は施主宅の水道を使うのが一般的です。高圧洗浄は1回にかかる水道代は1000~2000円程度ですが、バイオ洗浄は高圧洗浄を2回行うため単純計算で水道代が約2倍になってしまいます。

家庭菜園や飲食店を経営している場合

バイオ洗浄はカビやコケを分解する植物性の成分をメインにしたもので、環境や人に配慮した安全性の高いものが多くあります。

しかし飲食店や家庭菜園をしている場合、飛散したバイオ洗剤が食材や野菜などに付いて口に入る可能性もあります。いくら安全性が高いといっても洗剤なので注意が必要です。

事前に業者と相談し、洗剤の種類を変えたり、汚れのひどい箇所のみ洗剤を使用するなどの対策をとりましょう。とくに飲食店の場合、食品衛生法などの規格基準に適合したバイオ洗剤であるかを確認する必要があります。

排気ガスや油汚れがひどいとき

バイオ洗浄剤は生物系の汚れに適応させたものであり、排気ガスなどによる汚れには向いていません。落とせたとしても再発防止効果がないため別途対策が必要になるでしょう。

特に車通りが多く排気ガスなどの汚れが付きやすい立地にお住まいの方はバイオ洗浄よりも高圧洗浄をおすすめします。

まとめ

塗装前には外壁や屋根にこびりついた汚れを丁寧に洗浄して洗い流すことが重要です。汚れを徹底的に落としたいのであればバイオ洗浄が向いています。

高圧洗浄と比べると手間もコストもかかるので躊躇してしまいがちですが、長期的に見るとメリットがたくさんあります。自分のお家に合った洗浄方法を選び、塗装を長く保てるようにしましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年10月28日

素人でも塗装工事はできる??

屋根や外壁塗装の剥がれが気になり、そろそろ塗替えの時期かな。

でも業者に頼むと費用がかかるし、自分で塗装してみようかなと考えたことはありませんか?

では実際に自分で塗装を行うことは可能なのでしょうか。

今回は、素人が行う塗装工事について解説したいと思います。 

 

 

塗装工事を自分で行うメリット

メリット①費用を抑えることができる

DIYをする最大のメリットは、業者に依頼するより費用を安く抑えることができることです。

塗装に使用する道具は揃える必要がありますが、近年のDIYブームでホームセンターなどで気軽に道具を購入することが可能になっています。

  

 

メリット②好きな時期に施工ができる 

施工業者に依頼をする場合、ご自身の希望日程と業者側のスケジュールを調整する必要がありますが、DIYで塗装工事を行うと自分の都合で好きなタイミングで始めることができ、無理のないスケジュールで施工することが可能になります。 

 

また現場調査や契約時など、施工業者との打ち合わせなども省くことができます。

  

塗装工事を自分で行うデメリット 

デメリット①ケガをする危険性がある 

高所での作業が多い屋根・外壁塗装では、足場の設置が必要になります。

これは高い場所で作業する作業者を墜落などの危険から守るためであるのはもちろんのこと、足元を安定させ作業の効率を上げたり、近隣の住宅へ塗料の飛散を防ぐという目的もあります。  

 

また、作業時には命綱を付けて行います。普段から高所での作業に慣れている職人でもこれを怠るとケガをしたり、命の危険に繋がります。 

 

デメリット②塗りムラや塗り残しが起こる 

塗料を塗ることに慣れていない場合、厚く塗ってしまったり、塗りが足りない場合などに発生する塗りムラや、細部まで塗れていない塗り残しが生じる可能性があります。 

 

塗りムラや塗り残しは見た目があまり美しくなく、塗装の持続性にも影響を及ぼします。

  

デメリット③知識が必要

家具のペンキ塗りとは違い、住宅用の塗料には様々な種類があります。

ご自宅の外壁材にはどの塗料が適しているのかを判断する必要があります。

万が一、不向きな塗料で塗装した場合、早い段階で塗装の剥がれが発生したり、塗膜の防水機能が低下する可能性も考えられます。

 

デメリット④時間がかかる 

長年にわたり外の環境にさらされている屋根や外壁は想像以上に劣化をしています。まず高圧洗浄を使って汚れを落とし、ひび割れや剥離で劣化している箇所の補修をする必要があります。 

 

このような下地処理を経て、ようやく塗装の工程に入ります。通常、施工業者に依頼しても2週間前後かかる工事ですが、DIYとなると数カ月はかかることも考えられます。休日毎に塗装をしても天候も影響するため、かなり時間がかかるということが言えます。

 

 

まとめ

自分で行う塗装工事にはメリットとデメリットが存在します。

極力費用をかけたくないという方も、DIY で塗装を行った結果うまくいかず、結局業者にお願いするケースもあります。そうなってしまっては、かかった費用と時間が無駄になってしまいます。  

 

熟練された職人に依頼した場合は、安定した質の高い塗装が期待できます。

まずは施工業者に見積り依頼をされることをおすすめします。

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年10月25日

塗装工事中の防犯対策

塗装工事中は足場を組んだり、シートを被せたりします。

そのため、空き巣が足場を登って家に侵入するなどの被害が少なくありません。

今回は、塗装工事中に被害にあわないための防犯対策をご紹介します。

塗装工事中に起こりうる犯罪

盗難・破壊

工事中は業者が家の敷地内を出入りします。そのため作業員を装って侵入されると気づきにくくなり、その隙を狙って玄関や庭先のものを盗まれたり壊されるといった事例があります。

盗撮

夜に足場を利用して2階付近まで登り、窓にカメラを設置し室内の様子を盗撮されることもあります。

また塗装中は窓を開けることがあまりないため、カメラに気づきにくいということも原因の一つです。

空き巣

一番多い犯罪が空き巣です。盗難の時と同様に作業員を装って敷地内に侵入して足場を利用し、窓やベランダからから室内に入ることが容易にできてしまいます。

また昼間でも、誰もいない時間帯に侵入し、屋上やベランダに潜む場合もあります。

塗装工事中の家が狙われやすい理由

2階からの侵入が容易

通常の空き巣は1階の窓や勝手口などから侵入することが多い傾向にあります。

しかし塗装工事中は建物の周りに屋根の高さくらいの足場を組むため、通常では考えにくい2階の窓やベランダからの侵入が容易になります。

そのため空き巣に狙われやすいのです。

養生シートによって見えにくい

塗装工事中は足場を組んだ上から養生シートを張って建物を覆います。

養生シートは塗料が周囲に飛び散らないように保護するもので、これにより外部からも見えにくくなるうえ、顔などもはっきり分からないため作業員を装っていると気づきにくくなります。つまり空き巣にとっては好都合の状況と言えます。

人の出入りが多い

工事中は業者が住宅の敷地内に頻繁に出入りするため、不審者に気づきにくいというのも原因の一つです。

本物の作業員の顔を記憶していなければ、作業員になりすまして侵入されても気が付きません。工事期間中は作業員との挨拶を心掛け、顔を覚えるようにしましょう。

塗装工事中の防犯対策

普段よりも戸締りを徹底

最も大切なことはいつも以上に戸締りをするということです。

1階の玄関や窓の施錠はもちろんのこと、2階の窓やベランダなどもきちんと施錠するようにしましょう。

また施錠だけで不安な場合はウインドウロックというサッシなどに取り付けて窓を開かないようにする器具を利用すると良いでしょう。ウインドウロックはホームセンターなどで簡単に入手できます。

カーテンを閉める

プライバシーを保護するためにも工事中はカーテンを閉めましょう。意図せず作業員と目が合って気まずくなることもありませんし、盗撮も防ぐことができます。

また、カーテンの開いている家は室内が覗きやすくなるため、空き巣に狙われやすくなります。外出中は留守になっていることが分からないように電気をつけておくなどの対策もしましょう。

工事の日程を把握しておく

工程表は工事開始から終了までの一連の流れの作業内容が書かれたものです。天候によって左右される場合がありますが、いつから足場を組み立てて、いつからシシートを被せるのかなど、防犯対策が必要な工程を把握しておくとよいでしょう。

足場の入口を閉鎖してもらう

作業終了後から翌日の作業開始までは足場の入口を閉鎖しておくことで、空き巣が足場から侵入することを防げます。必要に応じて業者に相談しましょう。

むやみに業者を入れない

基本的に作業員が家に入ることはほとんどありません。例外で家の内部の作業をすることがありますが、それ以外のことで作業員を家に入れないようにしましょう。

塗装をお願いした業者が盗難をするのは考えたくはないですが、もしかしたらという可能性もあるので要注意です。

まとめ

塗装工事中に起こりやすい犯罪や、防犯対策についてご紹介しました。

被害にあわないためにも塗装工事を検討中の方は防犯対策も心がけましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年10月14日

塗装工事中のストレスを和らげる方法

塗装工事中は様々なストレスの要因があることをご存じでしょうか?

施工する会社もお客様に配慮し、注意しながら工事を行っていますが、作業内容から実現が難しいのが現状です。

そこで今回は塗装工事中にどのようなことがストレスになるのか、その対策についてご紹介していきたいと思います。

ストレスの要因

騒音

まずストレスの1つの大きな要因として騒音があります。

足場仮設・解体時や高圧洗浄など大きな音がしてしまう作業があるほか、職人さんの話し声や足場を歩く音、トラックの出入りなどがあるため騒音が発生してしまいます。

また、足場仮設や高圧洗浄の工程では近所の方にもご迷惑をかけてしまいます。

臭い

塗料には有機溶剤が含まれているため、独特の刺激臭が発生してしまいます。

そのため、臭いに敏感な方には非常にストレスになります。

窓が開けられない

塗装工事中は塗料の飛散を防ぐため窓を養生します。その際に、窓が開かないように養生するため部屋の換気が十分に行えず臭いが部屋にこもってしまいます。

そして工事中はネットや養生で室内に太陽光が入りづらくなります。いつもより暗く閉塞感を感じる方もいるなど、人によってはかなりストレスになります。

洗濯物が干せない

塗装工事中は塗料の飛散、臭い移りを防ぐため室内で洗濯物を干していただくようになります。快晴の日に外干しできないのは主婦の方にとってはストレスかもしれません。

塗装業者のマナーが悪い

数ある塗装業者の中には、質の悪い業者も存在します。

ゴミやたばこのポイ捨てなどのマナーの問題や近隣の住民に威圧的な態度をとるなど重大なクレームに繋がる可能性があります。

トイレに行きづらい

職人は家のあちこちで作業を行います。トイレ付近で作業をすることも当然あります。

自宅のトイレの外で職人が作業をしているとトイレに行きづらくストレスを感じるかもしれません。

ストレスを緩和するには

騒音

自分で手軽にできる対策としては、耳栓をする・イヤホンやヘッドホンをつけて、音楽を聴くなどが有効です。

近年、周囲の音が聞こえにくくなるノイズキャンセリングの機能がついたイヤホン・ヘッドホンなどもあるので、こうしたものを使用すれば気になる工事音をよりシャットアウトできるかもしれません。

足場仮設や高圧洗浄など、どうしても大きい音が出てしまう作業の時は外出するのも一つの方法です。

その際は窓やドアをしっかりと施錠して業者に外出する旨を伝えてから外出するようにしましょう。

またトラックや職人の話し声などは業者と相談し、最小限に抑えてもらうことでストレスを軽減することができます。

臭い

使用する塗料を臭いのきつくない水性塗料にしましょう。

臭いが全くなくなるわけではありませんが、油性塗料に比べるとかなり臭いを抑えることができます。また、施工前にこの窓を開けたいと指定しておくと特殊な養生などで対応してもらえる場合があります。

外壁塗装中は完全に臭いをシャットアウトすることはできませんが、効率よく換気を行うようにしましょう。

洗濯物

施工前になるべく早く洗濯物を干せるよう業者に相談してみましょう。例えば、ベランダ面だけ優先して工事を終わらせてもらうといった対応をしてもらえるかもしれません。

また、部屋干しでも塗料の臭いが気になるという方はコインランドリーを使用すると良いでしょう。

塗装業者のマナー

早めに担当者に相談し、注意してもらうようにしましょう。

モラルのない業者は施主だけでなく近隣に対しても迷惑ですし、隣家との関係を壊す原因にもなりかねないため、事前にきちんと調べて優良な業者を選びましょう。

トイレ

職人さんの休憩に合わせて行くようにしましょう。事前にいつごろ休憩するのか聞いておくとトイレに行きやすくなり、ストレスは緩和されるでしょう。

まとめ

工事中のストレスは少なからずあります。

ストレスを軽減するには、事前に業者にしっかりと塗装工事の内容を確認し、理解することが大切です。各工程の内容や期間などを把握しておくと心構えができ、対策をとることもできます。

近所の方に対してはクレームに繋がりそうな事案はすべて事前に周知することも重要です。音や臭いで大きなストレスを与え、感じ方次第ではトラブルにも発展しかねないため、挨拶回りは十分に行いましょう。

また少しでも不安な要素がある場合は業者に相談することをおすすめします。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年10月4日

外壁・屋根塗装工事の際の近所への挨拶回り

日本には外壁・屋根塗装に関わらず自宅で大規模な工事を行う際には、近所へ挨拶に行くという慣習がありますよね。近所にいつもとは違う車や人の行き来があるので迷惑をかけて申し訳ありませんという心遣いから、広まった慣習です。

 

近所への挨拶を怠ったために、その後トラブルへと発展したケースも少なくありません。

工事後も近所の方と良好な関係を続けていくためにも挨拶は必ず行う必要があります。

そこで今回はご近所挨拶のマナーについてご紹介していきたいと思います。

挨拶のタイミング・マナー

工事の1週間~3日前に済ませておくのが理想です。

車の通行や移動、油性塗料の使用など、近所へ影響の出るケースがある場合は、なるべく早めに挨拶を行うと近所の方も準備をすることができます。

挨拶の範囲としては、両隣のお宅2軒と前のお宅3軒、裏のお宅3軒に外壁塗装の影響が考えられますので、挨拶をしておきましょう。

土日祝の午前10時~夕方17時までに行くのがおすすめです。

また、挨拶回りの際の粗品はあってもなくてもどちらでも構いませんが、あるとより近所との関係が良好でいられる可能性が高まります。

粗品は業者が用意してくれるところもあれば、自分で用意しなければいけない業者もあります。挨拶回りの前に業者に確認しておきましょう。

挨拶の際に伝えておくべきこと

工事中に近所の方に不快な思いをさせないために、

挨拶の際に最低限伝えておくべきことが以下の内容です。

・工事の概要(例:外壁工事を行います、など)
・工事の期間(日時・時間帯・土日祝の工事の有無)
・施工業者と連絡先

また、これらのことをまとめた挨拶文を用意しておくとよいでしょう。

不在だった場合はポストに入れておくことができますし、挨拶に行っても相手の方が忙しく、話を聞いてもらえない場合もあるので「工事の内容を記載した手紙を持ってきたので、お時間あるときに目を通しておいてくださいね。」と伝えることができます。

悪い印象を与えないためにも挨拶文を用意しておきましょう。

外壁・屋根塗装で近所迷惑となる作業

騒音

外壁・屋根塗装工事において近所への迷惑となりうる作業がいくつかあります。

まずは騒音です。足場仮設や解体、高圧洗浄、職人の話し声が主な原因です。

この中で騒音として一番大きくなるのは足場仮設、解体作業です。

足場は金属でできているので、それがぶつかりあうとかなり大きな音を立てます。

臭い

次に塗料の臭いです。外壁・屋根塗装で使用される塗料は水性と油性の塗料があり、特に油性塗料では溶剤(ラッカーうすめ液、ペイントうすめ液、2液性ウレタンニスなど)で希釈して使うので、周囲にシンナー臭が漂います。

臭いに関するトラブルは外壁・屋根塗装でも特に多いので、油性塗料を使って塗装を行う際には、窓を閉めたり、洗濯ものは部屋干しにしてもらったりするなど必ず理解と協力を求めるようにしましょう。

まとめ

外壁・屋根塗装工事では、少なからず近所の方へご迷惑をかけてしまいます。

万が一、挨拶がないまま工事を行ってしまうと後々近所の方と関係が悪くなってしまう恐れがあります。そうなってしまうとせっかくお家が綺麗になっても気持ちよく過ごせませんよね。

トラブルを未然に防いで、今後も近所の方と良好な関係を続けていくためにも挨拶は必ず行うようにしましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年9月2日

屋根・外壁塗装の見積書の疑問

 

屋根や外壁の色あせや劣化が気になり、塗替えを検討している際にまず初めに何をしますか? 

 

おそらくインターネットで塗装業者を検索される方が多いのではないでしょうか。インターネットで検索すると、外壁塗装の相場について書かれたページが多く出てきますが、金額に幅があったり曖昧な表現だったり、わかりにくい場合もありますよね。

このように、いざ検索をしても情報量が多すぎて混乱を招くこともあります。

 

外壁リフォームの第一歩が見積書の依頼です。流れやポイントを理解し、成功に繋げましょう! 

  

 

見積書について

 

見積書とは

見積書とは、受注側が取引内容にあたる金額、数量、工程、期間等を前もって発注側に提示するための文書です。

発注側は、見積書の内容を検討し発注するかどうかを判断します。 

  

 

 

  

 

  

 

 

 

 

見積書に関する疑問

 

Q1.見積は費用がかかるの? 

 

正直、気になるのは費用面ですよね。基本的に見積もりは無料で行います。

 

実際に見積書の金額を提示されて、予算オーバーしていたり、状況が変わって工事を依頼するのを見合わせることもあるかと思います。 

 

『断りづらくなるから、見積依頼を躊躇してしまう。』なんて声もありますが、気軽に見積もり依頼をしましょう。

 

 

  

Q2.見積書を依頼したら家に来るの?

 

見積書を作成するにあたり、事前に住宅の面積や状態を確認する必要があります。

 

内部のリフォームと違って、屋根や外壁は留守中でも見させていただくことは可能ですが、お客様のご要望や劣化状況を共有し、失敗しない外壁塗装にするためにも立ち合いは重要だと考えています。  

 

住宅の規模によっても変わりますが、通常の現場調査は1時間程度で終了します。お客様のご都合に合わせて日時を設定させていただきますので、お気軽にお申し付けください。

 

 

 

Q3.見積書提出までどのくらいの日数がかかるの?

 

見積書をお客様にお渡しできるまでにかかる期間(日数)は現地調査を行って以降、基本的には3日程度になります。

 

現地調査で測定した面積や状況とお客様のご要望などを踏まえ作成します。 

 

春や秋は気温や湿度が安定しているため工事の依頼も多く、1~2週間程要する場合もあります。 工事の時期に希望がある場合は、お早めに見積もり依頼をされることをおすすめします。

 

 

 

Q4.どうして見積書には有効期限があるの? 

 

施工業者は現場調査をした時の建物の状態で見積書を作成し、通常は有効期限が表記されています。

外壁は日々、紫外線や雨風にさらされているため、状態も変化します。 

 

仮に有効期限を設定せず何ヵ月も経過した場合、建物の劣化が進行していることも考えられます。

その場合は、改めて見積書を提出しなければいけなくなり、お客様にとっても費用と時間がかかり負担になります。

 

  

見積書を依頼する際のポイント

 

見積りを依頼するベストな時期

外壁に劣化のサインが見つかったら、それが一番のタイミングです。

外壁の色あせが気になってきたり、壁を触ると白い粉にようなものが手についたなどといった症状が出ていたらリフォームの時期と言えます。 

 

専門の業者に見てもらうことで、自分では見落としていた外壁の細かなひび割れや建物の防水性を保持するために継ぎ目に充填しているシーリング材の亀裂や剥離が見つかる場合があります。 

 

  

外壁以外にも同時にリフォームする  

外壁塗装には足場の仮設が必要です。

別々に工事を依頼するとそれぞれで足場代金がかかることになります。従って、足場が必要な工事はできるだけまとめて行うことがポイントです。 

 

屋根の劣化は自分ではなかなか確認しにくい場所ではありますが、日常的に強い紫外線や雨風を受けているため外壁同様に経年劣化は避けられません。  

足場を有効活用し、工事が必要な箇所は一緒にリフォームされることをおすすめします。

 

💡その他、トイレやお風呂などの水回りやカーポートやテラスなどの外構工事など、同時に見積もり依頼をすると値段の交渉もしやすくなる可能性があります。

  

 

まとめ

見積書は工事をする際の第一歩です。

どこを直すのにいくらかかるのか、予算内で何を優先して工事をするのかなど、見積りは家の状態を把握するためにも重要な役割です。

お気軽に見積もり依頼を行ってみましょう! 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年8月26日

簡単そうで奥深い屋根の漆喰補修


屋根の上の変化(劣化)には普段の生活では、なかなか気づかないものです。
少し離れたところから、自宅の屋根を見た時に「えっ!」ってびっくりされる方も多いようです。

漆喰は、広い屋根のほんの一部にしか使用されていないもので、業者に工事を依頼すると高いし、少しだけなら自分で何とか直せないかなと考える方も少なくないでしょう。ほんの一部分の補修であったとしても、漆喰は雨漏りを防いだり、瓦を繋ぎ合わせたりと重要な役割を持っているので、適切に行わなければ屋根全体に傷みが広がってしまいます。今回は簡単そうで奥深い漆喰の補修についてご紹介します。



自分(DIY)で漆喰の補修はできるのか?


漆喰は、粘土瓦(一般的に言うと日本瓦)の屋根に用いられます。具体的には、瓦と瓦の接着や、棟の下にある葺き土の固定や防水のために使われます。漆喰が傷んでくると、瓦がずれてきたり、雨漏りが始まったりと大きなダメージを受ける深刻な事態に発展する恐れがあります。こういった事態を防ぐために補修が必要となるのです。瓦と瓦の隙間を、漆喰で埋めるくらいなら自分で出来そうな気がすると思われるでしょうが、漆喰の補修(DIY)はオススメしません。


どうして漆喰の補修はDIYはダメなの?


DIY補修の失敗は事態を悪化させるから


漆喰補修が正しく補修されなかった場合、劣化の進行を加速させてしまう恐れがあるため、DIYはおススメしません。

漆喰の厚みでいうと、のし瓦よりもはみ出るほど厚いと、漆喰が雨水を吸い込んでしまい漆喰自体の劣化も早まります。漆喰の裏の葺き土まで水が回ってしまえば、防水のために漆喰を塗っている意味が無くなってしまいます。

また、漆喰の厚みが薄すぎるとすぐに剥がれてしまい、葺き土が直接雨水を吸い込み雨漏りにつながります。
漆喰の厚さの調整は、経験を積んだ職人でなければ非常に難しいのです。

漆喰の瓦を接着させる役割が発揮されないと、瓦や棟部分が落下してしまう可能性もあります。通行人に怪我を負わせてしまったら大変です。
DIYに失敗して事態を悪化させないためにも、屋根の専門業者に補修してもらいましょう。


屋根の上での作業は危険だから

一般住宅の2階建ての屋根の上は6m以上の高さがあります。さらに傾斜がある屋根は、足場が安定せずにとても危険です。歩きづらいうえに、元々の屋根の汚れと補修作業で出てくる砂や塵によって滑りやすくなるため、転倒、転落といった事故につながってしまうことがあります。
また、屋根材自体の劣化が重い場合には、屋根材が脆くなっているため屋根を突き抜けて落下してしまう危険もあります。


屋根の漆喰補修方法


漆喰の補修工事は、大きく分けて2種類あります。


①漆喰詰め直し工事

漆喰の劣化症状が比較的軽い場合に用いられる補修方法です。



・古い漆喰を除去する

※既存の漆喰を、葺き土が見えるまでキレイに剥がします。ポロポロと出てきた葺き土や漆喰のカスを残しておくと滑りやすく危険です。刷毛でキレイに取り除きます。

・下地を整える

※漆喰を塗り込む葺き土の面をコテなどで平らにしていきます。下地が整ったら、漆喰の密着度を上げるために葺き土をで湿らせます。


・新しく漆喰を塗り込む

※漆喰を、屋根に合わせた厚みで均一に塗り込みます。厚さを間違えると、雨漏りや漆喰の剥がれに繋がってしまうので、熟練の技が必要になります。





②棟瓦取り直し工事

劣化の度合いが重いと、葺き土を支える力が弱くなっており瓦が外れたり棟が歪んだりしてしまいます。このような場合は、棟瓦を剥がして取り直す工事になります。棟は、のし瓦冠瓦など複数種類の瓦が使用されていて、それらの瓦をまとめて棟瓦と呼びます。


・棟部分の解体

※棟部分の瓦を撤去すると葺き土がでてきます。葺き土は、粘土なので始めは固まっていますが、年月を経るとサラサラとした砂のようになってしまい、この状態の葺き土の劣化も瓦のずれに繋がります。既存のものは全て取り除きます。


・棟瓦を積む

※瓦を積むための土台作りをします。近年では、葺き土の代わりに漆喰を使用したり、漆喰と葺き土の両方を使用して土台作りをします。


・冠瓦の設置

※棟の最上部一番上(最上部)に載せる冠瓦を設置して工事完了です。





まとめ

屋根の漆喰の補修は、簡単そうに思いますが熟練した職人の技術を要します。また、屋根の上での作業となりますので、危険を伴います。自宅の屋根瓦のズレや漆喰がポロポロ崩れているのが目で確認できた場合は、自身で補修しようとせずに瓦屋根修理ができる地元の優良業者に相談しましょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年8月19日

外壁塗装が防犯対策になるって本当??

 

外壁塗装で防犯対策?って疑問に思いますよね。

お家の防犯対策はいろいろな物がありますが、実は外壁塗装でも防犯対策に繋がります。

 

では、どうして防犯対策になるのか詳しく見ていきましょう。

 

 

空き巣に狙われやすい家とは?   

窃盗には、住人が不在の時に侵入し金品を盗む空き巣や、住人がいる際に侵入し金品を盗む忍込みや居空きと呼ばれるものがあります。

 

その中でも一戸建て住宅の被害が多く、4階建て以上の中高層住宅などの高さのあるマンションよりも狙われやすい傾向にあります。

 

   

 

狙われやすい理由

ではなぜ一戸建て住宅が狙われやすいのでしょう? 

 

【理由】

その① マンションなどに比べ、人目が少なく侵入しやすい。

その② 周囲に高い建物があった場合、隠れて死角になりやすい。

その③ 交通量が少なくひと気のない場所や、周囲から見通しが悪い場所は狙われやすい。

 

泥棒は事前に下見をして、狙いやすい家を探します。

オートロック付きのマンションはセキュリティーがしっかりしているため狙われにくく、一戸建ては窓や玄関の施錠忘れがあった場合は簡単に室内に侵入できてしまいます。 

    

 

 

被害を防ぐために必要なこと

  

警視庁が行っている防犯対策には防犯環境設定と呼ばれるものがあり、その中には『人的な防犯活動』というものがあります。

人的な防犯活動とは、地域の人々や管轄の警察官が行っている街のパトロールなどのことを示します。このような活動は、人が定期的に動いているため泥棒に狙われる可能性が低くなります。 

 

建物や公園などの整備を強化することで、犯罪の発生を防ぎ、安心安全な環境を維持することができます。

  

 

 

 

自分でできる防犯対策

 

家をきれいな状態に保つ

家の周囲の環境は防犯対策にとって非常に重要です。

家の中だけでなく、庭やガレージなど家の周囲や外観をきれいに維持することで、管理が行き届いた家だということがアピールできます。 

 

あまり手入れされていない庭や、屋根や外壁の汚れや傷みが目立っているような家は、家に対する関心が薄いと判断され防犯対策が疎かになっている印象を与えてしまいます。その結果、泥棒に狙われやすくなってしまいます。

屋根や外壁の汚れや傷みは放置せず、定期的に管理を行いキレイな状態を保つことが大切です。

 

 

家の防犯設備を強化する

窓や玄関の施錠はもちろんのこと、防犯対策として玄関や出入り口に人の出入りを感知するセンサー付きライトや防犯カメラなどを設置することをおすすめします。 

 

その他、敷地に砂利を敷くことで歩くと足音が出るので、泥棒は侵入を嫌います。

   

 

  

  

 

 

 

明るい印象を与える

泥棒は明るさを嫌う傾向があります。

外壁の色を明るい色にすることで外壁の周辺で身を隠すことが困難になり、怪しい動きをしていると周囲から目立ってしまいます。 

 

また、庭が草木で覆い茂っていると窓や玄関が見えにくくなってしまいます。

死角を作らず、常に見通しの良い明るい環境を作ることが防犯に繋がります。

 

 

 

  

まとめ

日頃から防犯対策に取り組むことが重要です。

安心して生活するためにも外壁塗装と定期的なメンテナンスを行い、泥棒から大切な家を守りましょう!

 

プラニング・Kでは屋根外壁塗装の他、住宅のリフォームを行っております。

防犯対策をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2021年8月17日

外壁塗装 台風が来る前にできる対策

ジメジメとした梅雨がようやく終わり、カラッとした天気が続いたのもつかの間、激しい雨と風をもたらす台風シーズンがやってきました。
日本は地理的要因から台風が発生しやすいため毎年各地で数多くの台風被害が報道されていますが、台風による多くの被害はその凄まじい風と大量の雨にあります。今回は、台風が来る前にできる台風対策についてご紹介します。

台風による被害で多いのは?

激しい雨と凄まじい風をもたらす台風ですが、私たちの家はその台風の被害を直に受けることになります。特によく聞く台風被害には次のようなことが上げられます。

凄まじい風による部分的破損

大きな渦を巻いて日本を縦断することが多い台風ですが、その勢力は「強い」「非常に強い」「猛烈な」台風に分類されます。天気予報で確認した時点で警戒度も異なりますが、普段では想像できない、真っ直ぐには歩けないような風の強さです。電車の遅延や飛行機の欠航等皆さんの通勤等にも悪影響を与えますが、常に雨風を凌いでいる家にも大きな影響を与えてしまいます。

例えば瓦や屋根の頂部に取り付けられている棟板金が捲れ上がってしまった、雨樋やカーポートの屋根材が飛ばされてしまった等、もしかしたら経験をされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
 どのようなお住まいにも破損する可能性はありますが、築年数が経過したお住まいは徐々に瓦がずれ始めたり釘や金具による固定が弱くなったりと、特に被害を受けやすい状態になってしまいます。

大雨による雨漏り

強風とともに大きな損害を与えるのが大雨です。強風で破損してしまった瓦や棟板金部分に強く雨が吹き込むことで雨漏りを起こしてしまう事があります。普段の雨では雨漏りが起きたことがない家でも、台風等の強風により吹き込む雨では雨漏りを起こすこともあります。普段の雨では影響を受けにくい外壁等の経年劣化が大きく関係しています。
また、ベランダやバルコニーでも降雨量が増えると排水が間に合わなくなり、防水層を傷め雨漏りを起こす恐れがあります。通常の雨と同じように考えずに万全な台風対策を取る必要があります。

台風が来る前にできる対策

強い勢力の台風が発生した場合は甚大な被害を免れない場合もありますが、定期的なメンテナンスと対策で防げるケースもあります。台風による被害を防ぐ為にどのような対策を行っておくとよいのでしょうか。

屋根の対策

屋根は強風や降雨の影響を最も受けやすい場所です。
屋根材ごとに台風対策が異なりますので、代表的な屋根材での台風対策をご紹介します。

瓦屋根

長期間使用している瓦は落下する恐れがありますので、定期的に差し替えや葺き替え、ラバーロック工法で台風等によるズレを防いでいきましょう。
※ラバーロック工法とはシーリング材を用いて瓦同士を接着させズレを防ぐ施工方法です。

瓦の並びが綺麗でズレていないか、瓦を固定する役割を持つ漆喰にひび割れや剥がれが起きていないかを定期的にチェックしておきましょう。

スレート屋根

多くの家で使用されているスレート屋根材(コロニアル・カラーベスト)ですが、薄い形状であるために劣化が進行していると台風による強風で煽られ割れてしまう可能性があります。

定期的な塗装メンテナンスを行うことは、スレート屋根材の経年劣化(ひび割れ・屋根材の吸水)を抑えることに繋がります。台風による強風に屋根が煽られ破損することを防ぐことにもなります。


外壁の対策

普段の雨では大きな被害を受けることのない外壁ですが、風が強く吹き込むような雨が降る台風となると、経年劣化に気づくことになります。屋根材同様に、外壁材にも様々な種類がありますが、雨漏り事案が多い外壁材についてご紹介します。

窯業系サイディング・ALC外壁

工場で加工したパネルを張りあわせることで短い工期で仕上げられる外壁材です。パネル間はどうしても隙間(目地)が出来てしまう為シーリング材を打設し埋める必要があります。

現在は15年超の高耐久シーリング材がありますが、新築時に使用されるシーリング材は耐用年数が5年~10年前後と長くはありません。築10年前後で塗装メンテナンスを検討される場合は、シーリング材が肉痩せ・亀裂・剥離を起こしていないか確認して新規にシーリング材の打替え工事も検討しましょう。

モルタル外壁

自由性が高く継ぎ目の無い綺麗な仕上がりが実現できるモルタル外壁ですが、主原料の都合上どうしてもひび割れ(クラック)が発生しやすい外壁材です。

ヘアクラックはどのような住宅にも発生する可能性がありますが、雨水が入り込む危険性は低いです。ヘアクラックを放置して構造クラックに発展してしまうと台風時の吹き込む雨で雨漏りを起こしてしまう危険性は高くなります。
定期的なクラック補修と塗装メンテナンスを行い、モルタル外壁の劣化を防ぎましょう。

まとめ

台風による強風や大雨は、普段の生活で問題が生じていない家の部分に破損や雨漏りなどを起こす危険性が高くなります。定期的なメンテナンスを行うことは、台風前に経年劣化による傷んだ部分を補修することが可能となり、その結果、台風による吹き込むような大雨から雨漏りを防ぎ、屋根材や外壁材の破損を防ぐことになります。10年以上、大切なお家のメンテナンスを行っていない方は、是非一度、点検をしましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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