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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2024年12月16日

ベランダが劣化してきた!どうしたらいいの?

ご自宅のベランダのひび割れや水たまり、手すり部分がサビなど気になる劣化症状が出てきてどうしたらいいのか困っている方もいらっしゃるかと思います。

その場合は防水工事が必要になり、劣化症状を放置してしまうと後々大変なことになります。

今回はベランダの劣化症状や防水工事がどのように行われるのかご紹介していきたいと思います。

ベランダの劣化症状

ひび割れ

長年紫外線や風雨に晒されることでひび割れが発生します。まずトップコートが固くなってひび割れ、さらに進行すると防水層まで固くなり、ひびが入ってしまいます。

防水層の浮き

下地と防水層の間に入り込んでしまった水分が、蒸発することで防水層が浮いてきます。

部分的に浮いている場合は、部分的に防水層を補修し、トップコートを塗り替えます。範囲が広い場合は、防水層全体の補修が必要となります。

水たまり

排水溝のつまりや防水層の劣化が激しくなると、ベランダに水溜りが発生するようになります。

普通なら雨水が溜まらないような部分に水溜りがあるなら、防水層に何らかの不具合が発生している証拠となります。

コケやカビ、植物の繁殖

コケや藻、草が生えてきたら劣化のサインです。バルコニーは日陰になる部分が多くコケが生えやすいです。

植物は根を張るため注意が必要です。また雨水が抜けずに溜まっている可能性もあります。

ベランダの劣化は雨漏りを引き起こす可能性がある

屋外にあるベランダは常に雨と紫外線のダメージが蓄積されます。ベランダの劣化を放置すると、雨水のダメージによってさらに劣化が進行し、外壁内部や室内への雨漏りを引き起こすようになります。

屋根と違い人が出入りすることが多いベランダの床は、あまり傾斜が付けられないためもともと水はけがあまり良くありません。

ベランダ床面が劣化したり排水溝周りに異物が溜まったりして水はけが悪くなると、次第に雨水が長期間床に溜まるようになります。そうなると水分が逃げにくくなり、雨漏りへと繋がります。

ベランダ防水の種類

・ウレタン防水

ウレタン防水とは、ウレタン樹脂という液体の防水材を塗布し乾燥させて防水層を作る塗膜防水のことです。

既存防水層の上に付帯設備が設置されている複雑な形状に対応できます。耐用年数は10~15年となります。

・FRP防水

FRP防水とは、液体のポリエステル樹脂に硬化剤を加えてガラス繊維などで補強・一体化した塗膜防水です。

耐衝撃性・耐摩耗性に優れて軽量であるといった特徴があります。耐用年数は10~15年となります。

・シート防水

シート防水は、防水シートを敷き詰める工法です。シート防水には複数の種類がありますが、住宅のベランダに使用されることが多いのは「塩ビシート防水」です。

塩化ビニールシートは耐久性・耐摩耗性が高く、最低限の下地処理で施工が可能なため、短い工期で完成します。

ウレタン防水の手順

①高圧洗浄

下地が平滑でキレイになるよう、高圧洗浄機で汚れを落としていきます。

②下塗り

下塗りを行うことで、ウレタン防水が下地に吸収されるのを防ぎ、密着性を高めます。

③中塗り、上塗り

コテやローラーを使用し、ウレタン防水を塗布します。中塗りが乾いたら、同じ工程で上塗りをします。

④トップコート

最後に、紫外線などから防水層を守るトップコートを塗布して完成です。

まとめ

ベランダが劣化してきても、「少々の傷みだから」といって放置していると、雨漏り発生の原因となり、のちのち大きな工事をしなければならない可能性も出てきます。

劣化や気になることがあれば小さなうちに相談、修繕しておきましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年12月5日

何度も繰り返す雨漏り対策!

「ついこの前補修したと思ったのに、もう雨漏りしている・・・」、「雨の時期になると雨漏りが再発する・・・」1回の雨漏りでも不安になってしまうのに、くりかえす雨漏りには本当に困りますよね。

今回は雨漏りが再発するケースと対策をご紹介します。

繰り返す雨漏りの原因

・施工不良

雨漏り補修を行う場合、正しくない工程や手抜きを行ってしまうと、一瞬雨漏りが止まったとしても時間が経つと同じ場所から雨漏りすることがあります。

雨漏りしている箇所の隙間をやみくもに埋めてしまうと、逆に雨漏りを悪化させてしまうこともあります。

・原因が分かっていない

雨漏りの原因を把握することは、専門業者であっても難しいことがあります。

原因の特定が不十分のまま勘で雨漏りの修理工事を始めてしまうといったケースもあり、注意が必要です。

・建築構造の理解不足

木造建築とコンクリート建築の構造的な理解がないと、雨漏りの原因を突き止めるのは難しいです。

たとえば、木造建築の場合は、基本的に真上が雨漏りの原因となりますが、コンクリート建築や鉄構造の場合は、雨水が浸入位置から横に移動することが多いことがあります。

・経年劣化

家が経年劣化すると、屋根や外壁の材料が劣化し、隙間が生じやすくなります。

劣化した箇所が複数存在すると、修理しても他の弱点から再び水が浸入するリスクがあります。

対策

原因特定

何よりもまずは正しく調査による原因特定をして現状の把握をすることが第一優先事項となります。

水を撒いて雨漏りしている箇所を目視で確認する「散水調査」、赤外線カメラで建物の浸水している所を探す「赤外線調査」などを行い、雨漏りの原因の特定をしましょう。

適切な工事

原因が分かれば、それに応じた修理方法をする必要があります。

たとえば、浸入口が複数ある場合は、局所的な修理ではなく、範囲を広げた全面的な修理が必要になることもあります。

優良業者に補修してもらう

雨漏りの調査能力と修理能力の高い専門業者を見つけることです。

実は雨漏りの原因を突き止めるには、慣れた職人にとっても非常に難易度が高いものです。そのため不慣れな業者に依頼することで、二次トラブルを生むリスクがあります。

雨漏りを放置すると…

雨漏りが繰り返すからといって雨漏り修理せず、放置してしまうと、雨漏りがどんどん進行し、家の価値が下がるほか、後々多額の修理費用が必要になってしまうケースがあります。

また、カビなどが発生して住んでいる人やペットの健康にも悪影響を与えます。カビは湿度の高いところに発生します。人体に悪影響を及ぼすカビはカビ毒と呼ばれ、300種類以上あります。

咳、頭痛、呼吸困難などをはじめ、アレルギー感染症になるケースもあるので、くれぐれも雨漏りは放置しないようにしてください。

まとめ

雨漏りが何度も再発するのは、原因箇所を特定できていない、もしくは適切に施工できていないからです。雨漏りの原因はたくさんあり、いたるところに雨漏りリスクが潜んでいます。

繰り返す雨漏りには、きちんと原因を調査し、適切な工事を行ってくれる業者に修理を依頼しましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年9月5日

雨樋、こんな症状ありませんか?

雨樋は雨水をスムーズに地上に排水してくれる雨樋は、どの住宅にも必ず設置されている装置です。

これらはお家の立地や環境、自然災害の影響で劣化時期が変わり耐用年数に差が出ます。雨樋の劣化症状は下から見ていても分かりにくいですよね。

今回は雨樋の劣化症状、メンテナンスについてご紹介します。これから台風が多くやってくるのでその前に雨樋のメンテナンス・点検を行いたい、という方必見です。

雨樋とは

雨樋は屋根から流れてくる雨水を受け止め、寄せ集めて地面の排水溝に排水する役割があります。

雨樋がなければ、雨水は屋根からそのまま地面へと落下するので、水溜まりができ、雨水の跳ね返りで建物や建物周辺を汚してしまいます。

雨樋には雨水を排水溝へと流し調整してくれるのです。雨樋とは総称であり、これらを構成する部材一つ一つに名称があります。

主要なものとして、軒樋、竪樋、集水器があります。

雨樋の劣化症状

色褪せ

色あせは見た目で分かりやすい症状です。色褪せは紫外線による劣化が進んでいて、いずれ割れていきます。

塗装し、塗膜で保護することで劣化を遅らせることができます。

部品の劣化、サビ

雨樋を支える部分が劣化すると、緩んで外れたり、金属の場合は錆びて取れたりします。樋を支えられなくなると上下に次々と歪みが出て破損してしまいます。

つなぎ目のずれ

各部材を繋いでいる接続部が割れたり外れたりなどの不良を起こすことがあります。

主な原因は経年劣化や、風によって軒樋が動き、継ぎ手部分に隙間ができることによるものです。

接続部の不良によって水漏れが発生すると、建物に影響するだけではなく、地面に落ちる雨水の音が騒音になることもあります。

樋の歪み

雨どいは、台風や大雨、大雪などの影響で歪んでしまうことがあります。台風直後に軒樋が飛ばされたということもあるようです。

歪みが起きてしまうと、傾斜不良が発生し雨水をスムーズに流すことができません。

詰まり

雨樋に落ち葉や木の枝、砂やホコリなどが溜まることがあります。雨樋は高い位置に取り付けてあるため、下からは見えにくく詰まりに気付きにくいです。

そのままにしておくと徐々に異物が増え続け、雨樋の横から雨水があふれてしまいます。

その結果、雨水が外壁をつたってしまい外壁材を傷める原因になってしまいます。

メンテナンス方法

・塗装

雨樋を塗装することで、経年劣化による色あせが目立たなくなります。

塗装によって耐久性が上がるわけではありませんが、劣化している雨樋が悪目立ちして建物全体のバランスが悪くならないように、 外壁塗装の際は雨樋の塗装も一緒におこなうのがおすすめです。

・部分交換

雨樋はいくつかの部材で構成されているため、破損や歪みなどが各部材で起きている場合は部分的に交換することができます。

また、軒樋に隙間がある場合は、コーキングなどで塞ぐことで補修することができます。

・交換

雨樋の劣化がひどい場合や雨樋の耐用年数を過ぎている場合は、全交換をすることになります。雨樋の交換をする際は足場が必要になり、足場代がかかってしまいます。

そのため、外壁塗装や屋根工事の際に一緒におこなうことで足場代が1回で済むため、塗装工事と併せておこなうことがおすすめです。

まとめ

雨樋の塗装は美観と耐久性の向上に効果があります。できれば外壁塗装を行う際に雨樋の塗装をすることをおすすめします。

一方で、雨樋の破損や歪みなどの不具合は、塗装では直せません。雨樋の外れ、水漏れ、オーバーフロー等は塗装ではなく、雨樋の修理・交換等を行いましょう。

劣化症状に適した補修方法を提案してくれる業者に工事を依頼し、台風や大雨などで大切なお家が被害に遭わないように心がけましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年8月19日

ゲリラ豪雨に備えよう!雨漏りしやすい箇所とは?

台風、ゲリラ豪雨、線状降水帯などの大雨による自然災害は、各所に大きな被害をもたらします。

近年では、気候変動の影響により頻度や勢力が、今後増加する可能性があるとも言われています。

特に建物においては短時間で大量かつ勢いのある雨が降ってしまうため屋根の排水が間に合わず、雨漏りが発生するケースが多くあります。

今回は、ゲリラ豪雨が発生しても雨漏りにならないメンテナンス方法をご紹介していきます。

大雨の頻度

台風やゲリラ豪雨、線状降水帯は、非常に激しい雨をもたらす気象現象です。

気象庁の観測データによると、「大雨の年間発生回数は1980年頃と比較して、おおむね2倍程度に頻度が増加している」といいます。

地球温暖化の進行に伴い、大雨や短時間に降る強い雨の頻度は今後さらに増加すると予測されており、台風や豪雨による被害発生リスクが高まっています。

雨漏りしやすい箇所

シーリング

雨漏りというと、屋根から雨が落ちてくるというイメージされる方が多いと思いますが、実際には経年劣化によって発生した僅かな隙間から雨水が侵入し、天井や壁にシミが出てくるというケースが大半です。

特に多いのがシーリングの劣化です。シーリングは外壁材と外壁材の繋ぎ目や、窓やサッシに生じる隙間を埋めるために使用されているゴム状の素材のものです。

シーリングの寿命は5~10年程で、上記の写真のように劣化したシーリングは弾性がなくなり、ひび割れや隙間、剥離などの劣化を引き起こし、雨水の侵入経路となります。

屋根材・防水シートの劣化

屋根材が経年劣化によってひび割れやズレが生じていると、そこから雨水が侵入してしまう恐れがあります。

また、棟板金を固定している釘が経年劣化によって浮いていたり抜けていたりすると、そこも雨水の侵入経路になってしまう可能性があります。

仮にひび割れやズレが発生していたとしても、屋根材の下には防水シートが敷かれているため、多少の雨であれば食い止められますが、防水シートが劣化していると雨を防ぎきることができず、雨漏りとなってしまいます。

事前にやっておきたいメンテナンス

・屋根

定期的に瓦やスレートの割れ、ひび、ずれ、めくれ、はがれなどがないか点検依頼をしましょう。劣化が見つかった場合は修繕をしておきましょう。

また、アンテナ類が傾いたり、飛んだりしないようにしっかり固定しておきましょう。

・外壁

定期的な塗替えのメンテナンスを行い、外壁のひび割れ、すき間、腐食などがないか確認しましょう。

また、シーリングがひび割れ等で劣化しているようであれば、業者に依頼し、打ち替えを行いましょう。

・雨樋

継ぎ手のずれやはずれ、腐食などがないか外壁や屋根に固定されているか確認しましょう。

枯れ葉やゴミがたまるのを防ぎ、雨水がスムーズに排水できるよう、防護ネット等を設置しておくと良いでしょう。

大雨で被害に遭ってしまったら…

ゲリラ豪雨は、時に私たちの住む家に甚大な被害をもたらします。もしも被害にあってしまった時は、火災保険があなたを助けてくれるかもしれません。“火災”という名称からつい忘れがちですが、実は火災保険は“水災”にも適用されます。

雨漏りに関しては、建物の老朽化によるものと判断され補償の対象外となる場合が多いようですが、暴風雨によって屋根が破損するなど自然災害が直接の原因となる場合は対象となる可能性もゼロではありません。

被害にあう前にご自身が加入している保険の内容を確認しておきましょう。

まとめ

屋根や外壁のメンテナンスなど、本格的なゲリラ豪雨や大雨対策には、専門的な知識や技術が必要なものが多いです。

危険を伴う作業もあるため、自分で対処するのが難しいと感じたときには、専門事業者へ依頼しましょう。

大切な住まいを守るため、定期的なメンテナンスに努めるとともに、家の状態や住んでいる地域に応じて本格的なゲリラ豪雨・大雨対策を行いましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年7月11日

防水工事って本当に必要?

防水工事の必要性について考えたことはありますか?雨漏りや水漏れなど、生活に支障をきたした場合は業者に連絡をする方が多いと思います。

しかし、そうでない場合は、気にする方はあまりいないのではないでしょうか。雨漏りや水漏れは、目に見えて現れないと気付きません。

防水を施している場所に異常が見つからなくても、時間の経過とともに劣化している可能性もあります。

そこで今回は防水工事の必要性についてご紹介していきます。

防水工事はなぜ必要なのか

建物は経年劣化や紫外線、雨風によってひび割れや雨漏り、腐食などの被害によって寿命は短くなり、建物内の物などに影響を与えます。

他のダメージとしては沿岸部などを中心とする、潮風による塩害や湿気による外壁へのひび割れから雨漏りや腐食といったケースもあります。

こうした建物の劣化に際し、耐久性や防水性を高めるために外壁塗装やひび割れの修繕工事、特殊シートを使用して防水工事を行う必要があります。

防水工事は、雨漏り防止の工事だけではなく、外壁や屋根等の劣化箇所の補修や防水性を高めるための塗装など、住宅に様々な内容が含まれているのです。

防水工事が必要な箇所

陸屋根

屋根全般的に防水工事は必要ですが、特に陸屋根は防水工事必須です。陸屋根とは、勾配がなく真っ平な屋根を指します。

微妙な勾配こそつくられていますが、水が溜まる可能性が高く雨漏りのリスクは一般的な屋根に比べて高いと言えます。

ベランダ・バルコニーの床

ベランダやバルコニーの床は、一般的に四方が壁に囲まれており、勾配がほとんど付けられていません。

さらに、内側は日当たりも悪く、一度水が溜まってしまうとなかなか乾きにくいため、防水工事が必要な箇所です。

外壁

雨漏りは、屋根や天井だけではなく外壁が原因のことも多いです。耐久性に優れている外壁であっても年数が経つごとに劣化していきます。

ひび割れや塗装の剥がれなどの劣化を放置し、外壁の内側にある防水シートが雨水で濡れてしまうことで、ダメージを受けます。

防水工事が必要な劣化症状

以下のような症状がある場合、修繕を検討しましょう。

・雨漏りしている

すでに雨漏りしている場合は、防水層が劣化しており、早めに対策をしないと内部の修繕が必要になる可能性もあります。

・水たまりができている

水がたまったままの状態だと防水層が劣化します。また、排水機能に問題がある可能性があります。

・塗装の剥がれ・ひび割れがある

剥がれやひび割れがあるとそこから水が侵入して防水層の内側に入り込んでしまいます。

塗膜と下地の間に水が溜まってしまうことで、塗膜が膨れ、最終的には防水層ごと剥がれてしまい、雨漏りの原因となります。

防水工事を行うメリット

・建物の寿命を延ばすことができる

防水工事をすることで、雨漏りや水漏れなどが起こらなくなるため建物が傷みにくくなります。

耐水性も上がるため建物の内部に水分が入り込みにくくなり、腐食なども起きづらくなるため建物の寿命を延ばすことに繋がります。

・カビやダニ、シロアリが発生しにくくなる

カビやダニ、シロアリは湿気が多い環境を好みますが、防水工事をすることで室内に雨漏りや水漏れがしなくなるため、発生しにくい環境を作ることができます。

住宅を痛めてしまうだけでなく、住む人の健康面にも影響を及ぼすため防水工事を行っておくと良いでしょう。

・台風や梅雨の時期も安心

建ててから年月が経っている建物の場合、台風や強い雨風が吹いていると雨漏りが心配になりますよね。

防水工事をしておけば、これからくる台風シーズンも安心して室内で過ごすことができます。

防水工事が必要なタイミングが分かり事前に対策ができるため、定期的にチェックやメンテナンスはしっかり行いましょう。

まとめ

防水工事は建物の寿命も延び、快適に過ごすことができるようになるため、必要不可欠な工事です。

住宅に住む人の健康面にも影響してくるため、防水工事を定期的に行い安全で安心できる建物にしましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年5月23日

窓廻りのコーキング劣化

急な強い雨の日に『窓から雨漏りがしているかも』と窓枠などから雨漏りした経験はありませんか?その雨漏れの原因は、サッシのコーキングの劣化かもしれません。

コーキングは、サッシと外壁との隙間を埋めており、防水性やクッション性を保つ役割があります。コーキングが劣化してしまうと、外壁との間に隙間が出来て雨漏りを起こしてしまう事があります。

今回は、窓枠からの雨漏りについてご紹介していきます。

サッシが雨漏りする原因

窓は、四方のサッシによって外壁にしっかりとはめ込まれています。このサッシは外壁内部にある木材に取り付けられており、設置の際には雨風の浸入を防ぐための防水テープや防水紙などが使われています。

一番外側の外壁材を施工した後にはサッシとの境目にコーキング材が充填されます。こうして窓は、雨が浸入してくる隙間を作らないように施工されています。

窓近くの屋根

屋根が近くにあると、雨漏りが窓枠から起こってしまう事があります。屋根の境界部分にひび割れなどがあったり、穴が開いていたりすると、壁の中を伝い窓枠から雨漏りがしてしまいます。

外壁のひび割れ

外壁が劣化してしまうとヒビ割れが起きている事があります。 ヒビ割れから雨水が壁の中に入り込み、窓枠を伝って雨漏りを起こす事があります。

コーキング

コーキング材は紫外線によっても劣化します。

窓は当然のように日当たりの良い場所に作られるため、紫外線による劣化が進みやすくなります。

コーキングが割れたり剥がれたりして、隙間ができると、そこに雨が染み込みこみ、下地になっている防水紙や防水テープにもダメージを与えます。

さらにそこから入り込んだ雨水が、雨漏りとなってしまいます。

補修方法

コーキング補修

サッシや庇周り、換気扇周りなどのコーキングが劣化している場合は、コーキング補修を行います。

コーキングは、一度全て撤去してから充填しなおす“打ち替え”が一般的ですが、撤去の際にサッシを傷つけてしまう恐れもあるため、場所によっては上から増し打ちをする場合もあります。

また、サイディングボードの目地が劣化している場合もコーキングによる補修を行います。

外壁補修

外壁材のひび割れや破損が原因の場合には、コーキングやモルタルなどで補修する必要があります。

ひび割れや破損が起こっているということは外壁材そのものが傷んできている可能性があります。外壁の塗り替えも同時に行えばこの先も安心ですし、補修の跡も目立たなくなります。

応急処置

サッシから水が染み出てくる、上辺から水が垂れてくる、といった場合は雑巾や新聞紙で水を吸い取るようにしましょう。

濡れたらこまめに替えることも大切です。市販の吸水シートやペットシートがあれば、水を多く吸ってくれるので安心です。

サッシの雨漏りはDIYできる?

根本的な雨漏り解決はDIYでは難しいです。雨漏りは、どこが発生源か判断が難しい場合もあるからです。

雨漏りが別の場所から発生しているのに、窓枠からと誤解してしまう可能性もあります。

応急処置で一旦雨漏りが止まったら、その間に業者に依頼してしっかりと修理してもらいましょう。

まとめ

雨漏りは、屋根だけでなく窓枠からも発生します。結露と見間違い、発見が遅れる可能性もあります。

たとえ少量の雨漏りでも、長期間続けば周囲の壁が腐食しやすくなり、家そのものの寿命も短くなってしまいます。

雨漏りは放置しておくほどに、修理が大がかりになって修理費用もかさみます。雨漏りかな?と思ったら、できるだけ早く業者に検査を依頼しましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2024年4月4日

雨漏りはベランダが一番多い?!

雨漏りの原因は、実はベランダやバルコニーが多いってご存じでしたか?屋根が劣化して雨漏りするイメージが多いので意外に思われる方が多いかもしれません。

ベランダは紫外線や雨の影響を直接受けて劣化しやすいため、メンテナンスを怠っていると雨漏りが起こりやすい場所となっています。そこで今回は、ベランダ雨漏りの原因や修理方法をご紹介します。

ベランダが雨漏りする原因

・排水溝にゴミが詰まっている

ベランダの排水溝に落ち葉や砂などのゴミが溜まっていると、雨水が流れてきてもうまく排水できません。

この状態が長く続くと雨水は行き場を失い、ベランダにできたひびなどに入り込んでしまいます。そのひびから建物内部に侵入し、最終的には雨漏りを引き起こします。

・劣化箇所から雨水が侵入

ベランダに施されている防水加工が劣化し、経年劣化などでひび割れるとそこから雨水が侵入します。

その隙間から雨水が侵入することによって内部が侵食、雨漏りとなってしまうことがあります。

・腰壁から雨水が侵入

腰壁とはベランダからの落下防止のためにある手すり壁です。主にこの腰壁の上に固定されている笠木の隙間が原因で雨漏りしてしまうケースも少なくありません。

素材は金属でできており、耐久性は高いのですが、笠木同士の継ぎ目部分に隙間があります。この隙間から水が入り込み、最終的には雨漏りになるケースがあります。

対策

ベランダの掃除

ベランダのゴミを掃除しないままにしていると、ゴミが排水管に入り込み、外部から取り除くことが難しくなります。

ベランダの排水溝にはゴミ受けがないため、ゴミがどこかで詰まってしまうと自力で解消することができなくなってしまいます。

そのため、ベランダや排水溝にゴミが溜まっていたら、こまめに取り除くようにしましょう。

10年に一度は防水メンテナンスを行う

ベランダに施してある防水施工は時が経つにつれて劣化してしまいます。防水施工は10年に1度は塗り直しなどのメンテナンスをするのが理想とされています。

もしもう10年以上何もしていない、ベランダの防水面にヒビが入っているなどの現象が見られるという場合は早めに対処しましょう。

メンテナンス方法

シーリング

ベランダのひび割れはシーリングで補修します。しかし笠木と外壁材の間までシーリング材で埋めてしまうと、かえって外壁材の腐食を引き起こしてしまいます。

住宅には確保しなければならない隙間が存在しますので、補修方法に不安を感じる方は DIY で行わず、必ず専門の工事業者に相談しましょう。

防水塗装

シーリング補修後に塗装メンテナンスを行います。ウレタン樹脂塗料を使用したウレタン防水塗装を行うのがほとんどです。

外壁材に部分的な黒ずみ、腐食がある場合は内部から浸水している可能性もありますので、笠木の劣化・水切り板金の確認を同時に行いましょう。

鉄製手摺の交換

錆びて穴が開いてしまったスチール手摺は、補修するよりもアルミ手摺への交換をお奨めします。今後何度もメンテナンスや修理を繰り返すよりも、結果的にお得になります。

まとめ

今回は代表的なベランダからの雨漏りの対処法をご紹介しましたが、雨漏りの原因は様々で、他にもたくさんの原因があります。

大切なことはきちんと雨漏りの原因を調べて、適切な修繕を行うことです。そのためには、雨漏り修理の経験豊富な業者に依頼して、詳細な調査を行うことが不可欠です。

きちんとした調査を行わない業者に依頼してしまうと、雨漏りを何度も修理を繰り返すばかりで、時間とお金の無駄になることにもなりかねません。そのため、信頼できる業者にできるだけ早く相談するようにしましょう。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年10月2日

防水工事は必要?

「外壁塗装と同時に防水工事を勧められたが、防水工事って本当に必要?」そんなお困りの声をよく耳にします。外壁塗装などのメンテナンスは美観や耐久性維持の目的で必要なものと理解はできますが、ベランダ・バルコニー、屋上などの防水工事となると、本当に必要か不安になりますよね。

「防水工事をする必要はないのに、見積書に書かれているのでは?」「本当に今、防水工事をしないとだめなの?何年か先でよいのでは?」という皆様の疑問やご不安を解決します。

防水工事と外壁塗装を同時にする理由

ベランダの防水機能が発揮できる期間は、一般的なものだと5~10年が平均です。外壁塗装も、一般的に10年程度が塗替えの目安となります。ベランダの防水工事は、5年に一度行うのが理想的です。

外壁塗装の寿命が10年だとすると、5年に一度防水工事を行えば、2回に1回は同時に工事を行うことができます。外壁塗装と防水工事をバラバラに行うと何度も業者に工事を依頼する必要があり、時間と手間がかかる他、費用の負担も大きくなります。

そのため外壁塗装と防水工事を同時期に行うと、工事を一度に終わらせることができ、時間と手間を最小限に抑えることができます。

防水塗装の重要性

水は住宅を劣化させる原因の一つです。木造建築の場合は、家を形作っている柱や梁を腐食します。これにより、家全体の耐久性や強度が減少してしまいます。家の壁には断熱材も含まれおり、水の侵入により断熱材が劣化する可能性が高くなります。

また、コンクリート製の建物でも雨により腐食が生じます。コンクリートが剥がれ、鉄骨に錆やカビが生じます。これらも建物の耐久性を低下させる原因となります。

家を支える柱が傷むと地震や台風があった場合、家が倒壊する危険性が高くなります。建物に長く住むには「水」による劣化を防ぐ防水工事はかなり重要です。

防水工事の目安

雨漏りを防ぐためには、適切なタイミングでメンテナンスを実施しなければなりません。そのためには、劣化が進行しているサインを見逃さないことが重要になります。以下のような症状がある場合は防水工事を検討しましょう。

・防水塗装のひび割れ・剥がれ

・コケやカビの繁殖

・雨水がたまる

・手摺などの劣化

・ベランダ下の雨染み

防水塗装の種類

ベランダなどで施されている防水構造を大きく分けると、

・シートを使って防水層を作るもの…シート防水工法、アスファルト防水工法

・塗料で防水層を作るもの…ウレタン防水工法、FRP防水工法

があります。ベランダの特徴や劣化症状により、推奨される防水工法が違うので、工事価格を安くしたい、確実に防水したい、などというご要望がある場合は、施工業者としっかり話し合いましょう。

防水工事のDIYはおすすめできない

ご自身で防水工事を行おうとお考えの方がいらっしゃるかもしれませんが、それはおすすめできません。防水塗装は工務店や塗装業者ですら対応していないことがあり、防水工事の工法によって業者も細分化されているほど、専門性の高い分野になります。

失敗すると即雨漏りに繋がるリスクがあり、建物に大打撃を与えてしまう可能性があるため、ご自身でのDIYはやめておきましょう。

まとめ

ベランダやバルコニーは外壁や屋根に比べると、点検や劣化を見落としがちな箇所ですが、雨や紫外線に晒されている屋外設備です。そのため定期的な点検を行わなければ、建物の耐久性低下につながる様々な劣化症状を引き起こしかねません。

塗装工事や防水工事などのメンテナンスは、雨漏りや木部の腐食を未然に防ぎ、家を長持ちさせるために重要な工事です。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年9月7日

ベランダ・バルコニーの防水工事

ベランダやバルコニーは紫外線や雨の影響を受けやすいため、定期的に防水工事をする必要があります。しかし、雨漏り等が起きているケース以外は、「塗装のついでに…」という感覚で補修工事を検討される方が多く、屋根材や外壁材よりもメンテナンスの重要性が低いと思われている印象を受けます。

今回はベランダやバルコニーが劣化してしまうとどのようなトラブルが起きるのか、どのような防水工事があるのかご紹介していきたいと思います。

ベランダとバルコニーの違い

2階建て戸建住宅の場合、一般的に2階にバルコニーあるいはベランダがあります。バルコニーは屋根が無い室外スペースで、ベランダは屋根がある室外スペースのことを指します。屋根の有無もそうですが、バルコニーやベランダが住宅に対してどのように造られているのかをチェックしてみてください。

ベランダやバルコニーが外壁よりも張り出していますか?居室の上にあり、外壁から張り出していない形状でしょうか?その違いで雨漏り発生箇所によるリスクも大きく異なります。

下に居室がある場合は注意が必要

バルコニーの直下にリビングなどの居室(室内空間)がある場合、雨漏りには特に注意が必要です。理由は、バルコニーの下には建物を支える構造材があるからです。

特に2階床を支える重要な構造材が隠れています。雨漏りの水が構造材に達すると木材は腐朽をはじめ、木材の断面積が小さくなり構造耐力が減少していきます。

地震時などにより構造木材に強い力が加わり、木材が割れたり裂けたり折れたりして、建物が傾いたり、最悪の場合、建物の倒壊にいたる危険があります。

防水工事の種類と耐用年数

FRP防水

FRPとは、「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称です。プラスチック素材の中でも衝撃性に強く、耐水性や成形性が良いことから、ベランダの防水層だけでなく、様々な部分にも使用されています。

しかしFRPは紫外線に弱く、劣化してひび割れてしまうことがあります。耐用年数は10~15年ですが、5年に1度のトップコートの塗り替えを怠らないことが重要です。

ウレタン防水

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗布する工法です。材料が化学反応を起こして硬化すると、弾性のあるゴム状の防水層が出来上がります。

狭い場所や複雑な形状をした箇所でも、継ぎ目のない完全な防水膜を形成できるのが特徴です。耐用年数は10~15年です。施工にはムラなく均一に塗装をする技術が必要です。

塩化ビニルシート

塩化ビニール樹脂シートを使う場合は、既存の防水材の上から施工することが可能です。下地に直接貼り付ける「接着工法」と、等間隔に置いた円盤やディスク板に熱溶着を行う「機械固定工法」で施工するのが一般的です。

まず、塩化ビニールは紫外線や熱に強いため、耐用年数も10~20年と長いです。耐候性に優れており、強い日差しが当たるベランダやバルコニーへの施工に非常に適しています。耐摩耗性もあり、普段の生活では防水層に穴があきにくいという良さがあります。

まとめ

雨漏りは住宅へ甚大な被害をもたらすことがあります。特にベランダ等は劣化が起こりやすく、雨漏りに繋がりやすい箇所です。また、ベランダやバルコニーが外壁より外側にあるか内側にあるかで雨漏りを起こした際の住宅への影響は異なります。

どちらにしても雨がかかるスペースですので、定期的な点検とメンテナンスを心がけましょう。業者とよく相談をして、ご自宅のベランダやバルコニーに合った施工方法で防水工事を行うようにしましょう。

カテゴリ:塗装工事, 防水

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年6月1日

防水工事の適した季節

「ベランダや屋上の防水工事をしたいけど、いつやればいいのか分からない…」「防水工事に適した季節はいつなの?」とお悩みの方、いらっしゃいませんか?

ベランダやバルコニー、防水などのメンテナンスはやらなければいけないと分かっていますが、つい後回しにしてしまいがちです。しかし、防水メンテナンスは適切な時期を逃してしまうと雨漏りが発生し、多額の工事費用がかかってしまいます。

そこで今回は防水工事の適切な時期やメンテナンス時期を逃した際の危険性についてご紹介していきます。

防水工事に適した季節

防水工事に適した季節は春か秋です。冬場は防水塗料が乾く前に凍結したり、結露、降雪の可能性があり、夏場は猛暑や台風があり、心配事が多く予定通りに工事が行えない可能性が高いので避けたほうが良いです。

ただ、夏や冬でも天候に気を付けて工事を行えば、問題なく工事を行うことができます。また、春や秋でも雨や台風で工事ができない場合もあります。どの季節でも予定通りに絶対進、というような工事はありませんのでご注意ください。

メンテナンス時期のサイン

チョーキング現象・色褪せ

紫外線により表面が焼け、新築時よりも色が褪せてきます。これは劣化の初期症状であり、チョーキングや色褪せを見つけたら早めのメンテナンスを行いましょう。

ひび割れ

紫外線によって表面のトップコートがひび割れてしまいます。表面のひび割れであれば多少は大丈夫ですが、放っておくと雨漏りなどの深刻な問題になります。

膨れ

過去に防水工事を行った場合に発生しやすい劣化症状です。前回の工事の際、内部の水分が乾ききる前に防水工事をしてしまうと、湿気で表面が膨れ上がってきます。

劣化症状を放置すると…

劣化症状を放置したりメンテナンスの時期を逃してしまうと、さらに状態が悪化します。最悪の場合、劣化した防水層から雨水が染み込み、雨漏りを引き起こします。

さらに内部まで水が浸透してしまうと柱の錆や腐食が起こり、建物自体の耐久性が失われてしまいます。内部の工事も行うとなると工事費用も高額になってしまいます。劣化症状を見つけたらすぐにメンテナンスを行いましょう。

防水工事の方法

①ウレタン防水

もっとも一般的な方法で、液状のウレタン樹脂を使用し、複数回塗ることで繋ぎ目のない防水層を作ることができます。

②FRP防水

FRPとは、繊維強化プラスチック(Fider Reinforced Plastics)の略称です。そのFRPでできたシートを機やコンクリートで作られた床の上に敷き、その上から樹脂を塗って硬化させる方法です。高い防水効果を得られることができます。

シート防水

塩化ビニールや合成ゴムでできたシートを貼る防水工事です。広い面積で一度に防水処理をすることができるため、屋上防水に用いられることが多いです。

まとめ

ベランダや屋上からの雨漏りの原因としては、建物の破損や腐敗が考えられます。劣化や雨漏りに気づいた時には、すぐに業者に来てもらい、点検を行ってもらいましょう。

また、梅雨の時期に快適に過ごすための計画を立てるのも良いでしょう。塗装工事は基本、どの季節にも行うことができますが、春に防水メンテナンスをしておくと、梅雨や台風の時期お安心して過ごすことができます。

これから梅雨に入るので、雨漏りしないようベランダやマンションの屋上などを確認することをおすすめします。

カテゴリ:防水

ブログ執筆者:プラニング・K

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